知らなかったのか・・・?
概要
野生のポケモン(特に高レベルのポケモン)相手に「にげる」を使って失敗した時のテキスト。『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』以降は「にげられなかった!(逃げられなかった!)」と表記が微妙に変わっている。
ドラゴンクエストシリーズで言う所の「しかし まわりこまれてしまった!」に該当し、「逃げる」ことに行動を使ってしまうため、相手に攻撃を許してしまう。
基本的に自分のポケモンが相手(野生)より素早さが遅い場合に逃げられない事がある。さらに初代はまひ状態での素早さ低下の影響も受けたため、本来なら逃げられる相手に足止めを食らいひんしになるケースも珍しくなかった。
これを連発した挙句、一方的に嬲られてポケモンセンター送りにされたトラウマを持っている人もいるだろう。特にダグトリオとアイアント。
どうしても勝てないと判断した場合はピッピにんぎょうを使えば回避できる。
また、相手がポケモントレーナーの場合、『ポケットモンスター ソード・シールド』以前は通信対戦で降参できるのみで、基本的に相手に背中を見せるとして逃げられない。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では降参が出来るようになっているが、一部の降参できないイベント戦では、従来野生のポケモンの特性で逃げることが出来ない時の「にげることが できない!」が使われている。
『ポケットモンスター サン・ムーン』の試練での野生ポケモン及びぬしポケモンとのバトルにおいても逃げるができずトレーナー戦と似たメッセージが表示される。
特殊な例として、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』と『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』の最初のバトルになるポチエナ(『エメラルド』ではジグザグマ)で、オダマキ博士がポチエナかジグザグマに追いかけられているという状況のため「オダマキ「み、みすてないでくれー!」」というセリフになっている。
また、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』と『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の最初のバトルになるムックルとのバトルではそもそも「にげる」が表示されず「たたかう」しか選べなくなっているので事実上逃げることができない。
なにこれこわい、なにこれすごくこわいなどと併用されることもある。
余談だが、野生のポケモンの特性で逃げられない場合、こちらの逃げることの行動は使われずに済むようになっている。