概要
『レッドマン』において、レッドマンが戦いを始める前に発する台詞。
本当は「レッドファイト!!」と言っているのだが、「ト」がいまいち聞き取りづらいことから、この表記が定着してしまっている。円谷プロも動画配信の際、この表記を用いることがあった他、マット・フランク氏によるアメコミ版でも翻訳される際にこの表記が使われていたことから、現在では半公式の俗称になっていると言える。
この台詞を言う際には、両腕をまっすぐ伸ばしたあと、体の周りで円を描くように動かしてから、ファイティングポーズを取ることが多い。
初期のレッドマンはこの台詞を皮切りに戦闘に突入することが多く、戦いの鏑矢とも言えるシーンとなっていた(ただ、毎回必ず言っているわけではなく、この台詞を言わずに戦闘に突入したことも多い。39話のように、「ファイッ!」としか言わなかったことも)。
同時に、怪獣たちにとっては、恐怖の殺戮ショーの始まりを意味する台詞であるわけで、一種の処刑宣告ともいえるだろう。そのため、ファンの間では、レッドマンが怪獣を倒すことを「レッドファイッする」などと表現することも。
ある意味本編の名物ともいえるシーンだったのだが、中盤以降は戦闘描写に時間を割くためなのかこの台詞が割愛されてしまうようになり、殆ど耳にする機会がなくなってしまった。
余談
一説によると、この台詞を発することで、怪獣が逃走できないようにした上で、自身が有利に戦闘を進めることができる固有結界を張ることができるのではないかとも言われている。なぜなら、この台詞を言ったエピソードでは、怪獣の背後にいたと思ったら、いつの間にか怪獣の前方に回り込んだり、時間を巻き戻して怪獣の逃走を妨害したり…といった信じがたい能力を披露することがあるからである。怪獣が特殊能力や光線などが使用できず、碌に抵抗できないままやられてしまうのも、結界の影響で大幅に弱体化しているためではないか…という意見もある。
関連項目
処刑用BGM:ニュアンスとしてはこちらが近い
ベッドファイッ! - R-18隔離用タグ(?)