「我々は全人類に挑戦する‼」
CV:西田昭市
概要
第2話で地球を訪れた20億3千万人のバルタン星人の内、ウルトラマンに倒されなかった生き残りで、R惑星という星に移住し、地球人とウルトラマンへの復讐を目論んでいた。
初代に比べ非常にシャープなデザインであり、人気が高い。ちなみに原案はこちらに近い。
新たな能力として、光波バリアー、重力嵐、スペルゲン反射鏡等を習得。更には全身を等身大の分身に分裂させて人海戦術をかけるなどと言った事も出来た。金星開発に乗り出した毛利博士を捕らえて利用し、ウルトラマンと科学特捜隊を宇宙へおびき寄せた隙に地球を侵略しようと企み、上空で分裂し空爆を仕掛けた。
ウルトラマンのスペシウム光線を跳ね返すなど善戦したが、彼がテレポートによってR惑星と地球を一瞬で行き来するという予想外のフットワークを見せたことで、彼の守護を排除した上で地球を侵略するという作戦が失敗。
さらに、新必殺技・八つ裂き光輪(この回が初登場。ちなみに、この技で負けたのはバルタン星人二代目とレッドキング二代目のみである)や科特隊の新兵器マルス133であえなく敗北した。
派生作品
後にメフィラス星人が二代目によく似た三代目を連れて登場している。
高田裕三の漫画「ウルトラマン THE FIRST」では、地球人に恨みを晴らすべく怪獣墓場から次々に怪獣を送り込み、最強の怪獣兵器を完成させる。最後はウルトラマンの八つ裂き光輪で全滅し、初代諸共粉砕された。
一峰大二版では初代と同じデザインで登場した。
スペルゲン反射鏡に加え、全ての物体を塵に変える強力な分解光線で東京を廃墟どころか砂漠に変え、ウルトラマンを苦しめたが、最後は一瞬の隙を突かれ背後からスペシウム光線を撃たれ死亡する。
ウルトラマンは死にゆくバルタンに向け「今度は背中にも反射鏡を付けておくんだな」と強がっている。
ゲーム『グレイトバトルフルブラスト』でも初代共々登場。
余談
成田亨が描いたデザイン画に最も近いバルタン星人は実はこの二代目の方。初代のスーツは経年劣化によって使用できなくなったため、新しく製造された。
地球を攻撃する小型のバルタンは、放送当時発売されていた玩具メーカーのマルサンが発売していたソフビ人形「怪獣豆シリーズ」を流用している。
関連項目
パワードバルタン星人 サイコバルタン星人:シャープなデザインがよく似ている
マックロード:CMに戦闘シーンが登場。巻き戻し機能の説明のため、やられるシーンが何度も繰り返された。惨し。