「時空を超えられるのは、お前だけじゃねえんだよ!」
「決着を付けるって言ったよなぁ!」
データ
身長: | 49m(ウルティメイトイージスを含むと55m) |
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体重: | 5万5千t |
概要
ウルトラマンゼロが、自身の潜在能力を全開放した究極形態シャイニングの状態で白銀の鎧ウルティメイトイージスを装着した究極最強形態。
時間を操るシャイニングの力と空間を移動するウルティメイトイージスの2つの強大な力を発動。力の相乗効果のせいかシャイニングより更に輝きが増している。
変身プロセスは、初登場となる『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』ではイージスを召喚しながらシャイニングに変身してイージスを装着する、続編『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』からは最初にワイルドバーストを経由してからシャイニングに変身してイージスを装着する。
その為シャイニングエナジーコアとウルティメイトブレスレットが同時に発光している。
単体でもかなりの体力を消耗するシャイニングウルトラマンゼロと装備自体にエネルギー切れが発生するウルティメイトイージスを重ね掛けしている為、体への負担とエネルギーの消耗が尋常では無く、長時間の維持は不可能。解除した後も大きなダメージが残ってしまうとされていた。
『UGF大いなる陰謀』にて同系統の能力を持つアブソリュートタルタロスに対して使用。
接近戦では、長時間戦えない弱点を見抜かれ数発喰らいながらも一太刀浴びせて互角に戦う事が出来たが、上述の弱点をつかれ必殺光線の撃ち合いに持ち込まれて変身解除、初披露の戦いで敗北してしまうことになった(しかし、この時のゼロはレオ兄弟やジョーニアスのようにタルタロスが苦手とする本能のままに攻撃する戦法を身につけていなかった。彼ら3人に匹敵する格闘能力が無ければ最強クラスの戦闘力を誇るギンガビクトリーやルーブですら2人がかりでもタルタロスに苦戦してしまうので修行前の段階でタルタロスと渡り合えた時点でやはりウルティメイトシャイニングの力は規格外と言える。更に言えば相手が単なる力押しで攻めてくるような敵なら修行前の段階で勝てていた可能性がある)。
負担とダメージに関してはグリージョのグリージョチアチャージで回復し、『ウルトラマンZ』第1話に繋がる事となる。
この経緯が判明してからは、『Z』第1話のゼロは「かなり無理を通している状態だったのではないか?」とその身を案じられる様になった。
その後、K76星でのセブン・レオ・ジョーニアスとの猛特訓の末、ゼロ自身の内に眠る野生を目覚めさせた新たな力・ワイルドバーストに覚醒し、エネルギーの消耗が激しい故に短時間しか戦えないというデメリットを克服。長時間の戦闘も可能となり、名実共に究極最強形態となった。
必殺技・能力
ウルティメイトゼロの次元移動とシャイニングウルトラマンゼロの時間操作の力を行使出来るが、消耗が非常に激しく時間制限がある(後にワイルドバーストを得た事で消耗による時間制限は克服している)。
- USワイドゼロショット
ファイナルウルティメイトゼロの如くイージスにエネルギーを貯め、両腕をL字に組んでウルティメイトゼロソードから放つ、ウルティメイトシャイニングウルトラマンゼロの必殺光線。
ナラク毎タルタロスを吹っ飛ばすつもりで放ちアブソリュートデストラクションと撃ち合ったが、消耗を見抜かれアブソリュートデストラクションにもう一押し加えたタルタロスに押し返された。
惑星ブリザードでの決戦でも使用。タルタロスに対してセブンのワイドショットと同時に放つがバリアで防がれた。
- シャイニングウルティメイトゼロ
「俺に力を貸してくれ…ノア!!」
ファイナルウルティメイトゼロの強化版。他のウルトラマンの力を借りず(セリフからノアの力を借りてる説もあるが)に放つ、ウルティメイトシャイニングウルトラマンゼロの最強技。
威力は絶大だが、エネルギー消費が激しく、1発しか撃てない。さらに使用後はシャイニングの変身が解けてしまい、レオ兄弟に支えられなければ立っていられなかったほど。
タルタロスは(アブソリュートデストラクションで相殺しようとしたがレオ兄弟に阻止されたため)咄嗟にバリアで防いだがそれでも尚大ダメージを与えた。
- USエメリウムスラッシュ
ウルトラマンコネクションライブにて初使用。
『運命の衝突』最終話でも使用し、タルタロスに大ダメージを与えた。唯一イージスを使用しない必殺光線だが、シャイニングエメリウムスラッシュより細くなっている。何気にゼロの必殺光線では珍しく、セブンのエメリウム光線とSEが同じだったりする。
- ウルティメイトゼロソードによる斬撃
ナラク内でのタルタロスとの一騎打ちで振るうが、殆どを受け止められ、一度だけ直撃させた時は火花を散らしてタルタロスにダメージを与えた。
- 時空間移動能力
空間を移動するイージスの力と時間を超えるシャイニングの力でタルタロスのナラクに飛び込み、接近戦ではタルタロスを相手に短時間とはいえ互角に戦った。
強化形態
ウルティメイトオーバーラッピング
『NEW GENERATION THE LIVE スターズ編「決戦!惑星エスメラルダ」』に初登場した形態。
前編ステージで登場したゼロのトラウマの象徴ゼロダークネスから抜け出したテラーベリアルとの最終決戦で、ウルトラマンゼロと彼の仲間であるウルティメイトフォースゼロがウルティメイトオーバーラッピングした究極最強形態。
姿は通常のウルティメイトシャイニングと変わらないものの、強い絆で結ばれたウルティメイトフォースゼロと融合したことでエメラナ鉱石を取り込んで強化されたテラーべリアルを圧倒する力を持っており、ゼロとウルティメイトフォースゼロの絆を体現した姿になってる。
余談
「クロストークメイキング 監督&脚本の大いなる陰謀」の坂本監督によるとタルタロスが次元移動と時間移動を行えるため、それに対抗するために作られた形態とのこと。タルタロスとの戦いについては、あの空間はタルタロスにとって有利であり、初めて変身したためその力を使いきれなかったと解説している。この力を使いこなすために今後どうすればいいのかが、新たなゼロの成長に繋がるのではないかと述べた。
結果的に特訓を行うことになったが、特訓の主な目的はタルタロスに動きを読まれないようになることであり、この効果により通常形態でもタルタロスを圧倒するほどの格闘能力を会得している。そのためか、どうせ倒しきれないならわざわざウルティメイトシャイニングになる必要もないのでは?という人もいる。
しかし、タルタロスは幾ら動きが読めていたとは言え一度はウルティメイトシャイニングに勝利している最強クラスの実力者である上に、奥義であるシャイニングウルティメイトゼロにもなんとか耐え抜くほどの耐久力を誇っている。
なので、より確実にタルタロスを倒すなら動きの読めない攻撃ができ、尚且つ攻撃力が最高クラスのウルティメイトシャイニングで戦う意味は大いにあると言える。
元々シャイニングウルトラマンゼロがウルティメイトイージスを使う展開はステージショー等では度々見受けられたが、これもソードのみの使用だったりファイナルウルティメイトゼロの使用のみに留まっており、映像作品で披露されたのは『UGF大いなる陰謀』が初となる。
(CG等の都合もあってか)デザインも微妙に変化しており、ショー等で登場した際はシャイニングゼロそのままの素体にイージスを装備している、と言った風貌であったが『UGF大いなる陰謀』では全身が銀色に輝いている。またソードを装着する右腕はシャイニングの装飾が外されている。
OP曲『ZERO_to_INFINITY』には「無限大の力」、「ギリギリだって関係ねぇぜ」、「輝く俺達」とウルティメイトシャイニングゼロを連想させる歌詞が入っている。
間違えやすいが、シャイニングウルティメイトゼロだと必殺技の方になる為ご注意を。登場順(ウルティメイトゼロ→シャイニングウルトラマンゼロ)と覚えておけば間違うことは少なくなるだろう。
関連イラスト
関連タグ
ウルトラマンゼロ ストロングコロナゼロ ルナミラクルゼロ ウルトラマンゼロビヨンド ウルトラマンゼロビヨンド(ギャラクシーグリッター) ワイルドバースト ウルティメイトゼロ シャイニングウルトラマンゼロ 新世代ヒーローズ
ウルトラマンゼロビヨンド(ギャラクシーグリッター):前作で新登場した形態。
ウルトラマンノア:イージスを纏った上に銀ピカになった事で近づいたとも言われる形態。時間移動等ゼロ側にしかない特権もある。
ウルトラマンレジェンド:同じく銀色が目立つウルトラマン。こちらは必殺技を放つ事によりタルタロスを撤退に追い込んでいる。
トライストリウムレインボー:同作に初登場した最強形態という共通点がある。
インフィニティードラゴン:似たような特徴の形態。
コンプリートフォーム21:同期の特撮ヒーローが同時期に手にした新形態。既存の強化形態の更なる強化版、強敵に敗北してしまったと言う共通点がある。形態そのものとは関係ないが、無理をして変身していた点も類似(ウルティメイトシャイニングの再登場が確定した為、こちらも再登場を期待されている)。
超サイヤ人ブルー界王拳/超界王拳:異なる2つの形態の重ね掛けと体への負担のリスクから長時間の変身ができないという点で酷似している。
配信限定タイプの系譜
ウルトラマンゼロビヨンド(ギャラクシーグリッター)←トライストリウムレインボー/ウルティメイトシャイニングウルトラマンゼロ→デスシウムライズクロー/ワイルドバースト
平成ウルトラマン最強形態
メビウスインフィニティー←シャイニングウルトラマンゼロ/ウルティメイトシャイニングウルトラマンゼロ