概要
神奈川県藤沢市にある小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインの駅。
●1966年、小田急江ノ島線の駅として開業した。
●1999年3月、相鉄いずみ野線が接続。
●1999年8月、横浜市営地下鉄ブルーラインが接続。
ホームについては小田急が地上、地下鉄が地下2階、相鉄が地下3階となっている。
尚、改札は何れも地下1階にあり東から地下鉄、小田急、相鉄の順で並んでいる。
但し、地上から地下道へは若干わかりにくい場所にあるので少し注意する必要がある他、若干薄暗いので歩行には十分注意する必要がある。
相鉄とブルーラインは当駅~横浜駅及び新横浜駅で競合している。
所要時間は相鉄の方が有利。
運賃の内訳は相鉄線が切符440円(IC運賃433円。加算運賃140円込み)、ブルーラインは430円(ICも同額)。
IC乗車券で非定期客なら相鉄の方がトータルで安い。
小田急電鉄(OE09)
相対式2面2線の地上駅。相模大野方面の各駅停車のほんの一部は、隣の長後駅で優等列車の通過待ちを行う。
地上にホームがあるが、地下改札を利用しないと行く事が出来ない。
改札は3路線の中で真ん中にある。
横浜市営地下鉄(B01)
ブルーライン(当駅は1号線所属)の起点となる駅である。島式1面2線の地下駅。日中は快速列車が30分おきに発車する。
改札は3路線の中で最も東側にある。
横浜市営地下鉄の駅で2024年11月現在唯一横浜市外に存在する駅である。
相模鉄道(SO37)
相鉄いずみ野線の終着駅。島式1面2線の地下駅。当駅から慶応大学SFCや平塚方面の延伸計画がある。海老名駅に向かう場合は、加算運賃の影響からか小田急経由の方が安い。
改札は3路線の中では最も西側にある。
利用状況
近況
小田急電鉄
相模鉄道
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は27,346人である。
横浜市営地下鉄
年度別利用状況推移表
事業者名 | 小田急電鉄 | 相鉄鉄道 | 横浜市営地下鉄 |
---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 82,015人 | 26,397人 | 43,674人 |
2009年(平成21年)度 | 81,489人 | 26,324人 | 43,115人 |
2010年(平成22年)度 | 82,948人 | 26,741人 | 44,431人 |
2011年(平成23年)度 | 83,460人 | 26,525人 | 44,726人 |
2012年(平成24年)度 | 85,702人 | 26,704人 | 45,780人 |
2013年(平成25年)度 | 88,542人 | 27,244人 | 47,418人 |
2014年(平成26年)度 | 88,380人 | 27,052人 | 46,928人 |
2015年(平成27年)度 | 90,208人 | 27,533人 | 47,381人 |
2016年(平成28年)度 | 90,802人 | 27,949人 | 48,499人 |
2017年(平成29年)度 | 91,150人 | 28,367人 | 48,811人 |
2018年(平成30年)度 | 92,776人 | 28,779人 | 49,402人 |
2019年(令和元年)度 | 92,076人 | 28,697人 | 48,094人 |
2020年(令和2年)度 | 65,612人 | 20,808人 | 34,875人 |
2021年(令和3年)度 | 73,419人 | 22,355人 | 39,650人 |
2022年(令和4年)度 | 82,372人 | 24,105人 | 43,353人 |
2023年(令和5年)度 | 85,558人 | 27,346人 | 44,416人 |
隣の駅
小田急電鉄 | ||||
---|---|---|---|---|
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
特急ロマンスカー | 通過 | |||
快速急行 | 大和駅 | 湘南台駅 | 藤沢駅 | |
急行 | 長後駅 | 湘南台駅 | 藤沢駅 | |
各駅停車 | 長後駅 | 湘南台駅 | 六会日大前駅 | |
相模鉄道 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
| 湘南台駅 | いずみ野駅 | 通勤特急は平日朝上りのみ | |
通勤急行 | 湘南台駅 | ゆめが丘駅 | 平日朝上りのみ | |
| ゆめが丘駅 | 湘南台駅 | ||
横浜市営地下鉄 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
| 下飯田駅 | 湘南台駅 |
長後駅と湘南台駅
現在は上記の通り藤沢市北部の交通の要所として発展しているが、かつては江ノ島線の1小駅に過ぎなかった。
それが大きく変わったのはブルーラインの延伸計画が変更され、当駅に接続されてからである。
(当初計画は急行停車駅である隣の長後駅に接続予定であったが長後駅前商店街の強い反対運動により挫折し、当駅接続へと変更された)
その結果として当駅周辺は急激な発展を遂げ、またいずみ野線の延伸もあり両駅の関係は大きく逆転することとなった。
この事から都市計画の長期視点での議論等にこの両駅の関係が引き合いに出される事がある。
関連項目
いずみ野線 江ノ島線 ブルーライン 駅 神奈川県 神奈川県内の駅一覧