概要
レッドマンの決め技の一つ。
レッドアロー、レッドナイフ、レッドキック、レッドチョップ等と並び、主題歌にも歌われているレッドマンの代表的な技の一つでもある。
基本的には相手を抱え上げて頭上に持ち上げたあと、そのまま勢いよく地面に投げ落としてダメージを与える技である。
派生技として坂の上からこれを行い敵を転がすことによって追加ダメージを与えるバージョンもある。
投げ技を得意とするレッドマンが繰り出すだけのことはあり、威力はかなり高く、ブラックキング、グロンケン、キングストロンなどこれで止めを刺された怪獣も多い。
なお、持ち上げた怪獣の着ぐるみが明らかにふにゃふにゃで中に人が入っているように見えないのはご愛敬。
例外
これだけならどのヒーローも使っていそうなごく普通の投げ技だが、実はレッドフォールにはもう1つのパターンがある。
それは、敵を崖から投げ落とし、落下の衝撃でダメージを与えて倒すというもの。
一番有名なのは、53話のサータン戦であろう。
この戦いで、レッドマンはレッドアローによる刺突を2発受けて虫の息だった(既に絶命していたという見方もある)サータンを崖まで引きずっていき、そこから勢いよく投げ落として止めを刺すというひどいオーバーキルを行ったのである。
これ以外にも、129話にて、レッドナイフもレッドアローも通じなかったゼットンを谷底にレッドフォールすることで辛くも勝利を収めるという描写がある。
また、「レッドフォール」とは言っていないものの、50話のステゴンや57話のゴーストロンのように、敵を高いところから投げ落として止めを刺すという描写は他にも幾つか存在する。
しばしば「レッドフォールは敵を崖から落とす技」と勘違いしている人もいるが、上記のように、本来は敵を持ち上げて投げ落とす技であるため、この認識は誤りである。逆に言えば、それだけ53話のインパクトが強かったとも言えるが。