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スラン星人

すらんせいじん

スラン星人とは、『ウルトラマンマックス』および『ウルトラマンX』に登場する宇宙人である。
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データ

  • 身長:2m~51m
  • 体重:69kg~2万8千t
  • 別名:高速宇宙人
  • 出身地:スラン星
  • CV:川津泰彦(マックス)、松本健太(X)


概要

「地球は美しい星だ。だから我々スラン星人の第二の故郷にすることを決めたのだ。
 この星の人間は大地を、空を汚し続ける。星の悲鳴が聞こえないのか」

第4話「無限の侵略者」に登場。
ウルトラマンマックス』本編に初めて登場した宇宙人で、地球人環境破壊を口実に地球侵略を企てた。しかしいざ行動を開始するとバンバン光線を打ちまくって委細構わず暴れ回るなど、実際はただ口実が有ればよかったのかと思われる。
昆虫のような頭部に鋏のような形状の短剣が付いた両腕と、バルタン星人を意識したデザインになっている(後に本当にバルタン星人が登場することになるが、それはまた別のお話)。

野球スタジアム円盤同化させて潜伏し、スタジアムの警備員変身調査にやって着たDASHトウマ・カイトとコイシカワ・ミズキ両隊員を襲撃して捕獲し、円盤による攻撃を開始しようとした。

高速宇宙人という肩書通り超スピードで移動することが可能で、それによって残像を作り出し、それに惑わされた相手を短剣の付いた両腕から発射する怪光線や反重力光線で苦しめる分身殺法を得意としている。

宇宙船内でカイトとミズキに倒され、円盤がDASHの攻撃で破壊されると巨大化。上記の能力でウルトラマンマックスを苦しめたが、マクシウムソードで分身を切り裂かれ、残った本体もマクシウムカノンを受け爆死した。

序盤に登場した敵ながら、最強最速を謳うマックスをスピードで翻弄した事から、最強最速の座を真っ先に脅かした敵と言っても過言ではない。

決戦!ウルトラ10勇士!!

2015年3月14日公開のギンガS劇場版『決戦!ウルトラ10勇士!!』にもエタルダミーとして登場。映像作品の出演は10年振り、しかもマックスオリジナル怪獣初の再登場となる。(正確にいうと『ウルトラマン列伝』第93話にゲスト出演したタイニーバルタンの方が先と言えば先だが、完全オリジナルはコイツが初。)

時空城の第二階層にてマックスと激突。しかし分身能力で翻弄するも、あの時と同じようにすぐにマクシウムソードに分身を斬られ、ギャラクシーソード(!)であっという間に真っ二つにされてしまった。

登場の経緯

他のウルトラマンに関係する敵・エタルダミーラスボス因縁の相手合体怪獣という中で、物語の超序盤に出現した宇宙人と、かなり浮いたチョイスとなっている。
実際、他の敵はウルトラマンと互角に戦ったのに対して、こいつは割とあっさり倒されていた。

バトルまんが 決戦!ウルトラ十勇士!!


どうしてスラン星人が選ばれたのかというと、マックスオリジナル怪獣の着ぐるみがほとんど残っていない、残っているものも、(アトラク用としてはともかく)映像作品では使えないほど劣化しているか、劣化していなくても宇宙化猫タマ・ミケ・クロのように敵役として適さないものしか使えない状態であったのである。
スタッフが悩みに悩んだ末、スラン星人の着ぐるみが保存状態の良かったことを運よく思い出し、やっと見つけ出したのである。

10勇士のパンフレットにて坂本浩一監督はゼットンが、脚本家の中野貴雄はツイートにてラゴラスエヴォが候補として上がっていたことを語っており、それぞれ「平成集合作品にてマックスオリジナル怪獣でない昭和怪獣は適さない」「着ぐるみの劣化が激しかったため」という理由で没になったことが明かされている。
もし着ぐるみの劣化がなければラゴラスエヴォギガバーサークが選ばれていたかもしれない。

マックス「言いたくないけどスラン星人で良かった」


そういう意味ではとてもラッキーである。マックスにとっても

マックス以外も、ギンガ登場のファイブキングと戦う平成三部作(当然ながら当時の着ぐるみは現存しているものも劣化が激しい)、和解がテーマで決まった敵が出しにくく殆どの着ぐるみが改造され同映画でエタルダミーが存在しなかったコスモス、作中の都合でオリジナル怪獣の選択肢が少なく悪のウルトラマン系列との対決になったネクサス~ギンガにも見て取れる。
またスラン星人の登場回が「ウルトラマン列伝」でも再放送され、新規のソフビ人形が販売されるなどある程度認知度があるという商業的な理由も存在する。

数少ない使用可能状態なマックスの悪役と言う事もあって後述の通りウルトラマンXでもサプライズ登場を果たしており、現在はマックスの代表的なキャラクターの1体として扱われるようになっている。本当にラッキーな奴である

ウルトラマンX

ふたりのカイト


「地球征服などには興味ありませんね。私の狙いは、あくまでもウルトラマンマックスのみ!」

第8話「狙われたX」に、「スラン星人クワイラ」という個体が登場。正体を隠し、「当麻博士」と名乗って、自身の目的のためにXioに協力するふりをする。

初代とは異なり、慇懃無礼な口調が特徴。正体がばれた際には開き直って「大空大地の父親のことを知った時、『これだ!使える!』って思いました!」「案の定、コロリと私の事を信じましたからねえ!」と嘲笑するなど、途轍もなく悪辣な性格。

その一方で地球侵略に興味はなく、目的は同胞の仇であるウルトラマンマックスを倒すことのみ。
格上のマックスに勝つために非常に周到な計画を準備したり、作戦のためとはいえ当麻博士として大地の父のことを語って大地にやる気を出させるなど、綿密な計画を立てて戦う頭脳的な面や、同族を思いやったり、人間の感情を理解している情緒的な面も見られた。同族のかたき討ちを最後まで望んでいたあたり、案外友人としてはいい奴だったのかもしれない。

光線銃も難なく躱したり、等身大の格闘でアスナ隊員を圧倒するなど戦闘力も高い。

自身の所持するゼットンのスパークドールズで街を襲い、一度はウルトラマンエックスを圧倒した上で撤退。大地達にパワーアップが必要だという危機感を植え付けさせる。

そしてトウマ・カイトの姿に化け、「当麻博士」と名乗ってXioに海外から来た青年科学者として協力を装って接触(服装は初代ゼットン星人が化けた岩本博士を髣髴とさせる黒いスーツ)。
大地の父・鷹志の研究仲間だったと詐称し、自分の所持しているゼットンのスパークドールズを研究のために持ってきたと偽りながら、大地にうまくやる気を出させてラボチームを騙し、ゼットンアーマーを開発させる。

その上で再びゼットンを出現させ、大地がゼットンに勝つために装着したゼットンアーマーに仕込んでいた悪性プログラムによってウルトラマンエックスをも操る。
現れたウルトラマンマックスに正体を明かされてしまうも、マックスを、出現したゼットン・自身・エックスも含めた3人がかりで追い詰めた

だが、マックスに止めを刺そうとしたとき、エックスとユナイトしていた大空大地の強引なハッキングでゼットンアーマーの洗脳が解除されてしまい、意識を取り戻したエックスがマックスに加勢したことで2対2の戦闘になる。
分身でマックスを惑わし背後を取るも動きを読まれ、最後は予め地中に潜ませておいたマクシウムソードで逆袈裟に斬られて大ダメージを負ってぶっ倒れたところをギャラクシーカノンを浴びて木っ端微塵に粉砕された。

補足

ダンカンと並び本物のウルトラ戦士を操った数少ない“普通の”ウルトラ怪獣となった(ラスボス級も含めればウルトラマンベリアルダークルギエルもいる)。
また、「過去のウルトラマンの変身者に化けて防衛チームに協力するふりをする」という手法はアンチラ星人と同じである。

なお、クワイラの存在は予告編や雑誌などの先出し情報でも一切伏せられており、OPでも「高速宇宙人クワイラ」とだけ記述され、スラン星人であることは隠されているなど、シークレットのような扱いを受けていた(ゼロダークネスに近い扱い。後に登場したマーキンド星人も似たような扱いであった)。

ちなみにXオリジナル怪獣と派生怪獣を除けば、『ウルトラマンX』に敵役として登場した初の平成ウルトラ怪獣(宇宙人)である(味方として登場しているキャラを含めれば、ファントン星人に続き2人目)。

着ぐるみは上記の劇場版で使用されたものの流用だと思われる。

名前の由来は中国語で「速さ」を意味する「快(クワイ)」から付けられている。

余談


  • 着ぐるみにはマジョーラが使われている。マジョーラと言えば『仮面ライダー響鬼』の塗装剥げと塗り直しが度々語り草になるように、アクションを行うと剥げる上、非常に高価という問題点があるがスラン星人の着ぐるみは別の素材と混合させる事で定着に成功している。

関連タグ

ウルトラマンマックス ウルトラ怪獣 バルタン星人 ガッツ星人

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