概要
スパークドールズの足の裏にあるライブサインをダークスパークやダークダミースパークでリードすることにより、対象となる怪獣や宇宙人に変身すること。使用者の悪意が増幅され、暴れまわる。
また、ギンガライトスパークで3人がジャシュラインにライブしたように1つのダークダミースパークさえあれば、2人が1つの怪獣にライブする事も可能な他、ダークダミースパークをコアに自律稼働させる事も可能。
ジャンキラーの場合は少々特殊であり、ダークダミースパークをコアにしてはいるが、操作はインナースペース内にてガンパッドで操縦を行う。加えてダークダミースパークを破壊されてもスパークドールズに戻ることはなかった。
この他、ウルトライブやモンスライブ同様に特定の怪獣を特定の数リードすると合体怪獣にもライブできる。
本物のダークスパークでライブさせた場合は生前の自我を保ったまま怪獣などを召喚できる…が、ウルトラマンノアが登場しなければ勝てなかったはずのダークザギがギンガに敗れているなど、完全に実力を取り戻せるかと言われたらそうでもないらしい(ジャンナインを一方的に倒せる具合には強かったが)。
なお、劇中でダークライブしていた地球人はなんと全員降星小学校の卒業生たちであった。
ダークライブした対象
怪獣/ウルトラマン | 変身者/召喚者 | 備考 |
---|---|---|
バルキー星人 | 異形の手のモノ | ダークスパークによる召喚で、変身ではない |
サンダーダランビア | 山田と木村 | 不法投棄業者。山田には植物学者になりたいという夢があり、改心後は2人でゴミ拾いのボランティアに従事している |
ケムール人 | 矢神 | バイクで人を追い回していたゴロツキ。改心後はバイクで世界一周する夢を掲げる |
キングパンドン | 菅生ユウカ | 寂しさのあまり放火を繰り返していた。元はファッションデザイナーを目指しており、改心後は再び夢に邁進している模様 |
ラゴン | 久野千草 | 主要人物。グラビアモデルに急遽美鈴が抜擢された事に嫉妬し、ラゴンにダークライブしてしまった |
ドラゴリー | 渡会健太 | 主要人物。仲間外れにされてしまったと思いこんだ心の闇に付け込まれたが、正気に戻り、未遂に終わった |
ジャンキラー | 一条寺友也 | 恐らくはスパークドールズから実体化されたものと思われるが、友也が直接ライブした描写がない |
イカルス星人 | 異形の手のモノ | ダークスパークによる召喚で、変身ではない |
タイラント | イカルス星人 | 他のスパークドールズもリードするのみならず、自分にもダミースパークを押し当て、タイラントの素材にしてしまった。 |
ダークザギ | 異形の手のモノ | ダークスパークによる召喚で、変身ではない |
ダークガルベロス | 大里剛 | ボクシングスーパーフェザー級全日本チャンピオンにまで上り詰めたが、賭博事件で追放された柿崎の友人。改心後は復帰を目指している |
ナックル星人 | 異形の手のモノ | ダークスパークによる召喚で、変身ではない |
ザラガス | 桑原伸吾 | 神経質かつ潔癖症な性格の建築デザイナーで「不〇〇」が口癖。ギンガスパークを盗み出すための捨て駒とされた。改心後はリゾート開発撤回に賛同している |
アントラー | 黒木知美 | 一の谷建設の開発本部長で短気な性格。改心後は降星小学校跡地にリゾートを開発する計画を撤回している。 |
ウルトラマンダーク/ウルトラセブンダーク | 石動誠一郎 | 美鈴の父親。降星小周辺の地質調査中に時空の歪みに囚われる。多忙のあまり、家庭を顧みず、自己を正当化していたが、改心後は娘とも和解した |
スーパーグランドキング | 石動美鈴+ナックル星人グレイ | 美鈴を救出され、ギンガサンシャインでグランドキングごと倒された |
マグマ星人 | 異形の手のモノ | ダークスパークによる召喚で、変身ではない |
ゼットン | マグマ星人 | のちにマグマ星人自ら出陣し、自律稼働状態になった |
イーヴィルティガ | 未使用 | DXダークスパーク付属のダークライブシートにライブサインが描かれた。 |
ウルトラマンレオダーク/アストラダーク | ナックル星人グレイ | ウルトラマンレジェンドステージ2014にて召喚された。オリジナルとの違いは目の色だけ |
小ネタ
一部の変身者とライブ対象には何らかの繋がりがある。
- ケムール人と矢神
- 走り屋とウルトラ怪獣屈指のスピードランナー。前者がバイク乗りでケムールが徒歩という点では対になっているが。
- キングパンドンと菅生ユウカ
- 放火魔と火炎攻撃が得意な怪獣。
- ラゴンと久野千草
- 音楽好きとアイドル。
- タイラントとイカルス星人
- イカルス星人がタイラントの素材。
- ダークガルベロスと大里剛
- ダークガルベロスモチーフが犬なので「マッドドッグ大里」の異名を持ち、自分を「負け犬」と自重している事に引っ掛けたのだろう。
- ウルトラセブンダークと石動誠一郎
- どちらも父親。ただし、実子が息子か娘という点で対になっている。
ウルトラマンの変化
ウルトラ戦士のスパークドールを使った場合、「〇〇ダーク」という姿に変化する。
ティガダークのように原典で黒化した姿が存在する場合にはそちらの姿で登場するが、そうでない場合は黒い姿に赤目の姿で登場する(レオダークやアストラダークは予算の都合からか、目しか変化していないが)。おそらく、ジャンナインがジャンキラーになったのも同様の理由からだろう。
なお、闇の巨人をリードした場合はそのまま闇の戦士として召喚される。
備考
なお、ベリアルやトレギアのアーリースタイルをリードした場合、よく知られた闇堕ち後の姿になるかどうかは不明。ゼロの場合はゼロダークネス、トリガーの場合はトリガーダークとなるのだろうが、ダーク版が赤の他人であるオーブの場合はどうなるのかは不明(オリジナルが闇落ちした姿としてのオーブダークが登場するのだろうか)。この他、ダークルギエルはギンガの別側面という扱いだが、これをダークライブした場合の結果も謎に包まれている(玩具版ではそのままギンガのライブ音声が鳴る)。
ただし、玩具ではオリジナルのスパークドールズをリードしても劇中のようにダークライブ後の名前になる事はなく、ライブサインは別で存在するという扱いになっている。
ニュージェネライブステージにおいてはダークルギエルがダークライブでゼロダークネスを召喚しており、ウルトラマンゼットと対決している。
しかし、何のスパークドールズを使ってダークライブしたかは不明。
ロストヒーローズ2では
変身タイプと召喚タイプが混在しており、原作と変身者が異なる怪獣も多い。
例えば原作では人間がライブしていたサンダーダランビアがバルキー星人のライブした姿になっていたり、ケムール人やキングパンドンには変身者が存在しないという例がある。
また、本作オリジナル要素としてゴルザ、バキシム、サラマンドラがダークライブ怪獣として登場(音声はDX玩具の流用)。
余談
ウルトラヒーロー500シリーズでのみタロウの闇落ち版「ウルトラマンタロウダーク」が販売され、「エクスデバイザー」にも「タロウダーク」名義で音声が収録された(『ギンガS』後半で登場する案もあった)。この時はまだ準公式キャラクターという扱いだったのだが…。
関連項目
ウルトラマンレオダーク/アストラダーク:ダークライブした姿だが目が赤い事以外は本家と全く同じ。
ウルトラマンオーブダーク:外見が似ているが今のところ無関係。
ガイアメモリ/ゾディアーツスイッチ/レベルアッパー:案外似ている
妄想ウルトラセブン:元祖ダークライブである。