概要
グラビア展開を含めると4機が確認されており、それぞれが過去、地球に出現した怪獣やロボット兵器を模した姿をしている。
一覧
ギエロニア
グア軍団の幹部の1人にして紅一点、ギナが搭乗するギエロン星獣をモデルにして作成された怪獣戦艦。
口の部分に「陽電子流撃砲」が搭載されている。雑誌展開を含めて計3機が作成されている。
- 1号機
漫画版やグラビア展開のみに登場。
ボディは緑色で、金色の耳と嘴と両腕を持ち、足の部分は持たない形状をしている。
搭乗者はギナではなくジュダで、グラビア展開では大多数のギエラ兵を率いてエープ星を襲撃するが、最後はアンドロ超戦士たちの合体技『コスモスピン(小型戦闘機の「アンドロファイター」に撃沈されたという説もある)』を受けて破壊されてしまった。
- 2号機
胸の部分に「陽電子流撃砲」が搭載された、ギナが搭乗する全身が漆黒のギエロニアで、1号機とは形状が異なる。
地球を襲撃するが、最後は「反重力切り」で破壊される。
- 3号機
口の部分に「ブラックホール砲」が搭載されたタイプの最新型ギエロニで、2号機とはカラーリングが異り微妙の形状も違うという特徴を持つ。またTV展開に登場する機体でもある。
ベムズン
グア軍団の幹部の1人・ジュダが搭乗する、ベムスターを模した怪獣戦艦。
雑誌展開を含めて計2機が確認されている。
- 1号機
グラビア展開にのみ登場。
腹部に試作段階の「陽電子流撃砲」が搭載されたプロトタイプ。
最後は「亜空間切り」で破壊された。
- 2号機
TV展開でも登場する、腹部に「ブラックホール砲」が搭載された最新鋭のベムズン。
1号機とは腹部の色が異なる。
キングジョーグ
グア軍団の幹部・モルドが搭乗するキングジョーをモチーフとした怪獣戦艦。
手の甲に「陽電子流撃砲」などが搭載されたギエロニアやベムズンよりも後に製造された最新型の怪獣戦艦で、一説によればグア軍団が地球を襲撃した際に引き連れていた強化キングジョーのデータを基に作製されたとされる。尚、軍団の本拠地であるグア星の防衛の要である迎撃部隊の主力艦でもある。
ペストリア
グラビア展開にのみ登場するジュダが搭乗する、ペスターをモチーフとした怪獣戦艦で、機体両側に「ブラックホール砲」が搭載されており、ジュダが2度目のエープ星襲撃の際に使用した。
尚、怪獣戦艦の中で唯一破壊されなかった機体でもある。
ちなみに同機かどうかは不明だが、『ウルトラマンタイガ』の『トライスクワッド ボイスドラマ』にも登場している。