演:百川晴香
概要
防衛組織Xioのラボチームに所属する女性研究者で、年齢は18歳。
Xioの他のメンバーからは「ルイルイ」という仇名でも呼ばれている。
海外留学中に様々な発明を手掛けた天才少女で、同じくラボチームに所属している三日月マモルにスカウトされXioに入隊した。
基本的には天真爛漫でどこかつかみどころのない不思議ちゃんといった雰囲気。
命令や頼みごとを承諾した際に「ガッテンテン!!」と言うのが口癖。
(ちなみに、この台詞は本編終了後に放送された『新ウルトラマン列伝』にて、ウルトラマンゼロにも伝染してしまった)
ミーハーなところもあり、エレキングを一緒にデートしたいほど好きだと発言したり、ウルトラマンゼロが自分を助けに颯爽と現れた際にはそのカッコよさに惚れ込み、闘いが終わった後で一緒に写真に写ってほしいと猛烈にアプローチしていたほどである(ちなみに、この時エックスは完全に袖にされていた)。
そんな彼女だが、第5話でナックル星人バンデロに連れ去られた際には、奪われたスパークドールズを取り戻すためにバンデロにウルトライザーの銃口を向け、スパークドールズを奪還する等、アグレッシブな一面を見せた(ただ、ウルトライザーの止め方がわからずパニクっていたが…)。また、バンデロが「この宇宙は、結局は強いヤツが生き残る」と嘯いた際には、「力の強い者が勝つとは限らないよ。たとえ弱くても、命は色々な方法で生きていこうとする。可能性を信じて努力していく者が最後には勝つんだもん! 力こそすべてなんて、そんなの子どもみたい!!」と啖呵を切ってみせた。
最終話ではエックスと大地の関係を知り、エックスに対して「ねえエックス! 次は私とユナイトしよ」と言った(なおエックスは「ぜひともッ!」と答えている)。
劇場版では不慣れながらもスペースマスケッティを操縦し、ザイゴーグの口を綿菓子光線で塞ぎ、ゴーグアントラーの大顎から放たれた光線をベムスタールイルイシールドで防ぐ活躍を見せた。
今の明るい性格からは考えられないが、Xioにスカウトされる前は10歳でマサチューセッツ工科大学に入学したという経歴を持っており、その優秀さから孤立、技術を殺し合いや私利私欲の為に利用する人類の身勝手さに絶望していたという。Xioにスカウトされて宇宙技術や日本のカワイイ文化に触れた事で明るい性格になったという。
余談
- 裏話として大地に片思いしているが、アスナに遠慮して一歩引いていたことが語られている。
- 月刊ヒーローズで『ULTRAMAN』を連載している下口智裕氏が描きおろした高田ルイのイラストが存在する。