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地底文明デロス

ちていぶんめいでろす

地底文明デロスとは、『ウルトラマンマックス』に登場する文明である。
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概要編集

地球地殻マントルの間にあるモホロビチッチ不連続面という大空洞に巨大都市を建造し生活している巨大文明。


地上の人間達がオゾン層を破壊したことで宇宙放射線が地底世界にも降り注ぐようになった為に滅亡寸前にまで追い込まれ、自分たちの存命の為人類に全経済活動を停止するよう求めるも受け入れられなかった為「バーサークシステム」を起動。手始めに機械獣を送り込んで地上の戦力を分析。その後ベース・タイタンを含む全世界にあるUDF各国支部を破壊する形でデロスの塔という尖塔を出現させて大気の改造を行うと共にUDFに壊滅的な打撃を与える。さらに大気改造を行った結果高濃度の酸素が充満してしまい、DASHも不用意に攻撃出来なくなってしまった。


だが彼等は侵略者ではなく地球の原住民族である為、「同じ惑星の文明同士の争いには不干渉」とするウルトラマンマックスは、先の戦いで知らずこれを破ってしまった形になり、戦いに関与することが出来なかった。デロス側も地上生物の絶滅を目的としているわけではなく、UDFがバーサークシステム発動の警告を受け入れた事で人的被害は最小限で済んだ。


ミズキを懸命に救おうとするカイトの姿を見て人類に対する認識を改めるが、一度起動したバーサークシステムは自分達でも止められなかった為、最終的にはマックスの力を借りて事態は収まる事となった。


全ての戦いが終わった後は地底で再び眠りについたが、エピローグの50年後の未来では地上にウルトラマンマックスの像とデロスの塔が並び立つ形で建造されており、人類とデロス人の共存が実現したことが示唆されている。



地底人類デロス人編集

モホロビチッチ不連続面の大都市に暮らす住人。フードをかぶったヒューマノイドタイプの地底人

オゾン層の破壊が原因で宇宙放射線が地底に降り注いだため絶滅の危機に瀕しており、機械人形オートマトンを通じて人類に全経済活動を中止するよう要求するも受け入れられなかった為、防衛システム「バーサークシステム」を起動し、地球環境を太古のものに戻そうとした。


最終的には交渉に訪れたトウマ・カイトが懸命にコイシカワ・ミズキの命を救おうとする姿を見て心を打たれ、人類への認識を改めたが、一度起動したバーサークシステムを止めることは出来なかった。


機械人形オートマトン編集

オートマトン機械人形 オートマトン

身長90cm
体重35kg
CV平野正人

デロスの意思を伝えるメッセンジャー。

そのボディは地底にしか存在しないという「元素118」という新種の元素(後に現実において「オガネソン」と命名される)で構成されており、突如世界中に出現し人類に全経済活動を停止するよう要求した。内部にあるコアからデロス人の映像を投影することもできる。

ちなみに、『ウルトラマン超闘士激伝新章』第2話ではモブ観客として登場している。


機械獣編集

バーサークシステムによって作られる戦闘マシン


関連項目編集

ウルトラマンマックス マックス怪獣 ウルトラ怪獣


ノンマルト:リスペクト元と思われる地球の先住人類(とされる者達)。


ゴース星人:地底からの攻撃で世界各地に大打撃を与えたセブンのラスボス。


天上人:こちらも地上人の環境破壊が原因で、人類を滅亡させようとした繋がり

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