概要
南部の鶴見川沿いを除いて全体として起伏に富んだ丘陵地であり、北部で川崎市と接する。
旧石器時代や縄文時代などの遺跡が発掘されており、弥生時代には大規模な環濠集落や方形周溝墓(大塚・歳勝土遺跡)が築かれた。
中世に後の中原街道が形成され、江戸時代には左江戸地域が宿場町となる。
その後現在の区域全体では長らくのどかな近郊農村地帯であった。
1955年以降、南部に多くの機械や食品メーカーなどの工場が進出。
1965年からは「港北ニュータウン」の住宅街開発によって人口が増加し、1993年には現在の横浜市営地下鉄ブルーラインが延伸開業。
以降百貨店を核テナントとする駅前ショッピングセンターや、ロードサイド型の大型商業施設が相次いでオープンした。
計画的な都市開発によってかつての里山の一部が公園や緑地として保全されて、農業団地も整備されている。
1995年に横浜市歴史博物館が開館し、翌年に隣接する大塚・歳勝土遺跡が公園として再整備の上で公開を開始した。
主要交通
鉄道
主要道路
神奈川7号横浜北線・神奈川7号横浜北西線