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アントラー

あんとらー

特撮番組「ウルトラマン」に登場する怪獣。別名:磁力怪獣(蟻地獄怪獣とも)。
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概要

アントラー 【ニコニコ動画用イラスト】


別名:磁力怪獣
身長:40メートル
体重:2万トン

宇宙から中近東に飛来した隕石と共にいた宇宙怪獣(勘違いされやすいが、バラージ地底に隠れていたわけではない)。大昔も地球に飛来し、バラージ周辺の人間を喰いまくっていたが、この時はノアの神によって退治された。

巨大なアゴと虹色の磁力光線、砂煙が武器。この磁力光線で旅客機墜落させ、乗客を襲っていた。地面に潜ることもでき、アリジゴクを発生させる事もできる。ただしアゴを破壊されると磁力光線が使えなくなるという欠点がある。

は頑丈で、スペシウム光線も通じないほどだが、かつて「ノアの神」の残したバラージの青い石が弱点。

何気に科学特捜隊という組織に過去最大レベルの人的被害を与えた怪獣。調査に出動したパリ本部、トルコ支部、インド支部の精鋭達が餌食になってしまったらしく、アリジゴクジェットビートル残骸が転がっていた。

ウルトラマンを大苦戦させたことから、後に『大怪獣バトル』、『ウルトラ銀河伝説』にも登場。後者ではスペシウム光線が効かない相手という事でウルトラアタック光線を使って倒していた。

その後の活躍

ウルトラマンマックス

日本市街地に突如出現し、都市に沈めてしまう程の巨大な蟻地獄を作り出し、磁力で都市の電子機器を麻痺させてしまった。
さらに磁力光線は鉄塔を引き寄せて武器にできるほか、マックスの光線エネルギーを霧散させることもできるなど、初代以上の多彩な能力と地の利でマックスを苦しめたが、4千年前、アントラーに滅ぼされた中央アジアの王国「バラージ」の遺産である「バラージの青い石」を使ったビームにより弱体化、大顎の片方をマクシウムソードで切断され、最後はマクシウムカノンを受けて爆死した。
初代と異なりアゴはアゴがやや上向きに沿っており、以降こちらがデフォルトになる。

ウルトラマンサーガ

キングパンドンブラックキングベロクロンタイラントと共にバット星人によりスフィアの力を植え付けられて怪獣兵器にされ、ウルトラ戦士を襲った。ただしこの時は効かなかったはずのスペシウム光線で普通に倒されていた(ちなみに、後に『ウルトラマンギンガ』に登場した際もウルトラセブンダークワイドショットでやはり普通に倒されている。あの頑丈さはどこへ消えてしまったのか……)

ウルトラマンギンガ

ナックル星人グレイが降星小学校を訪れていた黒木知美(演:川上麻衣子)をダークライブさせることで出現。
磁力光線で鉄骨を引き寄せて一条寺友也を拘束し、ジャンナインを呼び出せないようにした上で、降星小学校へ接近する。美鈴、健太、千草がウルトライブしたジャシュラインに阻まれが、思うように動けない隙を突いて優位に立ち、そのまま倒してしまう。しかし、ギンガには手も足も出ず圧倒され、最後は突如乱入してきたウルトラセブンダークワイドショットを受けて倒されてしまった。

劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン

ザイゴーグの分身態である閻魔分身獣ゴーグアントラーとして登場。全身が若干赤みを帯びており、背中から羽を広げて飛行する能力を得たらしい。別名も閻魔分身獣に変わっている。
ウルトラマンティガと対決したほか、ノアの神との同一人物説が囁かれているウルトラマンネクサスとも(直接交戦はしないものの)共演する。

なお、劇中でのXioのチアキ隊員のオペレーションから、『X』の世界でも過去にアントラーの存在が確認されていた模様(スパークドールズのまま発見されたのか、実体化して出現したのかは不明)。

ウルトラマンオーブ

ジャグラス・ジャグラーの所有する怪獣カードの1枚として登場。
ダークリングを介して、マガグランドキング復活に利用されてしまった。

他媒体での活躍

漫画

ウルトラマン超闘士激伝

キング星の怪獣として登場。

全身が光線を弾く装甲で覆われており、ウルトラマンを地中に引きずり込もうとするが、セブンの命が尽きようとしていることを思い出し奮起したウルトラマンに引き上げられ、青い玉を投げつけられて装甲が割れた胸にスペシウム・アタックを受けて戦意を喪失。一目散に逃げて行った。

ウルトラマンTHEFIRST

原作よりもさらに長射程の100㎞にも及ぶ磁力光線の帯を用いて飛行機を次々に墜落させていた。ウルトラマンの打撃もまるで通じない装甲を持ち、さらに全身に張り巡らせた磁力のにより光線をはじいてしまう。

原作ではムラマツキャップの強肩で直接青い玉を叩きこんでいたが、さすがにそれは無理があるということで本作では科学特捜隊がバラージに残された遺跡を使ってパチンコのように射出し、青い玉を叩きつけていた。その後磁力のが無くなった真っ赤な姿で科特隊に襲い掛かるも、ウルトラマンのスペシウム光線を受けて爆発四散した。

ウルトラマンSTORY0

六本の腕を生やした、より昆虫的なデザインで登場。

太古の地球で、まだスターマークが無かったころのゾフィーと激戦を繰り広げる。
地中を猛スピードで移動し、ゾフィーを磁石化させて砂鉄を這わせ行動不能にしてしまうが、チャータムの超能力を折られる。さらに、チャータムが投げつけた青い玉に「地球の守護神」が乗り移ってに風穴を開けられ、そこにゾフィーのM87光線を受けて粉々に吹き飛んだ。
このストーリーでは、ゾフィーこそがノアの神の正体であるという解釈になっている。

後にジェロニモンによりゾンビとして復活させられるものの、セブンに顎を斬り落とされ、怯んだすきに星の声の力を受け取ったゾフィーの放射したによって浄化させられ消滅した。

ウルトラ怪獣擬人化計画 feat. POP Comic code

アントラー(POP)


「おねえさま… あたし!! おねえさま達のお仲間になりたい!!」

風上旬の漫画作品で、擬女化して女子高生になったアントラーが登場。
一応、初代の生まれ変わりという設定らしいが、背中に羽を持ち、飛翔能力を持つなど上記のゴーグアントラーの特徴も一部取り入れられている。

原典では文明を壊滅させたり、付近を訪れた人間たちを次々に食い殺したりと獰猛な怪獣であったが、今作では姿が変わった影響からかとても穏やかな性格になっている。周囲の反応から、男性受けしそうな可愛らしい容姿をしているらしく、地球を訪れた際にはエレキングと共に地球のメイド喫茶アルバイトをしていた。
よく言えばマイペース、悪く言えば天然ボケなところがあり、常に明るい笑顔を浮かべており、滅多なことでは動じない図太さも持つ(怪獣墓場にやってきて姿が変わった時と、メトロン星人が目の前で真っ二つにされた時に驚いた表情を浮かべたのが数少ない例外)。

怪獣墓場にやってきて早々、ゼットンにどこかへ連れて行かれてしまうが、後に無事再登場(忘れっぽい性格だったので、どこで何をされたかは覚えていなかった)。
天然染みたキャラクターや可愛らしい容姿をメフィラスに認められ、地球侵略部隊ダークネスブラックの仲間入りを果たすことになる。特にテンペラー星人に懐いており、彼女を「おねえさま」と呼んで慕っている(テンペラーは嫌がっているが、地球来訪後は同じアパートの部屋に住んでいたり、ビラ配りを任せるなど、そこまで彼女を嫌っているわけではないらしいことが伺える)。

好物はで、地球に来てから何度か口にしている様子がある。
一方で、タマネギが嫌いらしい。

ウルトラ忍法帖

第9話に朧党の忍獣として登場。肩書は「砂忍獣」。
砂利道で転んで膝を擦りむき怒った首領の命令で、鶴亀の国を朧忍法「砂漠化光線」で砂漠に変えて回っていた(理由も「転んでも痛くないから」という下らない物だった)。
聞いてないのに自ら名乗ったり、風向きを考えず砂目潰しを掛けて自分が目をやられたりとあまり賢くない一面があった。入ると二度と出られない「無限蟻地獄」という技を使うが、「だったら(最初から)入らなければいい」とウルトラセブンに図星を突かれてしまう。
最期は首領に置いて行かれた所をマンに巨大な岩石を放り込まれ蟻地獄ごと倒された。

アニメ

大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア

プラズマソウルを取り込んだプラズマ怪獣としてCGムービー「ANTLAR Hunting」に登場。
プラズマ怪獣なので通常の個体よりも20倍くらい大きい。

磁力光線によって星人ハンターの金属製の装備も引き寄せてしまうため、ハンターたちとはすこぶる相性が悪く、通常、アントラーにハンティングを挑む際には装備に磁力コーティングを必要とする。

ムービーに登場したアントラーのプラズマソウルの露出箇所は6か所。
エレキングのハンティングを終えたばかりで下準備を一切していないラッシュハンターズを磁力光線で苦しめるが、
突如乱入してきたダダチームによって両方の大顎を折られたうえ、最後のプラズマソウルを破壊されて倒された。

また回想シーンにはプラズマソウルの色が異なるノダチザムシャーによって倒された別固体も登場している。

ゲーム

アントライオン
ニンテンドーDS専用ソフト『怪獣バスターズ』及びそれの完全版『怪獣バスターズ パワード』に登場する小型怪獣の一種。

その名が示す通り、惑星モシリスの砂地に棲息しており、アントラーの幼体のような外見をしている。
得物や敵が近づくと蟻地獄を発生させ引きずり込もうとしたり、地面に潜って地中から飛び出して攻撃する。

ブルーアントライオン
の惑星ワッカに棲息するアントライオンの亜種
アントライオンよりも強力な個体だが、基本パターンはアントライオンと変わらない。


余談

モデルについて

怪獣に詳しくない人からは初見でクワガタムシの怪獣だと勘違いされることがしばしばある。
しかし実際は上記のとおりアリジゴク(アントライオン)の怪獣である。
それでいてデザインモチーフがクワガタムシ(とカブトムシ。上向きに生えている小さな角がそれ。)なのでややこしいことこの上ない。
(ちなみに別案では頭部と小さな角がある位置に南米に住むカブトムシに似た細い角が付いたデザインで尻尾もあった)
なお硬そうなイメージからか、頭部はカニの胴体がモチーフである。

これをネタにしてか、マックスではコバ隊員が「クワガタの化け物」と言ってショーン隊員に訂正される一幕があるほか、上記の漫画『feat. POP Comic code』では、26話と35話でアントラーが(さすがに直接描写はされていないが)蟻を何匹か食べているシーンがある。


スペシウム光線の利かない怪獣

昨今の特撮ではもはやお馴染みともなった、「主人公必殺技が一切効かない」という展開を最初にやってのけたキャラクターでもある。

だが、最近ではウルトラ戦士・怪獣双方ともに戦闘力のインフレが進んだことなどに伴い、徐々にこの設定が有名無実化している傾向があり、かつてほどの強さは発揮しなくなっている(『サーガ』特別編や『ギンガ』など)。この点について『feat.POP Comic code』でも、テンペラー星人が「(スペシウム光線が効かないという)その売り一つだけで今日までやってこれた一発屋」と揶揄している。実際、その辺の脳筋怪獣よりも攻撃方法はワンパターンで、アントラー単体としてはその頑丈さが(設定に差異はあれど)売りであるためそこまで間違ってはいない。

ただ、その頑丈さに加えて、砂の中を高速で動き回る敏捷性や磁力を活かした多彩な能力などの要素もある上、最近ではとうとう飛翔能力まで手に入れるなど、一筋縄でいかない相手であることに変わりはなく、やはり強豪怪獣の一角であることは間違ってはいないだろう。

また、『サーガ』の件はそれだけウルトラマンが強くなっていたとの見方も出来なくもない(これ以前にもアントラーは『ウルトラファイト』と映画『ウルトラマン物語』では流用映像を編集したとはいえ、ウルトラマンのスペシウム光線で倒されている)。『ギンガ』の件もワイドショットはスペシウム光線より威力が高いという設定があるので、それで普通に倒せたと解釈することもできる。

どちらが前?

初代ウルトラマン放映前の特番『ウルトラマン前夜祭』では、胴体の前後が誤って着用された状態で出演した。これは生放送で準備不足であった上に、着ぐるみのファスナーが通常の怪獣とは前後逆の位置であったためにおきた珍事であったという。

関連タグ

ウルトラマン ウルトラ怪獣
ウルトラマンマックス 大怪獣バトル ウルトラマンサーガ
ウルトラマンギンガ きたぞ!われらのウルトラマン

ウスバカゲロウ

ケムジラ:成虫になれなかった繋がり。

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