『サイバーゼットン・ロードします』
『サイバーゼットンアーマー・アクティブ』
大地「俺たちが開発した、本当のアーマーの力を見せてやる!」
概要
- 身長:45m
- 体重:5万5千t
第8話から登場する新たなモンスアーマー。当麻博士がXioに持ち込んだゼットンのスパークドールズを解析して開発したサイバー怪獣の一体サイバーゼットンのサイバーカードをリードすることで纏う。
メインカラーは黒で、ゼットンの両腕を模した腕のアーマーには金文字で「Z」と刻まれている。また、胸部にはゼットンの胸部に存在する発光器官を模した部分があり、普段は金色だがエックスが操られていた際には紫色だった。
ゼットンの武器である一兆度の火球や波状光線、敵の攻撃を防ぐバリアー:ゼットンシャッターの展開等、ゼットンのほぼすべての能力を再現することができる。その上、肉弾戦の能力や耐久力もゼットンに比肩するほどにまで大幅なパワーアップを遂げている。
しかし、ウルトラマンエクシードX登場後は出番がなくなり、「ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ」まで再登場しなかった。
使用技
- ゼットントルネード
全身にゼットンシャッターを纏って高速回転し相手に突撃する攻撃。
ドリルのように回転しながら突撃する様は、コン・バトラーVの超電磁スピンのようだと言えば、イメージしやすいだろうか。
- ゼットン火炎弾
胸から発射する火炎弾。
なお、玩具「DXエクスデバイザー」で発声される必殺技はゼットン火炎弾となっている。
- ゼットン光弾
腕のアーマーから三日月状の光弾を連続発射する技。
牽制技のポジションと思われる。
第12話前半のデマーガ戦で初使用し、テレポート能力と合わせて相手を翻弄した。
「ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ」の惑星テンネブリスでのエックスダークネスとの決戦でも使用している(技名はこの時初披露された)。
戦歴
ゼットンとの戦いのためにXioラボチームと当麻博士により共同開発されたが、当麻博士に変身していたスラン星人クワイラによって装着時にエックスの意識を奪い、意のままに操れる悪性プログラムが仕組まれていた。
そのため、一度はゼットンやクワイラと共にウルトラマンマックスを攻撃する事態に陥ったが、大地がサイバーエレキングのサイバーカードを利用して、無理やりプロテクトとプログラムを除去したため、エックスの意識を取り戻すことに成功。
その後、ゴモラアーマーすら叩き伏せたゼットンと肉弾戦や至近距離での火球の撃ち合いなどを行い、一進一退の激しい攻防を繰り広げ、最後はゼットントルネードでゼットンシャッターを打ち破ったところへアーマーを解除してザナディウム光線を撃ち込み、見事ゼットンに勝利を収めた。
余談
- ゼットン絡みでは過去にも『ウルトラマンメビウス』でプロトマケット怪獣のゼットンが暴走を引き起こしている。その結果こちらではゼットンを含め、新規のマケット怪獣の実装は見送られてしまったが、Xでは戦力として引き続き使われている。もっとも、元々技術的にも問題があったらしいあちらとは異なり、こちらは明確に侵略者の策謀が介在していたという背景があるので、ある意味当然なのだろうが。
- 『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』の最終話では、ビルから飛び降りてシャドウジェネラルに突撃しようとしたアギラの体をゼットンがバリアで覆って威力を増幅させるというシーンがあり、ゼットンアーマーのゼットントルネードを思い出した方も多かったはず。
- ちなみにエックスの他のアーマーは全てウルトラギャラクシー大怪獣バトルや前述の擬人化計画でのゴモラの関係者となっているがゼットンだけは例外でありこのアーマーのみ出自が異なるのもそれの再現と言える。
- 元となったサイバーゼットンはサイバーゴモラのように終ぞ怪獣の姿実体化する事は無かったが、バンダイの育成ギア『バイタルブレスキャラクターズ』にて、ゼットンの進化系として登場する事に(世代はphase4(デジモンでいう成熟期)。