概要
- 別名:超怪獣
- 身長:14センチ~78メートル
- 体重:150グラム~21万5千トン
- 登場話:『ウルトラマンギンガ』第10話『闇と光』にて登場。
ダークルギエルが所持しているスパークドールズの一つ。オリジナルのグランドキングよりもサイズが大型になり、顔付きが大幅に変更されたほか、全身がよりスマートになり「武器」らしさが強調されているのが特徴。口や胸からは強力な破壊光線(スーパーヒーロージェネレーションでは「グランストリーク」表記)を発射する。
劇中ではナックル星人グレイが闇に魅入られた美鈴と共にダークライブした。ただでさえウルトラ5兄弟が束になっても圧倒されるほど強かったオリジナルよりもさらにパワーアップしている上、美鈴相手に本気が出せない事もありウルトラマンギンガとジャンナインを苦戦させた。 後に加勢したウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンティガをも圧倒し、逆に3人まとめて倒してしまった。
このようにグランドキングの名に恥じぬ強さを見せつけたが、ギンガの力で美鈴の心に入り込んだヒカルが説得によって美鈴を連れ戻す事に成功。ライブ主が1人減って大幅に弱体化した所を、ヒカルと美鈴が一体化し「超最強」となったギンガのギンガサンシャインで倒された。最愛に比べれば、最強なんて……あれ、こんな展開どこかで見たような。
続編と言える『ウルトラファイトビクトリー』には、スーパーグランドキング・スペクターという別個体の強化型が登場。スパークドールズ版は強さが使用者に左右されるハンデだった分、この個体がスーパーグランドキング本来の強さであると思われる。
尚、オリジナルのグランドキングはジュダによって生み出された怪獣ではあるが、その強化体であるスーパーグランドキングもジュダ由来の個体であるかは不明。
その後の登場
スーパーヒーロージェネレーション
ナックル星人グレイが単体でダークライブし、ダークルギエルと組んで襲いかかってくる。
原作とは違って[初代マンとセブンがいない状態での戦闘になるが、原作よりも早く[[ウルトラマンタロウ>ウルトラマンタロウ(キャラクター)]]が少し早い段階で覚醒するため、タロウで倒す事が出来る。
ただし、装甲と火力が高いので注意。
ウルトラヒーローズEXPO2020
トライスクワッドを捕えて闇の戦士へ変換する計画が破綻し、駆けつけた新世代ヒーローズ+ウルトラマンゼロビヨンドに配下を全て駆逐されて後がなくなったトレギアが召喚した。
体から雷撃を放つ能力を持っているが、ウルトラ戦士たちがそこまで苦戦している様子はなく、最期はウルトラ戦士たちの合体光線でトレギア諸共消し飛ばされた。
尤も、トレギアが平時のように余裕のある態度で戦闘に臨んでいたならば、状況は変わっていたのかもしれないが。
スーツはアトラクション用のもの。
ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE
8U-英雄-編 Episode 31『暗界の超巨大獣』に登場。こちらでの名称は「グランドキング」。
世界中から集結した金属体が結集して誕生した身長200メートルに達する超合体異界獣。
原典通りに光線を発射する能力(尻尾からはプラズマ光弾を発射)とSEVEN、TIGA、ZEROの三体を相手にしても一歩も引かない強大なまでの戦闘力を持っており、ダークゴーネ軍にムルロア星を荒らされた怒りからムルロアが襲ってきた際にも特に意に介する事もなく、一方的かつ残虐に殺害してみせた。
そこへJACK、TARO、ULTRAMAN、ACE、ZOFFYが加わり、パワータイプに可変したTIGAのジャイアントスイングで横転した所をTAROのスペシウムランサー、TIGAのゼペリオン光球、MANのスラッシュ光線を立て続けに弱点の胸に食らって漸く倒された。
余談
- 当初は『ギンガ』ではなく、別企画用にデザインされていた怪獣だった。時期的に大怪獣ラッシュである可能性が高いとされていたが、実はその企画とはなんと「ULTRA-ACT」。デザイナーである後藤氏アレンジ版グランドキングとして商品化される予定だったがお蔵入りとなり、かわりにスーツが作られギンガ出演となった。
- ソフビは本編登場より一足早く発売され、スタンダードサイズである「ウルトラヒーロー500」や「ウルトラ怪獣500」よりも大きめに作られた「ウルトラ怪獣DXシリーズ」であり、クオリティの高さと相まって並べるとかなりの迫力である(その分値段も高い)。