データ
- 身長:40m
- 体重:2万t
- 別名:閻魔分身獣
概要
ザイゴーグの背中の棘から生み出された閻魔分身獣の一体。
全身が若干赤みを帯びており、背中の羽を広げて空を飛ぶという従来種には無い能力を新たに会得している。
最早、アリジゴクじゃなくてクワガタにしか見えないが、アリジゴクも成虫のウスバカゲロウになれば飛べる(それでもアリジゴクの姿で飛ぶのはおかしい気がするが…)。
ザイゴーグ、ゴーグファイヤーゴルザと共に首都を進撃し、ウルトラマンティガと交戦する。
スカイタイプにチェンジしたティガやXioのスカイマスケッティとスペースマスケッティの編隊と空中戦を繰り広げるも、一度はティガのランバルト光弾を避けるも徐々に空中戦で追い詰められる。最後はスカイマスケッティに乗るハヤト隊員が使用した、サイバーバードンのカードを使った「バードンフェニックスアタック」で羽を破られて飛行能力を失い墜落。
その後、パワータイプにチェンジしたティガを大顎で締め上げようとするも、逆に片方の顎をへし折られて大ダメージを追い、最後はマルチタイプに戻ったティガのゼペリオン光線を受けて爆散、折れ残ったもう片方の顎を除いて跡形もなく消滅した。
余談
劇中でのXioのチアキ隊員のオペレーションから、『X』の世界でも過去にアントラーの存在が確認されていた模様(スパークドールズのまま発見されたのか、実体化して出現したのかは不明)。また、本作は『婆羅慈遺跡』から怪獣が復活したり、『青い石』が物語の重要な小道具として登場するなど、「バラージの青い石」へのオマージュ要素が多い作品でもある。