演:坂ノ上茜
概要
実戦部隊の1人である女性隊員。年齢は19歳(第3話で誕生日を迎え20歳となった)。
地元の高校を卒業後、訓練生としてXioに入隊、優秀な成績を収めて特捜班へと昇格したという経緯を持つエリート。
格闘戦や剣道に長けており、地上戦を得意とする。地上戦の強さは、第4話で格闘訓練中に喧嘩を始めたワタルとハヤトに乱入し、二人を倒して喧嘩を止めたほどである。マスケッティシステムの操縦も可能で、戦闘の際にはランドマスケッティに搭乗して闘うことが多い。
基本的に男勝りで厳しい性格だが、一方でお洒落やスイーツを楽しむなど、年ごろの少女らしい一面もある。
これは、幼少期に剣道の試合で初恋の男の子を泣かせてしまったという経緯があり、そのため、「女の子が普通でいられない世界なんて間違っている」と考えるようになったためらしい。そのため、自分の髪や衣類を汚されると激しい怒りを露わにする(たとえ戦闘中であっても、である)。本人曰く、もしXioに入隊していなければ、「普通に大学に行って平凡な女の子だったと思う」とのこと。
ルイとは歳の近い女性同士で仲の良いところも見せ、彼女のポーズや口癖を真似するなど茶目っ気のある一面も見せている。
大地とは「護衛」として成り行きでバディを組むこととなった。度々独断行動を取る大地には少々うんざりしているところもあるようだが、彼の身に何かあった際には他の隊員以上に激しく動揺したり心配したりしていることから、彼のことは仲間として大切に思っている模様。戦闘時以外でも研究が思うようにいかずに思い悩んでいる大地を励ましたり差し入れを届けてあげたりと結構気にかけているらしい様子が窺える。
エックスからは、体重、年齢、ダイエットなどについて度々デリカシーのない言葉を掛けられている。
最終話では、残されたカラータイマーから大地が生きていることを確信し、大地とエックスを助けるため危険を顧みずに電脳空間に入り、見事大地とエックスを助け出すことに成功した。
劇場版では他の隊員たちがマスケッティに搭乗して戦う中、自らは生身でジオバズーカを担いでザイゴーグ要撃作戦の「黄泉3号」に参加していた。
余談
- エックスによると体重は47.5キロ、体脂肪率は25.2らしい(第3話時点)。
- 第13話でUPGのアリサ隊員と出会った際には、格闘戦が得意な女性隊員という共通点があるからか、ハヤト隊員とワタル隊員から「なんか雰囲気が似ている」と言われていた。当人同士も年齢の近い女性ということもあってか意気投合したようで、その後の敵との戦闘でも息の合ったコンビネーションを見せている(ちなみに演者同士の年齢差は8~9歳ほどある)。