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概要編集

特撮テレビ番組『ウルトラマンティガ』第44話のサブタイトルである。1997年7月5日放送。

人間の野心で邪悪と化したイーヴィルティガと、そんなイーヴィルティガに怒りを爆発させたウルトラマンティガが、人の心が引き起こした戦いを繰り広げるエピソードである。



予告編集

地下洞窟で巨人像を発見し、邪悪な心を持ったままウルトラマンに変身したマサキ!

傷ついだダイゴは渾身の力でイーヴィルティガに立ち向かう!

次回、ウルトラマンティガ『影を継ぐもの』お楽しみに。


あらすじ編集

前回、マサキ・ケイゴに敗れ、スパークレンスを奪われたダイゴ隊員。その後、1匹の子犬に誘われる様にして地下洞窟に入ったダイゴ隊員は、そこで巨人像と怪獣の象を発見した。子犬は石像の方へ走るが、電磁シールドで気絶してしまう。

そこへ事件の首謀者であるマサキが姿を現し、ダイゴ隊員から奪ったスパークレンスを使って巨人と一体化し、ウルトラマンとなった。

そして神になったと自称するマサキに対し、

「神々しい姿、か。皮肉だな、マサキ君。」

と皮肉を言うサワイ総監。

一方GUTSは、マサキがサイテックコーポレーションと言う会社の最高責任者だったこと、そして巨人像の砂、アークを持ち出してダイブハンガーを脱走したタンゴ博士は、ティガの石像の砂を再合成し、ティガのレプリカを量産しようとしていたことを突き止め、マサキの元に乗り込む。

ウルトラマンになったマサキは熊本に姿を現すが、自らの邪悪な心が巨人の力に飲み込まれ暴走、イーヴィルティガになった。

それをホリイ隊員に見せられたタンゴ博士は泣き崩れる。

その頃、地下ではイルマ隊長がダイゴ隊員と出会い、脱出するよう促すがやることがあるというダイゴ隊員をみて何かを察したのか先に脱出する。

それを見届けたダイゴ隊員は電磁シールドを強行突破してスパークレンスを取り戻し、ティガに変身した。

その頃、地上では子犬の魂が石像と融合して誕生した超古代狛犬怪獣ガーディーがイーヴィルティガを止めようとするがイーヴィルティガの猛攻で劣勢になる。

ティガがそこに駆け付けるもガーディーはイーヴィルビームでカラータイマーを破壊され命を落としてしまう。

激怒したティガはイーヴィルティガと互角の戦いを繰り広げる。

「超人同士の戦い、か…」

「いいえ、人の心が引き起こした戦いです。ティガ、必ず勝って…」


お互いにカラータイマーが点滅状態となり、ティガのチョップとイーヴィルティガのキックが空中でぶつかり合う。結果、ティガはダメージで先に片膝を着いてしまうが、イーヴィルティガの受けたダメージの方が大きく倒れ込んでしまう。それでも再びイーヴィルショットを放とうとするもエネルギーが足りず不発、続けざまに放たれたゼペリオン光線(+セルチェンジビーム)を受けてイーヴィルティガは消滅した。

その後、ガーディーの亡骸はティガによって宇宙に運ばれていった。

そしてタンゴ博士はホリイ隊員によって連行され、マサキはTPCによって拘束された。この時のマサキは無理矢理巨人像と同化したためか、そのダメージが肉体にフィードバックしたようで苦しみもがきながら連行されていった。

そしてダイゴ隊員はガッツウィングで皆の元に現れ、ダイゴ隊員の無事を確認し再会を喜んだのだった。


関連項目編集

ウルトラマンティガ イーヴィルティガ 超古代狛犬怪獣ガーディー





















???:この事件の影響により、後の劇場版続編作品にて最悪な事態を引き起こすことになる。

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