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弥生時代

やよいじだい

考古学で用いられる、日本古代の歴史区分。

弥生時代は、考古学において用いられる縄文時代から古墳時代の間の歴史区分。水田稲作の開始とともにはじまり、前方後円墳の発生とともに古墳時代に移行した。西暦では紀元前10世紀頃から紀元後3世紀頃までにあたる。

大陸から大規模な渡来人の移住があった(海部陽介『日本人はどこから来たのか?』pp.197)。
弥生渡来民は水田を開発して人口を増やし、縄文人と混血して後の日本人形成に大きく影響した。
海部によれば、その影響は本州~九州に強く、沖縄やアイヌでは弱かった。
しかし縄文人も単一ではなく、複数の時代複数のルートで日本に渡来している(海部、同書)。

大陸から金属製品(青銅器・器)が伝来したが、石器もなお広く使われていた。出土品は弥生土器といわれる薄手の素焼きの土器で特徴づけられるが、弥生土器の流れを組む土器は「土師器」の名でずっと後世の平安時代まで作られ続けている。

初代・神武天皇の即位は『日本書紀』(養老4年(720年)編纂)では弥生時代(紀元前660年頃)ということになるが、当時流行の辛酉革命説による無理な逆算紀年が行われているものとみられ、その実年代や実在を証明する資料は見つかっていない。

紀元前10世紀頃北九州に伝来した稲作はその後数百年かけて本州北端まで広まり、日本列島は続縄文文化にとどまった北海道と貝塚時代に移行した南西諸島をのぞいて弥生文化に移行する。

なお水田稲作伝来後も稲作の生産性は低かったため、狩猟採集生活も引き続き行われていた。特に東日本の弥生文化には縄文的要素が色濃く残り、東北地方北部は後の寒冷化で水田稲作が放棄され、続縄文時代に逆戻りしている。

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