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宇宙の帝王ジュダ

うちゅうのていおうじゅだ

宇宙の帝王ジュダは、ウルトラシリーズの番外メディアミックス作品『ウルトラ超伝説』の登場人物。
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概要

データ

身長:60m
体重:3万2千t
別名:グア軍団侵略軍団長、宇宙の帝王
出身地:不明
CV:木原正二郎(アンドロメロス)、和田啓(ウルトラマン物語)

※但しメディア作品では活躍や役割が異なる為、原作よりの歴史基準とする。


宇宙の帝王 ジュダ

グア軍団を率い、全宇宙の支配を目論む存在。

全身を金色の鎧を纏ったような姿が特徴で、頭には巨大な角が生えている。顔付きは人間に近く、不敵な笑みを浮かべたような悍ましいもの。

背中にはマントを纏っており、金色の身体も相まって「宇宙の帝王」を自負するにふさわしい威厳のある姿となっている。


多くの媒体で登場し、アンドロ戦士やウルトラ戦士と幾度もなく対峙している強敵である。


ウルトラ超伝説(コミカライズ)

冒頭、巨大な発光体として宇宙を駆け巡り、肉体に宿り自慢の剣で地球の模型を切り裂いている。後にメカバルタンを粛清(機密を漏らそうとしたことで)。本格的に侵略を開始するが、メロスウルフを驚異と認識しナックル星人1号、2号にブラックキングキングジョーを与えて二面作戦を展開させ、自身はの裏側に全線基地を健造するもウルトラ戦士たちに察知されたため、単独行動を取ったウルフを人質にする。メロスと直接的に戦いを挑み、マスクを吹き飛ばしゾフィーの素顔を暴いた(元から感づいていた節がある)。だが、あと一歩のところでブラックホールに落ちたセブンに形勢逆転され、アンドロの力を宿したゾフィーが放つ超M87光線を腹部に浴び倒れる。

しかし、ウルフがメロスのコスモテクターと共に月から去ったあと、アメーバ生物が肉体から離れた事に誰一人気が付かなかった。ゾフィー自身はロボットではと推測していた。


実際にゾフィーの懸念通り、最初に斃された人物は影武者アンドロイドであり、本物はその後、兄モルドの指示を受け、姉のギナと共に本格的に全宇宙征服に乗り出し、ウルトラ戦士アンドロメロスたちと死闘を繰り広げることとなる。


当初はギエロニアに乗艦していたが、ペストリアベムズンに乗り換える。


影武者と本物の区別の方法は、影武者の方は悪魔を思わせるが生えているが、本物の方はそれが無く、マントを羽織り、左肩の方に蜥蜴を模した通信機を装着している。

影武者の事を「サイボーグ・ジュダ」と紹介している媒体もある。


また、時間軸では過去編にあたる「超伝説(第4部)」において『ボア』なる全宇宙を支配しようと企む謎の宇宙人の配下として太古のウルトラの星を襲撃。


後のグランテクターとアンドロ艇の開発者であるウルトラの星の科学者プロメテウスに撃破され行方不明になるも、その後、強大な力と超能力を得て舞い戻り、『ボア』を殺害。彼の率いる怪獣軍団を引き継ぎ、首魁の座へおさまると、宿敵プロメテウスとの決戦に挑み、その際のプロメテウスの繰りだした『黄道の剣』と自身の繰り出す『バット・キャリバー』が交差した際に発生した莫大なエネルギーの本流に飲み込まれ行方不明となった。


更に「超伝説(第5部)」にあたる「すすめ!タロウ」においては宇宙地震を発生させ、グランドキングを送り込み、タロウに『コスモミラクル光線』を地震の中心核に発射するするよう仕向け、『宇宙竜巻』を起こし、邪魔なタロウを亡き者しようと画策。

目論見はほぼ見事に成功し、巻き込まれたタロウは彼方へと放逐されてしまう。


そして自身は密かにウルトラの星へ侵入し、ウルトラの国で開発されている『学習システム』を利用し、ウルトラの父の記憶からウルトラの国に隠された宇宙船『アース号』の『ライフ・ポットNO.3』の在りかを探し出し、地軸の知識を得て宇宙を総べる神に成ろうと企む。


しかし時空の旅から無事帰還したタロウと嘗て葬ったはずのスペース・ナイト=プロメテウスの息子『トラン』により計画は阻止され、さらに散々自身の野望達成のために利用して来たバルタン星人を切捨てたため、見限られた星人の裏切りにより、自身の隠れている場所を知られてしまう。


そして再び宇宙地震を起こし、ウルトラの星を破壊し『ライフ・ポット』を見つけ出そうと企むもタロウの『ウルトラダイナマイト』を喰らい肉体を粉々にされてしまう。


しかし即座に蘇生するも、起点となる頭部をスペース・ナイトに持ち去られ、再生が不完全な所をその懇願により地震の中心角に放ったタロウの『コスモミラクル光線』で起きた、宇宙竜巻に諸共巻き込まれる(但し五部に至っては光太郎はZATの制服を着用。映画の話も混同している為別世界の話と言える)。


明言はされていないものの、その時の余波かはたまた、強い憎しみのためか、遥か時空の彼方へと追放された後に宇宙全体を震撼させる巨悪グアへと生まれ変わった可能性が示唆されるが、真相は謎に包まれている。


ウルトラ戦士銀河大戦争

今作では魔人ジュダと呼ばれて登場。今作の事件の黒幕で、ナックル大帝やザラブ・シーザーを束ねる存在。外見はサイボーグ・ジュダと同様。


ザラブ・シーザーを倒したメロスウルフウルトラ兄弟の前に現れ、バットキャリバーから放つ電撃でメロスとウルフを圧倒し、ウルトラ兄弟の合体技「ウルトラスクラム81光線」も通用しないほどの強さを誇る。


月面基地にて、キングジョージャイアントが倒されたことで逃走を図ったナックル大帝を踏み殺し、ウルトラ戦士達と最後の戦いに挑む。

「ジュダムジャハラガンダーラ・ジャアクムジャグーラ」という呪文を唱えることで分身し、ウルトラ戦士を苦しめたがバットキャリバーまでは分身を作り出せないため影が残るという弱点を突かれ分身を見破られるが、それでも見事な剣技でメロスを追い詰める。


しかし回復したセブンの乱入により2対1の戦いとなるがそれでも一歩も引かない戦いを展開する。

だが最後はゾフィーとしての正体を現したアンドロメロスにバットキャリバーをウルトラ真剣白刃取りで受け止められ、セブンのグランドワイドショットで大ダメージを受け倒れた所を腹にバットキャリバーを突き立てられ死亡した。


アンドロメロス(特撮版)

グア軍団の軍団長で、ファイティング・ベムや怪獣軍団を操る。にモルド、にギナがいるが、軍団長の中では最も長くアンドロ超戦士と戦った実績もある文字通り、アンドロ超戦士たちの宿敵である。「本来ならここでティータイムってところなんだがな」ジョークをかまし、「ジョーダン、ジョーダン。私の名前はジョダよ♪」とギャグを言うなどお茶目なところもある。


バットキャリバーからナイフ火花を発射して遠くにいる敵を攻撃することが出来る。攻撃以外にもジュダバリヤーというバリアを発生させ、相手の攻撃を吸収したりと万能な武器。

この他にも胸の赤い部分から発するなどの金縛り光線や肩のトカゲ型通信機や瞬間移動能力など多彩な能力を持っている。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)


ナッツ星βでダクミランと共にアンドロマルスを襲撃。マルスを深い落とし穴に落っことしてあと一歩のところまで追い詰めたがそこにアンドロメロスが乱入。

マルスのコスモバズーカでダクミランを倒され、自身もメロスのダブルランサーで肩を切られ爆死した。


…かと思われていたが後に復活し、一度受けた攻撃は二度と通用しない体質を手に入れアンドロ超戦士たちに挑戦。怪獣戦艦ベムズンを指揮しアンドロ戦士たちを苦しめたが、最後は今まで一度も使用していない技である「グランフリーズ」で肉体を凍結された所へ「レーザーショット・グランファイナル」で肉体を粉々にされ滅び、そのはギナやモルドと共にグアとなった。


容姿は超伝説(第二部)の本物と同一である。

また、後述するウルトラマン物語のジュダと同一視される作品も少なくはない。(ウルトラ怪獣大百科ウルトラマンXグア軍団の設定など。)


ウルトラマン物語

ここでも設定が異なり、宇宙に生じる歪みから誕生した強大な力を持つ悪魔として登場。近年のヒーローショーに客演するときはこちらの設定が主に使用されている場合が多い。カラーリングはアンドロメロス登場時とは異なり、全体的に超伝説と同一(二部以外)。


悪意そのものであるため実態が存在せず、今から5万年前に復活した際ウルトラの父の手によって宇宙の歪みを修正され封印された。この時緑豊かだった「惑星フェラント」を死の星と化している。

だが封印したと言っても発生源である宇宙の歪みは消せないため、数万年周期で復活してしまうためキリがないのである。そのため、ウルトラ戦士たちは何世代にもわたって封印を続けている。


ヒッポリト星人バルタン星人エンマーゴを配下にしており、ウルトラの星に復讐を果たすため、宇宙に散らばる悪魔の魂を集合させてグランドキングを誕生させる。


グランドキングがスーパーウルトラマンとなったタロウに倒されると、グランドキングと一体化していたかのごとく断末魔の悲鳴を上げて消えていった。


しかし…。


本作は現在主流になっているM78スペースの設定とはパラレルではあるものの、グランドキングジュダとの戦い自体はそちらのタロウも経験しているようだ。


なお、アンドロメロス版のジュダの本体であるグアもまた悪意そのものとされているので同一人物扱いされるのも納得である。


ウルトラゾーン

本編には登場しては無いが、CM明けのアイキャッチではごく普通に下校しているグランドキングとは対照的に、ジュダは何をやらかしたのか水の入ったバケツを両手に持ち廊下に立たされていた。


過去にウルトラ兄弟を窮地に陥れた帝王とは想像がつかないシュールな光景が、話題を呼んだ。


ウルトラマンフェスティバル

ライブステージでは度々アンドロメロス時代の姿が敵として登場している。

ウルフェス2006第1部では強さを求めるザムシャーにバッドキャリバーを抜かせて操り、自らの復活に利用した。最期はメビウスブレスにウルトラ戦士の力を集めたメビウスによって撃破された。なお、この個体はウルトラの父と対峙した際には忌々しげにしていた為、『ウルトラマン物語』の設定も折衷されているものと思われる。


ウルフェス2010第2部ではサロメ星人が作ったロボットとしてゼットンゾグエンペラ星人と共に登場。メビウスバーニングブレイブ、ジャック、ゼロの3人のコンビネーションで撃破された。

ロボットとして登場する設定はこれが初ではなく、サイボーグ・ジュダの前例がある。

余談だが、このショーではエンペラ星人ザギと夫婦みたいにダンスしながら戦ったりとツッコミどころ満載である。


ウルフェス2014第1部でも復活。なんとこの年には久々にアンドロメロスと対決した他、ラスボスとしてスーパーグランドキングが登場するなど、ジュダファンにはたまらない内容になっている。この数ヶ月後に本当にジュダが帰ってくるのだから世の中わからないもんである。


関連タグ

アンドロメロス ウルトラマン物語 ウルトラ怪獣

グア モルド ギナ

ジュダ・スペクター

ジュダ(ウルトラ怪獣擬人化計画)

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