スーパーグランドキング・スペクター
ふっかつのちょうかいじゅう
『新ウルトラマン列伝』内で放送された『ウルトラファイトビクトリー』に登場する、スーパーグランドキングの強化形態にしてジュダ改めジュダ・スペクターが宇宙に漂う悪霊たちを集結させて生み出した凶悪無比な怪獣。
ジュダがジュダ・スペクターにパワーアップした影響なのか、全身のカラーリングが茶色から金色と黒に、右腕がジュダの愛刀「バットキャリバー」を思わせる巨大な剣に、左腕が巨大な鉤爪になっている。また、頭部の2本の角も大型化してジュダのマークが刻印されている。
本編に先駆けてソフビ人形が先行販売されており、その存在は以前から示唆されていたが、巨大ヤプールの力により強化復活を遂げたジュダ・スペクターがウルトラ戦士抹殺の為に召喚、遂に本編に登場を果たした。ウルトラマンエースのバーチカルギロチン、レオとアストラのダブルキックも押し返す赤い破壊光線を腹から放ち、ウルトラマンギンガビクトリーを一撃で沈め、ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーに戻してしまうほどの凄まじい戦闘力を持っている。防御力も高く、弱体化するまでは「ジュダを倒さなければこいつは倒せない」とエースに言わしめた。
その後もギンガたちを相手に一歩も引かない強さで圧倒し続けたが、ビクトリーナイトとジュダ・スペクターとの戦いの中でビクトリーに応えたビクトリウムコアのエネルギーを受けて一気に弱体化、動けなくなったところをギンガクロスシュート、メタリウム光線、ウルトラダブルフラッシャーの一斉攻撃でついに倒された。
スーツはスーパーグランドキングの改造。ジュダの要素を入れてアレンジしており、頭部の角や右腕、全身のカラーリングを変更している。
本作品にジュダが登場することから、『ウルトラマン物語』のオマージュとしてグランドキングを登場させるものとなった。