概要
『中間タイプ』とは、平成・令和ウルトラシリーズのウルトラマン(ウルトラ戦士)の形態のうち、基本タイプと最強タイプの間の位置づけに相当する形態である。
ウルトラマンによっては、形態がタイプという名称ではない、または、タイプ等の名称がつかない場合もあるが、まとめてこう呼ばれる場合が多い。
一般には、対応する戦士の情報初公開時には公表されていなかったタイプで、初変身が第2話以降でもあらかじめ詳細が明かされていたタイプは含まれない。ただ、第1話放送開始時点で存在は公開されていたものの関連玩具の販売スケジュールは一般に公開されていなかったケースもある(サンダーブレスターがその例)。
テレビシリーズの場合だと大体中盤に入ってから登場し、基本タイプや他のタイプチェンジよりもさらに強力な力を持つが最強タイプには劣るというのが法則。
よって最強タイプを体得すると相対的に出番は減ってしまう(2クール作品になった新世代ヒーローズでは1クール目終盤で初登場とあって出番の少なさがより顕著になってしまい、その教訓からか『R/B』では中間タイプが設定されない代わりに新しい武器が登場し、『タイガ』では全体の3分の1にあたる第8話から登場した)が、一部のスペックは最強タイプに勝っていたり、最強タイプにはない能力を持っていたりして最強タイプ登場後も長く活躍する事も稀にある。
中間タイプ一覧
見て貰えば分かるが、ウルトラシリーズはそこまで中間形態に拘っていない。
『ウルトラマンメビウス』
『ウルトラマンオーブ』
『ウルトラマンジード』
『ウルトラマンタイガ』
一部では中間タイプ扱いされるものの実際には微妙なラインの形態
『ウルトラマンティガ』
ティガトルネード / ティガブラスト
※基本タイプに「戻る」までの中間タイプで、厳密には元の能力を取り戻す途上の姿
『ウルトラマンガイア』
V2(ヴァージョンツー)
※厳密には新たな基本タイプ
『ウルトラマンコスモス』
『ウルトラマンゼロ』
ウルティメイトゼロ
ストロングコロナゼロ /ルナミラクルゼロ
『ウルトラマンZ』
ガンマフューチャー
※放映前から紹介されOPの初期から登場しているが、能力の特性や遅めの登場話数から、中間タイプとみなすファンも多い。