グランドキングメガロス
ぐらんどきんぐめがろす
第20話「星屑の記憶」、第21話「あめ玉とおまんじゅう」に登場。
美剣サキがジャイロと怪獣クリスタルを組み合わせて変身した怪獣。刻印された属性は「土」。
初代グランドキングに似ているが、トサカや角、背中の突起、尾先等の末端部が金色になっているのが特徴。
超重量級の体躯から繰り出す怪力と
鈍器の如く振り回し相手を跳ね飛ばす巨大な腕メガロスアーム
胸の発光部より放つ赤い破壊光線メガロスブラスター
頭部の角より放つ電撃メガロスサンダーブレイク
頭部のランプから発射する緑色光弾メガロスグランレーザー
エネルギーをチャージして口から放つメガロスデストロイド
右腕のメガロスアームに光剣を生成するメガロスヘルブレード等々、多彩な能力を武器とする。
また、背中の角メガロススパインは分離させてレーザー光線スパインストームを照射したり、ボディ前面にスパインイレーザーという十字の陣形を組んで敵の攻撃を防ぐ盾にもなる。
初代グランドキングはジュダによって生み出された怪獣であったが、この個体も同じくジュダ由来のものであるかどうかは不明(「ギンガ」に登場したスーパーグランドキングも同様)。但し、属性がマガグランドキングと同じく「土」である事からマガグランドキング由来或いは同個体の誕生プロセス(マガオロチの卵から発せられたエネルギーが地球のエレメントに結び付いて誕生した)に近似した出自である可能性も否めない。
怒り狂った美剣がウルトラマンロッソとウルトラマンブルを倒すべく変身し、先程まで二人と交戦していたゴモラから超振動波を食らうも傷一つつかず、メガロスブラスターで返り討ちにする。さらにブルアクアのアクアストリュームやルーブスラッガーブルでの攻撃を食らってもビクともしない装甲と多彩な攻撃で二人を追い詰めていき、さらに美剣に対する考え方の違いからウルトラマンルーブに合体変身出来ずにいる二人にメガロスデストロイドを放つ。
しかし、ロッソフレイムのバリアで攻撃を跳ね返されたところをブルグランドのアースブリンガーで倒され、それと同時にロッソとブルもエネルギー切れになったため、勝負は引き分けとなった。
別名に超弩級を冠すというだけあり、グランドキング系列の怪獣では一番重い。
また、怪獣クリスタルの属性がルーブクリスタルと被った唯一の事例でもある。
スーツはマガグランドキングの改造で、前回同様デザイン画は写真加工である。頭部はオリジナルともマガグランドキングとも変えることで別個体であることを強調しており、全身の突起は派手さと強さを表現するため金色となった。
尚、グランドキングは元々合体怪獣でゴモラが混ざっており、その亜種であるグランドキングメガロスがゴモラを葬ると言うのは何気に皮肉な事である。
当初の設定では美剣サキが変身できるのはグルジオ系のみで、グランドキングメガロスは召喚されて登場するという予定だったが、美剣自身が戦って傷つかないと視聴者に美剣の本気や覚悟また痛みや苦しみなどが伝わらないとの判断から、美剣自身が変身するという展開に改められた。また、他の怪獣とのパワーバランスを考慮し、圧倒的な力を持つ代わりに美剣が力に酔いしれてしまう禁断のクリスタルであるという裏設定も加えられた。
第20話・21話監督の伊藤良一は、登場怪獣の選択肢としてノーバとグランドキングを提示されたが、ノーバを登場させるのは難しいと判断しグランドキングを選んだ。しかし近年グランドキングの登場頻度が多いことから従来とは違う能力を取り入れている。また、ロッソ・ブルと2対1になることやスーツが大きいことなどからグランドキング自体をあまり動かさずに合成を多用し、多種類の技を使わせることで強さを表現している。
ソフビは放送に合わせてウルトラ怪獣シリーズよりリリース。
ちなみにグランドキング系列が通し番号の付いたソフビとして販売されるのは初代以来34年振りである。
ウルトラマンフェスティバル2019 ライブステージ第二部では、ウルトラマントレギアによりラスボスとして召喚される。
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ウルトラマンフレア第10話「蒼き星の誓い」
フユカ「そうか、この星にも海があるのか。」 リト「な、なんかごめんね。僕もこの辺、あんまり来たことがなくてさ。」 ピグモン「キュキュ!!キャキャ!!」 リトルゴジラ「クルルルル……。」 グランドキングメガロス「グオーン……。」 フレア(リト)「フレジウム光線!!」 モアナ(フユカ)「オーシャンストリーム!!」 第10話「蒼き星の誓い」7,256文字pixiv小説作品