『ダークライブ…!ウルトラマンダーク…!』
概要
『ウルトラマンギンガ』に登場するキャラクター。第8話でザラガスを撃破したギンガの前に突如現れ、続く第9話でも死闘を演じた黒い戦士。
闇の勢力によって初代ウルトラマンのスパークドールズが黒く染まったもの。基本的に初代ウルトラマンの銀色の部分が黒く、目とカラータイマーが赤くなっているのだが、単なる色違いではなく模様が少し変化している。
とある人物がダークダミースパークでライブしており、変身の瞬間に人形が黒く染まる。
戦法
初代ウルトラマンの能力に加え、不意打ちや踏みつけと言ったダーティーな戦い方でギンガに襲い掛かる。変身者はウルトラセブンの人形も所持しており、状況に合わせてウルトラセブンダークにも変身して戦うことができる。
必殺技
エフェクトが赤い色に変化しており、初登場時の不意打ちのほか転倒させたギンガに向けて上から発射した。
同じく赤くなっている。駆け付けたジャンスターへの迎撃に使った。
余談
ウルトラマンそのものが悪役になったのはギンガが初であるが、ウルトラマン本編では地底人がウルトラマンを侵略の道具にしようとハヤタを洗脳したことがあるが、変身と同時に洗脳が解けた為に未遂に終わっている。
スーツは銀座博品館劇場で定期的に行われてるライブステージの1つに登場したショー限定キャラクターだったウルトラマンガイストの流用
こちらはウルトラマンに倒された怪獣達の怨念の集合体という設定で同じく後にセブンダークとなるセブンガイストと共に登場した。
番組終了から数年間はウルトラマンダーク名前のままウルトラマンガイストや後のダークネス達に近い設定で各地のショーに登場し、ごく稀に劇中通りマン本人が闇に染まったパターンもあったようだ。
久しく目撃されていなかったが2022年の8月に久しぶりにショーに登場し、ウルトラマンデッカーと激闘を繰り広げた。
なお、「ダークウルトラマン」と言うキャラも別に存在するので、混同に注意。
ただし公式のものではなく、チャイヨー・プロダクションが円谷に無断で作ろうとした非公認ウルトラマンである。詳細はそちらの記事参照。
関連
ウルトラマンギンガ、ティガダーク、ダークザギ、スパークドールズ、初代ウルトラマン、ウルトラセブンダーク ウルトラマンオーブダーク
ネタバレ
以下、本編のネタバレを含みます
変身者は、ヒロインである石動美鈴の父、石動誠一郎である。
誠一郎は人間には支配するものとされるものの二つのタイプに分かれるといった選民思想を持っており、その心の闇を突かれウルトラマンとウルトラセブンにダークライブしてしまったのである。
ギンガを倒した誠一郎は礼堂ヒカルの精神世界での対話で美鈴のためだと自身の考えを正当化し、ヒカルに仲間になるよう誘うが拒絶されたため再び変身。
ウルトラセブンダークと使い分けることでギンガを苦戦させたが、最後はセブンダークの敗北と共にスパークドールズへと戻った。
ちなみにタイプチェンジの要領で別々の戦士の力を使い分ける戦法は、令和初のウルトラマンに引き継がれることとなった。その次の作品では、これの怪獣版を披露したヴィランも登場している。