データ
別名 | 宇宙忍者 |
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身長 | ミクロ~71m |
体重 | 0~2万6千t |
出身地 | バルタン星 |
概要
第13話(最終話)『さらば!ウルトラマン』に登場。
『ウルトラマンパワード』に登場する数少ないオリジナルキャラ(?)にして、宇宙の各地を侵略し、滅ぼしてきたバルタン星人たちの帝王。
通常のバルタン星人と比較すると、異常なまでに頭脳が発達しており、頭骨から脳の一部が露出している(結構グロい設定だな…)。
その巨大な頭からは通常のバルタン星人より強力な念力が使えると言われ、ここから放つ念動波「サイコウェーブ」によって配下のバルタン星人や怪獣を操っているとされる。ハサミからの破壊光線や腰の翅での飛行能力が使える点は配下達と同じ(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)。
なお、劇中、常に宇宙船(全長:1.6km)内にて策を巡らせていたため、地球人の前にその姿を現すことは一切なかった。
先発隊がパワードに敗れ去った後、一時地球から撤退するが、密かに情報収集を続けており、最後の仕上げとあわよくばついでにパワードを倒すという目的でパワードドラコを派遣、その時の戦闘データ及び光線技の情報を元にパワードゼットンを調整、製作し地球へ送り込む。そしてパワードとゼットンが相打ちになり、倒れたことを知るや否や宇宙空間で待機していた宇宙船母艦で遂に地球へと襲来、W.I.N.R.のスカイハンターと対決する。
その地球より優れた科学力に物を言わせ、スカイハンターの攻撃にもビクともせず、高を括っていたが、その油断が命取りとなり、最後はパワードの救援にやって来た仲間と思われる2体の赤い玉(M78星雲人)がスカイハンターに加勢し、放たれたビーム攻撃を受け母艦諸共爆発し果てた。
余談
スーツはパワードバルタン星人の改造。
企画段階での名称は「ネオ・バルタン」。
NGシーンでは部下と思われる他のバルタン星人と共に地球へ降り立ち、パワードの死体を確認するシーンやスカイハンターの前に立ちはだかるカットが存在した。
放映当時に発売されたソフビには翅がついていたが割れやすく、現在では製造物責任法(PL法)の関係で再販できずプレミアがついている。