概要
初出は第5世代(『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』)。
一見するとシングルバトルに近いが、似て非なるルールである。
大まかにまとめると以下の特徴がある。
- 各トレーナーは場に3匹ずつ、控えに1匹ずつの計4匹を選出する。
- 場に出た3匹は前線に出て戦う1匹と後ろに待機する2匹に分かれ、ターンごとに誰を前線に出すかとどの技を使うかの2つを選ぶ。
- 前線にいるポケモンと待機するポケモンを変えることをローテーションという。相手のローテーションを制限する技は2016年現在存在しない。
- 待機している状態は場にいる扱いになり、引っ込めた扱いにならない。従って前線にいる間に起きた能力変化や「こんらん」「やどりぎのタネ」等の類は待機に回っても解けない。
- 場に出した時に発動する特性やアイテムの表示は前線にいるポケモンのものしか適用されない。故に特性「いかく」持ちが待機組として登場してしまうと発動しないままバトルが始まることになってしまう。
- ポケモンを交代する場合前線にいるポケモンにしか交代できない。ローテーションしてから交代することはできない。
- 「げきりん」「あばれる」など行動制限がかかる技を使うとローテーションもできない。
総括すると、交代がシングルに比べてかなり少なくなるルールであると言える。
その為場を整えてから能力を強化させて一気に畳みかける戦法が分かりやすいだろう。
相手に半減されにくい技(俗に言う「一貫性のある技」)を持つポケモンも有効。
サン・ムーンで廃止となった。
主な担い手
イッシュ地方において何人かのトレーナーがローテーションバトルを仕掛けてくる。
「対戦やり込み施設」では以下のトレーナーがローテーションバトルのエキスパートとして登場する。
その他、以下の施設にてローテーションバトルで戦うことができる。
- ポケモンワールドトーナメント(B2W2)
- レストラン(XY)
- ろーてんしょんばばあの家(ORAS)
- スーパーひみつきち(ORAS)