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正式名称東名高速線国鉄が運行を開始し、分割民営化後はJR東日本JR東海を経てJRバス関東JR東海バスが運行。

2005年にJRバス関東の子会社であるジェイアールバステックが参入して3社共同運行体制となる。


運行会社編集

  • JRバス関東(東京支店)
  • JR東海バス(名古屋支店・静岡支店)
  • ジェイアールバステック(東京高速バス管理所)

運行形態編集

急行・特急・超特急・直行の4種別があるが、あくまでも停車駅数の違いによるもので特別シートを除いて運賃のみで利用可能。


急行編集

途中全ての停留所に停車する種別で、東京駅 - 静岡駅と静岡駅 - 名古屋駅を結ぶ2系統がある。

前者は1日6往復で、JR東海バス・ジェイアールバステックが担当。後者は1日1往復でJR東海バスが担当。


特急編集

東京駅から伊勢原までの各駅と足柄、御殿場、裾野、富士、清水、静岡から浜松駅までの各駅に停車する速達種別。東名ライナーの愛称がある。

JR東海バスが担当。


超特急編集

東京駅から伊勢原までの各駅と足柄、御殿場、富士、静岡、焼津西、吉田、掛川、浜松北、浜名湖、豊川、本宿、岡崎、豊田、日進から名古屋駅までの各駅に停車する速達種別。スーパーライナーの愛称がある。

JRバス関東・JR東海バス・ジェイアールバステックの3社が担当する。


直行編集

東京駅から名古屋駅の間を途中で乗降扱いを行わない最速達種別。新東名高速道路を経由し、新東名スーパーライナー号の愛称がある。1日1往復のみ新宿駅を経由する新東名スーパーライナー新宿号がある。


運行会社は超特急と同じ。


使用車両編集

4列シート編集

後方トイレ付きで補助席なしワイドシート車が原則。JRバス関東担当便は後方トイレを拡大し、パウダールームとした40人乗り車両も使用される。


3列シート編集

2階建て車両で1日2往復運行。全席3列シートのビジネスシート装備車と1階4列・2階3列クレイドルシート装備のスカニアInterCityDDが使用される。


途中休憩編集

ドアを開けて乗客が外に出られる開放休憩の実施回数は基本的に静岡・浜松発着系統は1回、東京名古屋系統は2回または3回。

  • 東京 - 静岡:愛鷹パーキングエリア
  • 東京 - 浜松:足柄サービスエリア
  • 静岡 - 名古屋:浜名湖サービスエリア
  • 超特急:足柄サービスエリア・日本坂パーキングエリア(関東・バステック担当便のみ)・浜名湖サービスエリア
  • 直行:足柄サービスエリア・遠州森町パーキングエリア(新東名スーパーライナー新宿5号のみ海老名サービスエリアと静岡サービスエリアで休憩)

超特急の関東・バステック担当便の休憩回数が多いのは途中での乗務員交代がなく、東京名古屋間通し乗務のため。


乗務員交代編集

JR東海担当の超特急と浜松駅発着便のみ静岡インターで客扱いと同時に乗務員交代を行う。

関東・バステック担当便と新東名スーパーライナーは途中交代を行わない。

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