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曖昧さ回避編集

  1. 横浜市営地下鉄の路線の1つ。本項にて述べる。
  2. 山口県に路線網を持つバス会社ブルーライン交通サンデン交通の子会社。


概要編集

横浜市営地下鉄の路線で、1972年12月16日開業。湘南台駅からあざみ野駅までを結ぶ。

藤沢市の湘南台駅周辺を除き、横浜市南西部から横浜都心部を経由して北部まで路線が伸びている。正式名称は湘南台駅〜関内駅間が1号線、関内駅〜あざみ野駅間が3号線で、終日直通運転を実施している為実質1つの路線として扱われる。1号線、3号線という呼び方は鉄オタからも知名度は低い。グリーンライン開業に伴い、ラインカラーの青色をとってブルーラインの路線名がついた。集電方式が直流750V第3軌条式の路線であり、パンタグラフはついていない。


総延長40.4kmと長く、全線通しだと1時間以上かかる。(もっとも全線乗り通すのは鉄オタと物好きぐらいだが)所要時間短縮のため2015年7月18日からは日中時間帯に快速が運行されている(速達運転区間は戸塚新羽間)。

快速列車は上永谷新羽で普通列車と連絡、また普通列車は踊場折り返し・新羽駅折り返しの区間列車を設定するダイヤが組まれている。

2023年のダイヤ改正では普通列車が10分間隔に減少する反面、快速運転時間帯が大きく拡大する予定。


  • 因みに略称は英語でBLになるが、けっしてあれではない。
  • 駅の総数32は、2002年に開催されたFIFAワールドカップの参加国数と同数であり、これを利用して、応援する国を一駅一か国ずつ決めるという企画も行われた。
  • 車両は全て3扉6両編成で、全列車がワンマン運転を実施。
  • また、地上区間もかなりあり、上永谷・新羽・仲町台センター南センター北は地上駅であるほか、湘南台〜下飯田間は境川、下飯田〜立場間は和泉川、中川〜あざみ野駅間では国道246号線を越えるために地上かつ高架を走る。
  • 相鉄東急新横浜線ではブルーラインにも大きな恩恵がある。今までグリーンラインを利用していた港北ニュータウンの住民が相鉄・東急新横浜線方面に流れる為。ちなみに相鉄・東急新横浜線とブルーラインの新横浜駅は改札口同士の乗換なら階段使わずに移動できる利点もある。
    • 更に現時点でも小田急線方面でも海老名や大和乗換なら新横浜駅が有利とされている。今後の新百合ヶ丘駅延伸次第では再び変化が起きると予想される。

駅一覧編集

●は停車駅、ㇾは通過駅。

駅番号駅名普通快速乗り換え路線備考
B01湘南台
  1. 小田急江ノ島線
  2. 相鉄いずみ野線
現在横浜市営地下鉄唯一の神奈川県下の市(藤沢市)にある。
B02下飯田相鉄いずみ野線ゆめが丘駅に近い。
B03立場
B04中田
B05踊場踊場の猫伝説から、駅舎や構内タイルが猫をイメージしたものとなっている。立場寄りに留置線があり、折返列車が設定されている。
B06戸塚JR東海道線(上野東京ライン)/横須賀線(湘南新宿ライン)1999年までの起点。舞岡寄りに両渡り線がある。
B07舞岡1987年までの起点。
B08下永谷
B09上永谷1985年までの起点。地上駅かつ待避可能駅。上永谷車両基地があり、当駅発着列車もある。
B10港南中央港南区役所最寄り駅。
B11上大岡京急本線開業時の起点。港南中央寄りに留置線があり当駅着の列車が設定されている。
B12弘明寺京急に同名の駅がある。
B13蒔田
B14吉野町
B15阪東橋かつて横浜運河にかかっていた橋が駅名の元で、駅構内に阪東橋の名標が保存されている。
B16伊勢佐木長者町開業時の終点。阪東橋寄りに渡り線がある。
B17関内JR根岸線横浜スタジアム最寄り駅。上下二層式で、下りホームの隣に留置線がある。
B18桜木町JR根岸線かつては東急東横線とも乗り換えだった。横浜ランドマークタワーに近い。
B19高島町かつては東急東横線とも乗り換えだった。
B20横浜
  1. JR東海道線(上野東京ライン)/横須賀線(湘南新宿ライン)/京浜東北・根岸線
  2. 東急東横線/みなとみらい線(東京メトロ副都心線/東武東上線/西武有楽町線/池袋線)
  3. 相鉄本線
  4. 京急本線
1985年までの終点。早朝に下り列車の始発が設定されている。
B21三ッ沢下町
B22三ッ沢上町三ッ沢競技場最寄り駅
B23片倉町非常用片渡り線があり、折り返しが可能。
B24岸根公園
B25新横浜
  1. JR東海東海道新幹線
  2. JR(東日本)横浜線
  3. 相鉄東急新横浜線
1993年までの終点。北新横浜寄りに留置線があり、当駅発着の列車が設定されている。2023年(令和5年)3月18日に相鉄・東急新横浜線が開業。
B26北新横浜新羽車両基地最寄駅。開業時は「新横浜北」であったが隣駅との誤乗降が多発した為、1999年に現駅名に改称された
B27新羽地上駅かつ待避可能駅。新羽車両基地への引込線があり、当駅発着の列車が設定されている。
B28仲町台地上駅
B29センター南グリーンライン(G04)地上駅。都筑区役所最寄り駅、港北東急SCなどショッピングモールにも近い。
B30センター北グリーンライン(G05)地上駅。センター南駅同様、モザイクモールなどショッピングモールが多い。
B31中川東京都市大学横浜キャンパス最寄り駅。
B32あざみ野東急田園都市線
(嶮山)
(すすき野)
(王禅寺)
新百合ヶ丘小田急小田原線/多摩線

※()内は未開業・建設予定区間


使用車両編集

現在編集

過去編集

利用状況編集

ブルーライン全駅合計1日平均乗降人員

  • 横浜市統計書より
年度乗降人員
2008年(平成20年)度940,776人
2009年(平成21年)度981,545人
2010年(平成22年)度984,875人
2011年(平成23年)度978,925人
2012年(平成24年)度998,223人
2013年(平成25年)度1,034,959人
2014年(平成26年)度1,027,983人
2015年(平成27年)度1,049,758人
2016年(平成28年)度1,062,898人
2017年(平成29年)度1,075,512人
2018年(平成30年)度1,099,912人
2019年(令和元年)度1,088,229人
2020年(令和2年)度797,197人
2021年(令和3年)度876,895人
2022年(令和4年)度956,405人
2023年(令和5年)度996,845人

延伸計画編集

横浜市営地下鉄ブルーラインは現在、小田急の新百合ヶ丘方面への延伸が検討されている。実現されれば、稲城市多摩市から横浜都心部へのアクセスが向上される。計画としてはあざみ野からすずかげ台を経由して新百合ヶ丘に到達するものである。

2020年1月21日、新百合ヶ丘への延伸ルートが決定し、あざみ野駅から横浜市青葉区の嶮山、すすき野、川崎市麻生区の王禅寺を経由して新百合ヶ丘駅へと至る路線を、2030年の開業を目指すとしている。


  • 計画の阻害になっていた川崎市営地下鉄が白紙になった為、準備が始まっている。横浜市や川崎市だけでなく小田急電鉄東急電鉄も、新百合ヶ丘駅延伸に賛成している。
  • 田園都市線の乗客の一部が小田急に流れると予想され、更に小田急多摩線多摩モノレールから横浜方面への利便性も向上が見込まれる。
    • 新百合ヶ丘駅が完成すると江ノ島線を除く小田急沿線からは横浜駅及び新横浜駅を除く関内駅以北のブルーライン各駅及びグリーンラインの駅のアクセスが向上される。特に小田原線や多摩線から横浜都心部へのアクセスの改善は大きい。
      • また、小田急電鉄及び横浜市営地下鉄のどちらかが独自値上げしなければ、運賃面で港北NT(センター南北駅と仲町台駅)から対新宿に関しては新百合ヶ丘駅経由の方が有利となる。
      • この延伸に伴い新羽駅の車両基地拡大する方針。
  • 百合BLと呼んではいけない(戒め
  • なお、町田市はブルーライン延伸と相鉄・東急直通線開業、小田急多摩線延伸によって利用者減少を起こすのを防ぐ為、モノレールの町田延伸を素直に行った。


関連タグ編集

グリーンライン 横浜市営地下鉄 地下鉄 横浜市交通局3000形

BL:深い意味はない。今の所新百合ヶ丘にも行かない


外部リンク編集

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