横浜市交通局が運営する地下鉄。国内では数少ない他社局との相互直通運転を全く行っていない地下鉄である。53.4km、2路線40駅を営業。
2003年に優先座席を廃止し『全席優先席』としていた数少ない鉄道事業者であったが、2013年に『ゆずりあいシート』の名称で実質的に優先座席を復活させた。
路線
ブルーライン(1号線・3号線。BLと略されるが深い意味はない):湘南台駅~関内駅~あざみ野駅
グリーンライン(4号線。GLと略されるが深い意味はない):日吉駅~中山駅
路線愛称は2008年(グリーンライン開業時)から使用されている。
『2号線』は建設計画が中止となり欠番。横浜高速鉄道みなとみらい線が実質的な代替路線である。
運賃
運賃は他の地下鉄に比べて高く、長距離運用が多い事から区割りが12区以上も存在する。
長距離になれば京成電鉄より割安になるが、他の市営地下鉄よりも高く見られがちである。
尚、地下鉄のみ1日乗車券は大人740円、市営バス・地下鉄1日乗車券だと830円となる。
地下鉄だけで複数駅に行く時、24km以上区間での定期外で往復する際には1日乗車券を使った方が安くなる。また24km未満でも市営バスを乗り継いで往復する場合は市営バスの初乗り運賃が220円なので市営バス・地下鉄一日乗車券を使った方がお得になる。
区間 | 対キロ数 | 運賃(IC) | 運賃(切符) |
---|---|---|---|
1区 | 初乗り - 3km | 206円 | 210円 |
2区 | 4km - 7km | 237円 | 240円 |
3区 | 8km - 11km | 267円 | 270円 |
4区 | 12km - 15km | 299円 | 300円 |
5区 | 16km - 19km | 329円 | 330円 |
6区 | 20km - 23km | 360円 | 360円 |
7区 | 24km - 27km | 390円 | 390円 |
8区 | 28km - 31km | 422円 | 430円 |
9区 | 32km - 35km | 453円 | 460円 |
10区 | 36km - 39km | 483円 | 490円 |
11区 | 40km - 43km | 515円 | 520円 |
12区 | 44km - 45km | 545円 | 550円 |
鉄道むすめ
トミーテックが展開する鉄道むすめにおいて、横浜市営地下鉄からは一人登場している。
高島あざみ
ブルーライン駅務係。
関連項目
阪急電鉄(優先座席関連)