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DATA編集

別名えんま怪獣
身長52m
体重4万5千t
出身地東京都奥多摩地底

概要編集

エンマーゴウルトラ5番目の使い魔『荒野の首斬り閻魔』

ウルトラマンタロウ』第14話「タロウの首がすっ飛んだ!」に登場。

その名の通り閻魔大王に似た姿をした怪獣。


鋼鉄をも断つ(地球上で斬れないものはない)、ウルトラマンタロウストリウム光線をも無効化する盾で武装している。


初めて出現したのは江戸時代街の4分の3を破壊したが、町人たちが作った地蔵の神通力によって封印されていた。

しかし、造成工事で自身が取り除かれた上に地主に持ち去られそうになったことに地蔵が激怒し、人間を懲らしめてやろうと自ら封印を解いたことで出現した。


以上のことから人間に罰を与えるために出現した……ように思えるが、実際は破壊行為に加えて口から吐く黒煙ブラックスモークで植物を枯らすなど、人間の悪行を数倍のスケールで行っている


工事現場に出現し、刀でスカイホエールを切断。さらにはZATの地雷作戦を物ともせずに暴れ回る。

タロウと対峙した時はストリウム光線を盾で受け止めて刀で牽制。ブラックスモークを浴びせて動きを止めると同時、刀でタロウの首を切り落としてしまった


しかし、最後は地蔵の力で動きを封じられ、同じく地蔵の力で蘇った(自身のウルトラ心臓があるため、自爆しても生き返るという後付設定まである)タロウのウルトラ念力で逆に自分の首を飛ばされた挙句に残った体はストリウム光線で爆破された(ちなみにタロウが首をはねられたのは、エンマーゴを油断させるための作戦だったことがナレーションで語られている)。さすが!お地蔵さまは強かった。


それにしても見るからに閻魔大王そのものの怪獣だが、誕生経緯はまったくの謎に包まれており、封印されていたことから察するに妖怪変化の類だったのかもしれない。また、閻魔大王は人類最初に死んだ人間という説があることから鑑みるに、元人間という可能性も否定できない…。

その後の作品での登場編集

ウルトラマンオーブ編集

惑星侵略連合が所持するエンマーゴの怪獣カードが登場。属性は


ジャグラスジャグラータロット占いのようなものに使用したカードの1枚で、ジャグラー曰く「突然の死を暗示する不吉なカード」との事。占われたナグスはジャグラーの占い通り、ラストであっけない最期を迎えることになってしまった。



派生作品編集

ウルトラマン物語編集

映像は『タロウ』本編の流用で、宇宙の帝王ジュダによりタロウを地球におびき寄せるためヒッポリト星人に続いて地球に送り込まれた。本編とは違い人語を喋る。

タロウにブラックスモークを吐きかけるが首は切断せず、最後はストリウム光線で倒された。



ぱちんこウルトラマンタロウ編集

リーチ演出で登場。タロウの首を狩ろうとするが、駆け付けたウルトラマンジャックウルトラブレスレットにより邪魔され、最後はストリウム光線の真っ向からの力押しで盾ごと吹っ飛ばされて爆死した。


余談編集

  • 第14話放送から1ヵ月後、撮影していた第22話のロケ地・伊香保からの移動中、篠田三郎氏をはじめとしたキャストやスタッフを乗せた車が道路下のコンニャク畑に転落、乗っていた8人が5日~2週間の怪我をした。コンニャクは閻魔様の好物(漫画『鬼灯の冷徹』を参照)であるため、ファンの間では閻魔様の祟りとの噂が流れたらしい。
    • なお、閻魔大王は仏教においては地蔵菩薩の化身である。閻魔大王を騙る不届き者を退治するために、タロウに力を貸したとも解釈できる。
  • 第14話の脚本を担当した石堂淑朗は『帰ってきたウルトラマン』のスノーゴン、『ウルトラマンレオ』のブニョでも脚本を担当しており、どちらもウルトラマンが切断されるという共通点が存在。

関連タグ編集

ウルトラマンタロウ タロウ怪獣 ウルトラ怪獣

閻魔大王


みんなのトラウマ

ズラスイマー 戀鬼 紅蓮騎


ザイゴーグ:同じく地獄の鬼がモチーフの怪獣

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