概要
暴走タイプとは変身者の意思、理性に反した行動をとる形態である。タイプチェンジの概念があまりなかった昭和ウルトラマンにはあまり見られないが、平成、令和シリーズでは稀に登場する。
暴走の大きな傾向として「理性の抑制や消失による暴走」「敵の洗脳や乗っ取りによる暴走」などがある。
レイモン・バーストモード
レイモンが強い怒りの感情によって、赤黒いオーラを放ちながら変身した暴走形態。 レイモンより更に強く、他のレイオニクスを圧倒するパワーを持つが、レイブラッド星人の闘争本能に支配された状態であり、レイの意志に関係なく手当たり次第に戦いと破壊を続ける。(ウルトラギャラクシー大怪獣バトルより)
ゼロダークネス
アーマードダークネスに憑依していたウルトラマンベリアルの魂が、一瞬のスキをついてウルトラマンゼロの体に乗り移り、その体を乗っ取ることで誕生した最強最悪の戦士。(ウルトラゼロファイトより)
ウルトラマンオーブサンダーブレスター
オーブがゾフィーとウルトラマンベリアルの力でフュージョンアップした姿。
「守るべきもののないウルトラマン」であるベリアルの姿を体現したかのような、強大なパワーを周囲の被害などお構いなしに振るうラフファイトスタイルで戦う。(ウルトラマンオーブより)
赤目ウルトラマンジード
17話で闇堕ちしかけた際には目の色がベリアルと同等になったため、ウルトラマンベリアルによりそっくりになった。(ウルトラマンジードより)
ウルトラマントリガーグリッタートリガーエタニティ
トリガーダークがエタニティコアの力を得たことで手に入れたグリッタートリガーエタニティハイパーキーで変身する、現時点でのトリガーの最強形態。初登場から長らくその強大すぎる力に振り回され、マナカ・ケンゴの肉体をボロボロにするほどの危険な戦いを繰り返していた。現在はアブソリューティアンとの戦いに乱入してきたウルトラマンリブットの特訓のおかげである程度制御できているようだが、それでも未だに最終手段のような使われ方をしている。(ウルトラマントリガーより)
ウルトラマンゼットレッドダメージ
ナツカワ・ハルキが、変身後の状態で寄生生物セレブロに寄生され精神を乗っ取られたことでゼットが変貌した形態。姿はオリジナルそのものだが乗っ取られた証として左目が赤く発光している。(ウルトラマントリガーエピソードZより)
関連タグ
イーヴィルティガ:変身者の歪んだ心が原因で暴走し悪役と化したウルトラマン。後年に公開された設定により、現在は本来の姿から暴走により変化した姿とされているため、暴走タイプの一種ともいえる。
人造ウルトラマン:よく暴走する
蛮族ウルトラマン:似て非なるもの。ウルトラマンブレーザーが該当する。暴走タイプと見まがうような荒々しい戦い方を展開するが人間や温和な怪物などには手を出さないだけの分別はある。(二次創作だとうっかりやらかすものも多いが)