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曖昧さ回避編集

ウルトラシリーズ以外に登場するアントラーの名称を冠するものについては「Antler」を参照。


DATA編集

別名磁力怪獣
英表記 Magnetic Force Monster ANTLAR
身長40m
体重2万t

概要編集

磁力怪獣 アントラー

第7話「バラージの青い石」に登場。


中近東バラージ周辺に5千年前から生息していた。

巨大な大アゴと虹色の磁力光線、噴射する砂煙が武器。この磁力光線で旅客機を墜落させ、乗客を襲っていた。地面に潜ることもでき、人間を引きずり込むほど巨大な蟻地獄を発生させる事もできる。ただし顎を破壊されると磁力光線が使えなくなるという弱点がある。また、頭の小さな触角は地面を掘り進むショベルのような役割がある。


ゲーム作品では、磁力光線を使って空から隕石を引き寄せるというとんでもない攻撃「メテオ・クライシス」も披露している。なお、「決定版ウルトラ大怪獣50大図解超百科」(講談社刊)によると、溶解液を吐き出す能力を持っているという。実際にアリジゴクも消化液で獲物を溶かして食らうのでなかなかリアルな設定である。


当時の児童誌の設定では隕石に擬態して宇宙から飛来した怪獣となっているが、実際に宇宙怪獣なのかは不明。(児童誌には本編にはない独自設定が記載されることもあるため)ただし、ウルトラシリーズには既に地球に潜んでいた宇宙怪獣が登場することもあるため可能性はある。


ウルトラマンとの戦闘では片顎をへし折られながらも、強固な体表でスぺシウム光線を無効化し、決定打を欠いたウルトラマンを大苦戦させる。しかし、バラージの女王チャータムが「ノアの神が遺したアントラーの弱点」と言い伝えられている“青い石”をノアの神の祭壇から持ち出してきたことで形勢逆転。この石をムラマツキャップに投げつけられ、全身から火花を噴きながら爆死した。


以上の立ち回りから、ウルトラマンを苦しめ、敗北ではないがウルトラマンが初めて倒せなかった強敵としての側面が主に取り上げられるが、科学特捜隊過去最大レベルの人的被害を与えた怪獣でもある。調査に出動したパリ本部、トルコ支部、インド支部の精鋭達が餌食になってしまったらしく、蟻地獄にはジェットビートルの残骸が転がっていた。


ウルトラマン物語では流用映像に登場。こちらは初代ウルトラマンのスペシウム光線で倒されている。




その後の作品での登場編集

ウルトラマンマックス編集

磁力怪獣 アントラー

第11話「バラージの預言に登場。

日本市街地に突如出現し、都市を砂に沈めてしまう程の巨大な蟻地獄を作り出し、磁力で都市の電子機器を麻痺させてしまった。

さらに磁力光線は鉄塔を引き寄せて武器にできるほか、マックスの光線のエネルギーを霧散させることもできるなど、初代以上の多彩な能力と地の利でマックスを苦しめたが、4000年前、アントラーに滅ぼされた中央アジアの王国「バラージ」の遺産である「バラージの青い石」を使ったビームにより弱体化、大顎の片方をマクシウムソードで切断され、最後はマクシウムカノンを受けて倒された。


初代と異なりアゴがやや上向きに沿っており、以降こちらがデフォルトになる。


墜落する旅客機は『ウルトラマンネオス』のハートワーマーの流用。


撮影ではアントラーの作った穴にマックスが落ちるシーンがあったが、うまくいかずにカットされた。シーンの一部はマックスが地上に降りた時に地面がめりこむ描写として流用されている。


この回のロケ地は『ギンガS』~『ジード』の4作品でも多くの舞台になった 神奈川県横浜市都筑区のセンター南である。



ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY編集

第4話「困惑の再会に登場。

レイオニクスババルウ星人の手持ち怪獣として登場。

磁力光線(本作では電磁波光線と呼称)と大アゴでゴモラを苦戦させるが、ゴモラがレイオニックバーストになった途端に形勢逆転し、大アゴを引き千切られて撤退した。

本作では磁力光線に「血中鉄分を磁力で引き寄せる効果」がある事が発覚、飛行機だけではなく人間や怪獣も吸引可能と明言された。


その後どうなったかは劇中では明かされなかった。

AC版のストーリーモードでは惑星ハマーに出現した怪獣として登場、キール星人ヴィットリオの宇宙船が衝突した事に怒って襲いかかってくるが、主人公に敗れて逃げ去ったところをキール星人グランデのレッドキングにトドメを刺される。

なお、チームとしてババルウ星人がサブに控えていることから、本作第4話のババルウ星人に使役されているアントラーである可能性も考えられるも、詳細は不明に終わる。


AC版のストーリーを基に再構成された漫画『ウルトラアドベンチャーNEO』にてネオフロンティアの分岐世界からやって来た主人公アサマ・アイのレッドキングと交戦して敗れたという解釈が採用されており、ババルウ星人のアントラーと同一の存在という事になっている。


ちなみに、後日談に当たる『ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマ』においてはアントラーがババルウ星人の手持ちから消えており、ノーバのみになっている。



ウルトラ銀河伝説編集

ウルトラマンベリアル率いる100体怪獣軍団の一体として登場。因縁の初代マンとの再戦では背後から大顎による攻撃を試みたが脱出されてしまう。更にスぺシウム光線が効かない事を看破されていたためか、ウルトラアタック光線を撃ち込まれて倒された。

その後、ベリュドラの右の角を構成する怪獣の一体となった。


ウルトラマンギンガ編集

第9話「漆黒のウルトラ兄弟」に登場。

ナックル星人グレイが降星小学校を訪れていた黒木知美(演:川上麻衣子)をダークライブさせることで出現。

磁力光線で鉄骨を引き寄せて一条寺友也を拘束し、ジャンナインを呼び出せないようにした上で、降星小学校へ接近する。美鈴健太千草の3人がウルトライブしたジャシュラインに阻まれるが、思うように動けない隙を突いて優位に立ち、そのまま倒してしまう。その後現れたギンガにも善戦するが、最後は突如乱入してきたウルトラセブンダークワイドショットで倒されてしまった。


ウルトラマンオーブ編集

ジャグラスジャグラーの所有するアントラーの怪獣カードが登場。カードの属性は

ダークリングを介して、マガグランドキングの復活に使用された。


シン・ウルトラマン編集

アントラー自体は未登場かつ設定すら存在しないが、作中の小ネタとして一瞬写るSNSの呟きに怪しいものが確認できる(映画時間の0:31:09辺り)。

内容は一般人のアカウントが大事にしていた「青い石」を避難したま自宅に放置していることにより感じる不安を綴っているものだが、当のアカウントはユーザー名が「碧Antlar」と明らかにアントラーを意識している。

禍威獣の災害としての側面を演出しているシーンにすぎないが、もしかすると禍威獣は日本にしか出現しないとされている作中世界でも中東にアントラーが眠っているのかも知れない。


ウルトラマンブレーザー編集

かつて出現した個体がGGFと交戦した記録があり、OPでヒルマ・ゲントが討伐作戦に参加したことが地球防衛隊勤務記録書に記載されていた。


ウルトラマンアーク編集

特別総集編「SKIPフジヤマ市分所にて」で、日本各地に出現した怪獣の一体として他の怪獣とともに画像が紹介された。

冒頭の地図情報からかつて九州地方(熊本県もしくは大分県)に出現したことが分かっている。


派生作品編集

ウルトラゾーン編集

ミニコーナー「怪獣漫才」では恐竜戦車と共に漫才コンビ「キャタピラ地獄」を組んでいる。

蟻地獄なのにクワガタっぽい外見で磁力怪獣を名乗るのは紛らわしいと相方にいじられ、「地底怪獣」だの「はさみ怪獣」だの「くわがた風怪獣」だの別名の改名を提案された


ウルトラ怪獣散歩編集

第41話『皇帝の鳥取降臨』にて鳥取砂丘に出現(といってもソフビ人形だが)。

MCのメフィラス星人曰く「実は鳥取県さんから砂丘なのでアントラーさんをぜひというオファーがあったんですけども、スケジュールが合わなかったんでこういう形(ソフビ人形)にさせていただきました」とのこと。


亜種編集

怪獣兵器アントラー編集

怪獣兵器 アントラー

映画『ウルトラマンサーガ』の未公開シーンに登場した怪獣兵器の一体。詳細は項目を参照。


ゴーグアントラー編集

閻魔分身獣 ゴーグアントラー

劇場版ウルトラマンXきたぞ!われらのウルトラマン』に登場した閻魔分身獣の一体。詳細はリンク先を参照。


プラズマ怪獣編集

大怪獣ラッシュのCGムービー「ANTLAR Hunting」に登場。通常の個体よりも20倍くらい大きい。


磁力光線によって星人ハンターの金属製の装備も引き寄せてしまうため、ハンターたちとはすこぶる相性が悪く、通常、アントラーにハンティングを挑む際には装備に磁力コーティングを必要とする。


ムービーに登場したアントラーのプラズマソウルの露出箇所は6か所。

エレキングのハンティングを終えたばかりで下準備を一切していないラッシュハンターズを磁力光線で苦しめるが、突如乱入してきたダダチームによって両方の大顎を折られたうえ、最後のプラズマソウルを破壊されて倒された。


また回想シーンにはプラズマソウルの色が異なるノダチザムシャーによって倒された別固体も登場している。


漫画編集

ウルトラマン超闘士激伝編集

キング星に棲む怪獣として登場。

全身が光線を弾く装甲で覆われており、ウルトラマンを地中に引きずり込もうとするが、セブンの命が尽きようとしていることを思い出し奮起したウルトラマンに引き上げられ、青い玉を投げつけられて装甲が割れた胸にスペシウム・アタックを受けて戦意を喪失。一目散に逃げて行った。


ウルトラマン_THE_FIRST編集

デザインは原作のものに似ているが、腕が二対という昆虫らしい姿に改められている。また、原作よりも長射程の100㎞にも及ぶ磁力光線の帯を用いて飛行機を次々に墜落させていた。ウルトラマンの打撃もまるで通じない装甲を持ち、さらに全身に張り巡らせた磁力の鎧により光線を弾いてしまう。また、原作と同様に『青い石』が弱点だが、ムラマツキャップは「砲丸サイズの『青い石』を人間の手で投げつけるのは不可能」と判断。打つ手を失った科特隊を尻目に、ウルトラマンを地中へ引きずり込もうとした。

しかし、科特隊に同行していたヒナタ整備士が、バラージの建造物に残された投石機の存在に気付き、これを利用されて青い石をぶつけられてしまう。その影響で磁場の鎧を失い、真っ赤な表皮を晒してしまう事となり、ウルトラマンのスペシウム光線を受けて爆散した。


ウルトラマンSTORY0編集

六本の腕を生やした、より昆虫的なデザインで登場。

太古の地球で、まだスターマークが無かった頃のゾフィーと激戦を繰り広げる。

地中を猛スピードで移動し、ゾフィーを磁石化させて砂鉄を這わせ行動不能にしてしまうが、チャータムの超能力で大アゴを折られる。さらに、チャータムが投げつけた青い玉に「地球の守護神」が乗り移って胸に風穴を開けられ、そこにゾフィーのM87光線を受けて粉々に吹き飛んだ。

本作では、ゾフィーこそがアントラーを退治したノアの神の正体であるという解釈になっている。


後にジェロニモンによりゾンビとして復活させられるものの、セブンにアゴを斬り落とされ、怯んだすきに星の声の力を受け取ったゾフィーの放った光によって浄化させられ、消滅した。


ウルトラ兄弟VS暗黒大軍団編集

怪獣墓場で眠っていた個体がウルトラ兄弟の来訪で覚醒したが、メビウスのライトニングカウンター・ゼロで腹に風穴を開けられ、撃破された。


ウルトラ忍法帖編集

第9話「裏切りのマンの巻」に朧党の忍獣「暗斗羅亜」として登場。肩書は「砂忍獣」。

砂利道で転んで膝を擦りむき怒っためひらすの命令で、鶴亀の国を朧忍法「砂漠化光線」で砂漠に変えて回っていた(理由も「転んでも痛くないから」という下らない物だった)。

聞いてないのに自ら名乗ったり、風向きを考えず砂目潰しを掛けて自分が目をやられたりとあまり賢くない一面があった。入ると二度と出られない「無限蟻地獄」という技を使うが、「だったら(最初から)入らなければいい」とセブンに図星を突かれてしまう。

最期は八つ裂き光輪乱れ撃ちが頭に刺さり飛空船で逃走しためひらすに置いて行かれた所をマンに巨大な岩石を放り込まれ蟻地獄ごと倒された。


酩酊!怪獣酒場2nd編集

モブとして第1話などに登場している。



ゲーム編集

ウルトラマン編集

スーパーファミコンで登場した2D格闘アクションゲームだが、スーパーファミコン版では登場しておらす、後に移植されたアーケード版で追加された。

ステージ7で登場する。ゲームの仕様上、フィニッシュはスペシウム光線を放った後、バラージの青い石を投げるカットが挿入されるという演出がある。


アントライオン

ニンテンドーDS専用ソフト『怪獣バスターズ』及びそれの完全版『怪獣バスターズ パワード』に登場する小型怪獣の一種。


その名が示す通り、砂の惑星モシリスの砂地に棲息しており、アントラーの幼体のような外見をしている。

得物や敵が近づくと蟻地獄を発生させ引きずり込もうとしたり、地面に潜って地中から飛び出して攻撃する。


ブルーアントライオン

水の惑星ワッカに棲息するアントライオンの亜種。

アントライオンよりも強力な個体だが、基本パターンはアントライオンと変わらない。



ロストヒーローズ編集

デザートキューブに巣食う怪獣として登場。すり鉢状の巣を作り、キャプチャー光線を発してライドゲートへの進路を妨害していたが、バラージ遺跡に安置されていた青い石を投げ込まれて表に引き摺り出され、撃破された。

サブクエストにて別個体が登場し、巣にピグモンを生き埋めにしていた。


大怪獣バトル編集

AC版EX8弾にて技カードとして収録。「自分が攻撃を受けるまで、1ラウンドごとに相手のスピード値を100下げる」という効果を持つ。


ホビー雑誌のハイパーホビーが行った人気投票で堂々の一位を獲得しNEO3弾よりプレイアブルとして本格参戦。最上位カードはスーパーレアで収録された。

アタック1100~1300、ディフェンス1200~1400、スピード400~600、パワー800~1000と、攻防ともに最下級カードの時点で四桁越えの規格外のスペックを誇るが、装甲が厚い分足が鈍く、パワーも中位カードまでは三桁止まりのため、意外と打たれ弱い。

珍しい光属性耐性を持ち、凶悪な威力を持つものが多い光属性の必殺技ダメージを軽減できるが、水・冷気属性にはてんで弱い。

必殺技は、地中を掘り進んで相手の足元から勢いよく飛び出し、大アゴで突き上げる「ライジングシザース」、相手を磁力光線で引き寄せて大アゴで挟み斬る「キャプチャ光線」、巨大隕石を磁力光線で引き寄せて相手めがけて落とす「メテオクライシス」が設定されている。

6弾ではキャプチャ光線を携えた中位カードが、7弾ではディフェンス値から引いた100をスピード値にプラスした最下級カードが収録された。


3弾以降の注目度は下火になったが、GL2弾にて再び注目が集まる。なんと4つ目の新必殺技「怪獣蟻地獄」を引っ提げた最上位カードが収録されたのである。しかも堂々のスーパーレア。

NEOから参戦したキャラが4つ目の技を持つのは結構珍しく、他にはアーマードダークネスザムシャーインペライザー巨大ヤプールレイブラッド星人レイモンがいる。

ちなみにこの技、地中から顔を出して挟み込んだ相手を地中に引きずり込み、めちゃくちゃに痛ぶった後に地上へ投げ捨てるというえげつないものである。

カードのCGイラストで地面に引き込まれている相手はなんと我らがカプセル怪獣アギラGL弾での怪獣カードのイラストは『メビウス』や『ウルトラギャラクシー』の場面を再現したものが多いため、他の怪獣との共演も珍しくはないのだが、上の二作品にもそれ以前の作品(漫画等の他媒体含む)にも、アントラーがアギラを捕まえて巣に持ち帰るようなシーンは一切存在しないため、他のキャラとのコラボが描かれたカードの中でも異物感がハンパなく、それも注目の一因になったと思われる。

ちなみに非常にわかりにくいが、似たようなことをやっているがすでにGL2弾同期に存在している。しかもそいつはGL2弾の新参である。


GL1弾より実装されたゲームシステム「トラップ」の仕掛けの一つとしても登場。

アタックバトルにて、相手側とプレイヤー側の足元の地中にランダムで潜み、相手を指定されたマスまで押し込むとライジングシザースによるダメージを与える事ができる。もちろんダメージの対象はプレイヤー側も例外ではなく、潜伏位置はラウンドごとに変化し、指定されたマスまで押し込まれるとダメージを受けてしまう。トラップ発動後は通常攻撃の連打や必殺技が待っているため、その分痛手を食らうハメになる。

神出鬼没の地獄の大アゴをうまく戦術に組み込めるか、ヘタに食らって本当に地獄を見るかはプレイヤーのテクニック次第である。


『大怪獣バトル ウルトラモンスターズNEO コンプリートバインダー2』のイラストにも抜擢されており、メビウスを大顎で苦しめる姿が描かれていた。

他にもティガやスペシウム光線の構えをとるウルトラマンレッドキングにホールドされる巨大ヤプールの姿が確認できる。


余談編集

青い石編集

砲丸ほどの大きさの“青い石”を投擲し、アントラーの額にぶち当てたムラマツキャップの強肩ぶりは一部でネタにされている(後述の漫画『ウルトラマン THE FIRST』ではそのツッコミがストーリー上の展開として取り入れられた)。

当時はそこまで考えてはいなかったのかもしれないが、冷静に考えるとただの人間が上空の怪獣ほどの高さにある標的に野球投げで物を当てられるわけがないので、『マックス』では「青い石のエネルギーを銃弾にする」という展開が取り入れられた。

シン・ウルトラマンでは一瞬写るSNSの呟きに小ネタとして名前が登場している。


モデルについて編集

怪獣に詳しくない人からは初見でクワガタムシの怪獣だと勘違いされることがしばしばある。

しかし実際は上記のとおり蟻地獄(アントライオン)の怪獣である。

それでいてデザインモチーフがクワガタムシ(と、カブトムシ。上向きに生えている小さな角がそれ)なのでややこしいことこの上ない(ちなみに別案では頭部と小さな角がある位置に南米に住むカブトムシに似た細い角が付いたデザインで、尻尾まであった)。

なお硬そうなイメージからか頭部はの胴体そのものである。


これをネタにしてか、マックスではコバ隊員が「クワガタの化け物」と呼んでショーン隊員に訂正される一幕があるほか、上記の漫画『feat. POP Comic code』では、第26話と第35話でアントラーが(さすがに直接描写はされていないが)を何匹か食べているシーンがある。


しかし、『フュージョンファイト』では、よりによってクワガタ怪獣の代役として登場した事があるいいのかそれで

ちなみに『大怪獣バトル』では、虫系怪獣を強化する技カードとして登場したインセクタスのバフ対象になり得るのはアントラーとサタンビートルのみだったりする。


ちなみにアントラーの名前の由来はアントライオン=蟻地獄で間違いないと思われるが、アントラー単体では英語で枝のような(シカなど)を意味する。奇しくもデザインモチーフのクワガタは英語でスタッグビートルだったりする(スタッグ単体では雄鹿という意味がある)。


どちらが前?編集

アントラー(?)

『ウルトラマン』放送開始前の特番『ウルトラマン前夜祭』では、胴体の前後が誤って着用された状態で出演した。これは生放送で準備不足であった上に、着ぐるみのファスナーが通常の怪獣とは前後逆の位置であったために起きた珍事である。


鳴き声編集

鳴き声はラドンのものをハイスピード再生したもの。

ちなみに『ゴジラVSキングギドラ』のキングギドラも同じくラドンの鳴き声を加工したものを使っているため、似たような鳴き声になっている。


スーツアクター編集

初代アントラーのスーツアクターは『ウルトラマン前夜祭』では泉梅之助、TV本編では荒垣輝雄が担当した。


また、『マックス』では末永博志、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』では寺井大介、『ギンガ』では力丸佳大が担当している。


関連イラスト編集

アントラーアントラー

アントラーさんバラージの青い石


関連タグ編集

ウルトラマン 初代マン怪獣 ウルトラ怪獣 昆虫怪獣

ウスバカゲロウ 蟻地獄 磁力


怪獣兵器アントラー ゴーグアントラー


アントラー(ウルトラ怪獣擬人化計画)


ケムジラシルドバン:同じく幼体とほぼ同じ姿のまま成体になる昆虫怪獣。普通の虫とは毛色が違うが、これも不完全変態の一例と見做せるだろう。

アンバーハルク:アントラーが元ネタとされる、別作品に登場する種族。

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