概要
地球の各所に眠っていた謎のオーパーツ:スパークドールズを、防衛チームXioのラボチームが解析し、エレクトロ粒子で怪獣の姿に再現したもの。普段はサイバーカードにデータとして記録されているが、ジオデバイザーやエクスデバイザーでリードすることによって使用される。
名前は「サイバー○○」(○○は元となった怪獣の名前)に統一されており、その名の通りサイバネティックなデザイン。共通する特徴として、体のどこかにアルファベットの「X」やその怪獣のイニシャルに相当する文字(例:サイバーゴモラ:G、サイバーエレキング:E)が書かれた部位が存在している。
当初はXioの新たな戦力として、怪獣を直接実体化させて使用する予定だったようだが、粒子の定着がうまくいかずに計画は難航していた。
しかし、その後、ウルトラマンエックスが敵と戦闘する際に、このサイバー怪獣のデータを用いることで、「モンスアーマー」という鎧を身に纏い、怪獣の能力を利用して戦闘することが可能となった。以降は、エックスの重要な戦力として利用されていくことになる。
要するに、サイバー怪獣の能力を身に纏う能力は、もともとエックスに備わっていた能力ではなく、人類の生み出した技術を利用させてもらっているということになる。
なお、実体化の実験は以降も続いていたようで、第11話にて、遂にサイバーゴモラの実体化に成功し、戦力として投入されることとなる(他のサイバー怪獣も実体化できるようになっているかは不明だが、初期の案ではサイバーエレキングやサイバーベムスターのスーツも制作し、各隊員がそれぞれ手駒のサイバー怪獣を所持しているという設定が検討されていた)。
劇中に登場した他にも、様々なサイバー怪獣が玩具カードの商品展開として登場している。
主なサイバー怪獣
TV本編にモンスアーマーとして登場した物のみ記載。
玩具として発売されているものは、これよりさらに多くの種類が存在する(詳細はサイバーカードの記事を参照)。
名称 | モンスアーマー | 使用可能になる能力・必殺技 |
---|---|---|
サイバーゴモラ | ゴモラアーマー | ゴモラ振動波 |
サイバーエレキング | エレキングアーマー | エレキング電撃波 |
サイバーベムスター | ベムスターアーマー | 光線技の吸収・反射、ベムスタースパウト |
サイバーゼットン | ゼットンアーマー | バリア、波状光線、ゼットントルネード |