概要
特撮番組『ウルトラマン』のリメイクであり、主に序盤のエピソードを中心に描いているため、ゴモラやメフィラス星人などは登場しない。また、バルタン星人が黒幕として暗躍し、ゼットンなどの怪獣を製造するという設定はウルトラマンパワードに酷似している。
『特撮エース』休刊後は『月刊ニュータイプ』に移籍、第2部「さらばウルトラマン」として駆け足気味にバルタン星人との最後の対決を書き終えた。なお、第1部と第2部ではウルトラマンのデザインが大きく変更されている。
登場人物
科学特捜隊
- ハヤタ隊員
- ムラマツキャップ
- フジ隊員
- イデ隊員
- アラシ隊員
- 岩本博士
- ヒナタ整備士:本作オリジナルキャラクター。オレっ娘でそばかすが可愛らしい女性整備士。ハヤタに恋愛感情を持つ。アントラー編と第2部に登場する。
宇宙警備隊
怪獣
- バルタン星人:本作の黒幕。生き残った個体がフジ隊員に寄生して暗躍した。
- バルタン星人二代目:イデ隊員を騙して作らせたスペルゲン反射鏡を装備する。
- ベムラー:ウルトラマンは生け捕りを考えていたが、やむを得ず爆殺された。
- ネロンガ:高エネルギー爆弾をぶら下げたラゴンに襲い掛かり、電撃で倒してしまった。
- ラゴン:首にぶら下がった爆弾は原爆から惑星改造用の高エネルギー爆弾に変更された。ネロンガと戦い敗死。
- グリーンモンス:スーパーガンどころかスペシウム光線を吸収し、更に巨大化してしまった。
- アントラー:あの黒い肌と高い防御力の真相が明かされている。
- レッドキング:両腕が大きくなっているのが特徴。スペシウム光線で爆殺された。
- マグラー:多々良島でウルトラマンに倒される。
- ブルトン:バルタン星人に操られて宇宙ステーションを占拠した。
- ジャミラ:バルタン星人に改造された人間。事情を知らないイデ隊員に射殺されてしまう。
- ゼットン:ウルトラマンの5倍ほどもある巨体になり、下半身が蜘蛛状の異形の姿に改造されている。
余談
特撮エースでは『ウルトラマン THE NEXT』という漫画も連載されていたが、これは映画『ULTRAMAN』のコミカライズであり本作とは無関係。