概要
神奈川県横浜市青葉区あざみ野にある鉄道駅。東急電鉄田園都市線(DT16)と横浜市営地下鉄ブルーライン(B32)が乗り入れている。
東急田園都市線は開業当初は通過駅であった上、横浜市営地下鉄ブルーラインも本来はたまプラーザ駅方面への延伸予定だったが、接続をあざみ野駅に変更され、1993年に開業。開業後は当駅の利用者が増えたものの田園都市線はしばらく急行通過を行っていた(鷺沼駅・たまプラーザ駅と三駅連続の停車となるため)。その後横浜市の請願もあり、ブルーライン開業から10年経った2003年に急行停車駅になった。
当駅は横浜市でありながら、横浜都心部との接点が低い青葉区民が横浜市都心部との接点を持つ唯一の駅とも言われている。
ブルーラインは現時点で終着駅となっているが、将来小田急新百合ヶ丘駅方面への延伸を予定している。
JRバス関東、JR東海バス、小田急ハイウェイバスなどによる東名ハイウェイバス江田バス停(所在地は新石川になる)の最寄り駅で、当駅からは徒歩連絡のほか、東急バス【た51】(たまプラーザ駅〜あざみ野駅〜江田駅)でも連絡するが、そちらの本数は少ない。
駅の北側にバスターミナルがあり、前述の東急バスを中心に、小田急バスも向ヶ丘遊園駅と新百合ヶ丘駅より乗り入れてくる(後者は東急との共同運行)。かつては南側に横浜市営バスが乗り入れていたが、大幅減便を経て廃止された。
駅構造
東急電鉄
相対式2面2線の地上駅。江田駅寄りに非常用渡り線がある。
のりば | 路線 | 方向 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 田園都市線 | 下り | 長津田・中央林間方面 | |
2 | 田園都市線 | 上り | 二子玉川・渋谷、(東京メトロ半蔵門線)大手町・押上、(東武伊勢崎線)北千住・春日部・久喜・南栗橋方面 | |
二子玉川より大井町線直通···大井町方面 | 急行のみ |
横浜市営地下鉄
島式1面2線の地下駅。
当駅は新百合ヶ丘延伸を想定して、ホームは地下3階にある。
近年の利用状況
東急電鉄
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は116,396人である(横浜市統計書より)。
田園都市線の駅では渋谷駅、溝の口駅、三軒茶屋駅に次いで4位。
24年4月~6月までの横浜市統計書のデータから日数分を割った1日平均乗降人員は121,254人である。
横浜市営地下鉄
2023年(令和5年)の1日平均乗降人員は72,580人である。
市営地下鉄全体でも横浜駅、戸塚駅、センター南駅、センター北駅、日吉駅に次いで6位。
24年4月~5月までの横浜市統計書のデータから日数分を割った1日平均乗降人員は76,119人であり市営地下鉄では2位だが、新横浜駅に迫られている。
年度別利用状況比較表
事業者名 | 東京急行電鉄 | 横浜市営地下鉄 |
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年度 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 130,785人 | 78,746人 |
2009年(平成21年)度 | 129,691人 | 77,384人 |
2010年(平成22年)度 | 129,393人 | 77,158人 |
2011年(平成23年)度 | 128,986人 | 76,487人 |
2012年(平成24年)度 | 131,497人 | 78,378人 |
2013年(平成25年)度 | 134,643人 | 80,247人 |
2014年(平成26年)度 | 133,283人 | 79,067人 |
2015年(平成27年)度 | 134,691人 | 80,195人 |
2016年(平成28年)度 | 135,448人 | 80,749人 |
2017年(平成29年)度 | 136,448人 | 80,717人 |
2018年(平成30年)度 | 136,656人 | 80,739人 |
2019年(令和元年)度 | 136,108人 | 80,114人 |
2020年(令和2年)度 | 93,624人 | 56,266人 |
2021年(令和3年)度 | 103,563人 | 62,908人 |
2022年(令和4年)度 | 112,644人 | 69,056人 |
2023年(令和5年)度 | 116,396人 | 72,580人 |
隣の駅
東急電鉄 | ||||
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種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
| たまプラーザ駅(DT15) | あざみ野駅 | 青葉台駅(DT20) | |
各駅停車 | たまプラーザ駅 | あざみ野駅 | 江田駅(DT17) | |
横浜市営地下鉄 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
| 中川駅(B31) | あざみ野駅 |