概要
1966年4月1日に開業し、駅番号はDT14。
急行・準急の停車駅かつ各駅停車との接続が行われる事と、駅前には比較的規模の大きいショッピングセンターや商店街がある事から宮前区の中心駅となっている。
駅周辺はニュータウン開発によって丁寧に整備された閑静な住宅街が広がり、緑地や運動施設が充実している公園も多い。
開業当初の田園都市線は2+2の4両編成で運行。
長津田駅方面の沿線人口がまだ少なかった事もあり、当駅で大井町駅寄り(当時田園都市線は路線として現在の大井町線と統合されていた)2両の増解結が行われていた。
その後利用客増加に伴い、2年後の1968年より全線4両化。
現在は最大10両編成で運行されている。
北東側には東急の留置線と、渋谷駅で当路線と相互乗り入れをする現在の東京メトロ半蔵門線の鷺沼車両基地(整備工場有)が隣接する。
これは直通運行開始後も半蔵門線専用の車両基地を確保出来なかった東京メトロ側のために、現在の東急が当時の自社施設を長津田検車区に移転した上で譲渡したものである。
2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は56,498人。
駅構造
多摩丘陵という起伏に富んだ土地柄のため、島式ホーム2面4線を擁する掘割式の半地下駅となった。
駅舎は地上に設置。
付近の留置線と鷺沼車両基地の存在などもあり、一部列車は当駅を始発・終着駅としている。
また溝の口駅から当駅までの複々線化計画がある。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | 田園都市線 | 下り | あざみ野・長津田・中央林間方面 | 1番線は待避線 |
3・4 | 田園都市線 | 上り | 二子玉川・渋谷、(東京メトロ半蔵門線)押上、(東武鉄道伊勢崎線)南栗橋方面 | 4番線は待避線 |
(大井町線直通) | 上り | 自由が丘・大井町方面 | 各停は出庫のみ |
直近の利用状況
2023年(令和5年)度の1日乗降人員は58,430人。