大地・エックス「ハイブリッドアーマー!アクティブ!!」
概要
『ウルトラマンX』最終回「虹の大地」において大地とエックス、そして今まで共にまで戦ってきたゴモラを初めとする怪獣(スパークドールズ)達のサイバーカードを全てリードする事で誕生した最終強化モンスアーマー。
右肩と胸部にゴモラアーマー、右腕にはゼットンアーマー、左肩へはエレキングアーマー、そして左腕にはベムスターアーマーを装着し、更にエクスラッガーを手に持った所謂てんこ盛り形態である。
それどころか、テレスドンやバードンといったTV本編でモンスアーマー化されていない(あるいは登場していない)怪獣たちの力も合体している(これらの怪獣に関しての詳細は不明)。
なおモンスアーマーというイレギュラーな形とはいえ、あのゼットンが自らの意思で人類とウルトラマンに協力したと言う事になる。
ウルトラマンエクシードXですら全く歯が立たなかった虚空怪獣グリーザとの最終決戦において初めてその雄姿を見せ、(大幅に弱体化していたとはいえ)あらゆる攻撃を跳ね除けてグリーザを圧倒。
必殺技の『ウルティメイトザナディウム』とエクスラッガー投擲を立て続けに浴びせ、グリーザを完全に滅ぼすことに成功した。
ハイブリッドアーマーの登場は次回予告などでも一切告知されておらず、サプライズ的な登場となった。
そのため当時の放送時間だった火曜17時半にはネット上が阿鼻叫喚の嵐となったことは言うまでもない。
必殺技
- ウルティメイトザナディウム
ザナディウム光線と同じ予備動作を行い、すべてのパワーを胸部から発射する、最強の一撃。
青色の光を放つザナディウム光線から、発射時のエフェクトも含めた光が虹色に変わっているのが特徴。更に発射時には、アーマーになっている4怪獣の鳴き声も重なっている。
ちなみに発射前にはゴモラアーマーが青、エレキングアーマーが黄、ベムスターアーマーが紫、ゼットンアーマーが赤にそれぞれ発光するが、これはエクスラッガーの4色と同じ。
余談
公式ブログによると、ハイブリッドアーマーの登場は企画当初からあったものでななく、スーツの完成チェックの際、思い付きで胸にゴモラアーマー、右腕にエレキングアーマー、左腕にベムスターアーマーを装着してもらったことが元になっており、最終決戦のプロットを組み立てる際にゼットンアーマーとエクスラッガーを加えた形で採用されたという。
そんなイレギュラーな登場をした関係か、DXエクスデバイザーでハイブリッドアーマーを再現する事はできない。2023年6月に予約開始されたウルトラレプリカ版では再現可能な事が発表されている。
そしてそんな特別感を守る為なのか、なんと後発の映像作品には一切再登場していない。
もっとも、単純な戦闘力・破壊力ならベータスパークアーマーの方が強いのでわざわざ批判を覚悟して再登場させる程のメリットもない……ということなのだろうが。
S.H.Figuartsでは一般販売のウルトラマンX&ゴモラアーマーセット(2018年10月発売)とプレバン限定のモンスアーマーオプションパーツセット(2020年1月発送)を組み合わせることでアーマーの再現ができるが、肝心のエクスラッガーが当時立体化されていなかったため完全な再現ができなかった。
だが、エクシードXのアーツが2023年11月より予約が始まり、さらにノーマルX用の武器持ち手が付属するため、漸く完全再現ができることとなった。
……と思われていたが、モンスアーマーセットのゼットンアーマーは手首の凸に接続して保持する構造なのだが、エクシードX付属のエクスラッガー持ち手には凸が無かった為、再現は出来るがアーマーがユルユルでかなり不安定というひどい有様であった。
そのため、真の意味での完全再現には2024年9月発送のベータスパークアーマー&ハイブリッドアーマーオプションパーツセットを待たなければならなかった。
そしてそちらでのゼットンアーマーは腕に引っ掛かるパーツが追加されており手首に凸が無くても、しっかり保持してくれるようになった。
曖昧さ回避
- 日本語訳すると「複合装甲」。戦車などでも用いられている複合素材を使用した装甲。
- スーパーロボット大戦シリーズに登場する強化パーツ。チョバムアーマーの上位版と言う位置づけ。
関連タグ
新世代ヒーローズ強化形態
ウルトラマンビクトリーナイト←ウルトラマンエクシードX/ハイブリッドアーマー→オーブオリジン
新世代ヒーローズ最終形態
ハイブリッドアーマー→トリガートゥルース