概要
『ウルトラマンティガ』に登場したイーヴィルティガの本来の姿として、丸山浩が考案したキャラクター。
この名称を使ったのはティガの脚本を担当した小中千昭で、後年のイベントにおいて小中氏は「イーヴィルティガは悪のウルトラマンや偽ウルトラマンではなく、アナザーウルトラマン(オルタナティブティガ)である」と称している。
実際、設定的にもオルタナティブティガ本人は紛れもない本物の正義のウルトラマンであり、イーヴィルティガとなって暴走していたのは一体化したマサキ・ケイゴが歪んだ心を持っていた事が原因である。
長らく丸山浩氏のデザイン集でその姿が確認ができるのみであったが、『NEW GENERATION THELIVE ウルトラマントリガー』のSTAGE2にて、ほんの一瞬ではあるもののイーヴィルティガが退場する際にステージ上の画面に登場した。
STAGE1にはオルタナティブティガと同じく丸山浩のデザイン集で姿のみが公開されていたウルトラマンアグルSVが登場した事もあり、ファンからはオルタナティブティガの本格的な登場にも期待が寄せられている。
容姿
外見は主にイーヴィルティガの色違いで、手・足・肩以外のイーヴィルティガの銀だった部分が赤、黒だった部分が銀になり、胸にはティガのものに似た銀色のVラインが走っている。
全体的には赤の面積が多く、どこかイーヴィルティガのパワータイプとも言えそうな姿になっている。
『NEW GENERATION THELIVE ウルトラマントリガー』に登場した際は(イーヴィルティガをCG加工している都合なのか)デザイン集のものとは配色が異なっており、頭頂部の黒ラインと両肩を除く胴体の銀色部分が赤色に変化したような姿になっていた。
なお、ステージに映っていたのは上半身のみだったため、下半身がどのような姿なのかは不明である。