マドカ・ダイゴ「あいつは・・・間違った心を持ってしまった主人を・・・取り返しに行ったんです。」
データ
初登場作品: | 『ウルトラマンティガ』第44話『影を継ぐもの』 |
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別名: | 超古代狛犬怪獣 |
身長: | 52m |
体重: | 4万8千t(4万2千tとしているものもある) |
出身地: | サイテックビル地下神殿 |
スーツアクター: | 北岡久貴 |
概要
サイテックビル地下神殿にイーヴィルティガとなった巨人像の隣に安置されていた怪獣の石像に、気絶した子犬の魂が合体して蘇った怪獣。
3000万年前に光の巨人だった頃のイーヴィルティガの仲間(友達もしくは相棒)だった善の怪獣であり、別名が「超古代狛犬怪獣」なのはこの為だと思われる。
怪獣でありながら胸元にカラータイマー(ガーディータイマー)があるのが特徴で、点滅した際の音はイーヴィルティガと似ているものの、彼よりやや高音になっている。
主な戦力は頭部の角による攻撃と嚙み付き攻撃。
活躍
マドカ・ダイゴの前に現れて彼を神殿まで案内した子犬が、マサキ・ケイゴの張ったバリアに当たって気絶し、光となって石像に取り込まれた事で復活。
かつての仲間であったイーヴィルティガの暴走を止めるべく涙を流してまで立ち向かうが、暴走したイーヴィルティガには敵わず容赦ない攻撃を受けてしまう。
最後は再び起き上がろうとしたところにイーヴィルビームを撃ち込まれ殺害されてしまった。
その亡骸はイーヴィルティガが倒された後、ティガによって宇宙に運ばれた。
なお、合体していた子犬は無事であり、ラストで元気に走り回る姿を見せている。
余談
- 劇中における複数の特徴から光の巨人ならぬ光の巨犬とも言える存在である。つまり、純粋な怪獣というよりかは動物が変身するウルトラマンのようなものといったところであろうか(それならばカラータイマーがあるのも納得というものである)。ただ、超古代では人間が光となってガーディーに変身していた可能性も否定できない。しかしながら、戦友のイーヴィルティガら光の巨人達とは違って出自には謎が多く、ティガらと同様に宇宙由来の存在なのか、はたまた超古代の地球でガーディーの元となった石像が作られたのかいずれも推測の域を出ない(特にティガやイーヴィルティガとは違って、子犬と合体したにもかかわらず子犬の意思ではなくガーディー自身の意思で動いていた、つまりガーディー自身の意思が残っていたのは大きな謎である)。
- 脚本の初稿では「クー・クー」という名称で、犬ではなく子鹿が変身する予定だった。
- 『ティガ』の放送当時にバンダイから発売されたソフビ人形は、実際のスーツとは一部造形が異なっており、全体的にマッシブな体型で顔もかなり厳つい表情になっている。これはガーディーのデザインは元々バンダイが製作したもので、ソフビもそれを参考に造られていた為である(撮影用スーツはこれとは別に新規に描き起こされたデザイン画を元に造られている)。その後、2021年05月22日に『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』に合わせて500シリーズ規格でスーツ準拠の造形のソフビが販売された。
- 『ロストヒーローズ2』でも登場するが、『仮面ライダーウィザード』のワイズマン同様、イベントのみの登場でチップの入手は不可能。
- 『ポケットモンスターシリーズ』のガーディと名前とモチーフが似ているためよくネタにされる。また、ガーディは進化すると唐獅子をモチーフとしたウインディとなるため、狛犬をモチーフとするガーディーとはある意味対になる存在(おそらくガーディ自体も狛犬がモチーフの一つなのだろう)。
関連タグ
ガーディ(ウルトラ怪獣擬人化計画):擬人化キャラ