概要
第3話「怪獣魔境へ飛べ!」に登場。
日本に登場したレッドキングの同族であり、よりごつごつとした肩書通りの髑髏のような顔つきが特徴。原住民から「レイロホ」(Rey rojo。レッドキングのスペイン語読み)と呼ばれておりオスとメスの2種類が確認されている。
スフィアレッドキングが登場するまでは(赤の要素があるEXレッドキングを除く)、唯一「本当に赤い色のレッドキング」だった。
オス
別名 | どくろ怪獣 |
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身長 | 70m |
体重 | 4万2千t |
出身地 | ギアナ高地 |
南米奥地のギアナ高地で恐れられる怪獣。 赤黒く立派な体格を持つ。
レッドキングらしい一発で高層ビルを破壊する怪力が武器で、劇中未使用だが岩石を投げる1万tの岩を300m下に投げ落とす「リフティングクラッシュ」という技を持つ。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)
好戦的ではあるが、ウルトラマンパワードの出現に助けを呼ぶメス=妻の救援に駆けつけたり、メスが崖から転落した際に悲しんで落ち込むという非常に夫婦仲が良い種族として描かれるなど、今までとは少し違った姿を見せる。
後述するが、メスが滑落した時は自身の身も顧みず身を投じてまで助けようとしていた
寸出の所でパワードが静止したものの、あの様子ではそのまま自身が滑落死する事も承知の上だったと思われる。
「彼は凶暴なまでに妻を愛していたんだな」
第12話にも登場するが、ウルトラマンの時には圧倒したパワードドラコに逆に瞬殺されるという役回りであった。
ちなみにこのパワードレッドキングは鳴き声から第3話のものとは別個体と思われる。
デザイナーを担当した前田真宏氏曰く、「繁殖期になると、カーッと赤くなるイメージ」とのことである。
メス
別名 | どくろ怪獣 |
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身長 | 60m |
体重 | 3万t |
出身地 | ギアナ高地 |
南米奥地のギアナ高地にすむメスのパワードレッドキング。
黄色い撫で肩の体格で、腕力の他、尻尾での攻撃「テイルハンマー」を得意とする。
やはり性格は好戦的で、パワードチャンドラーの縄張りを力尽くで奪うために戦った。
ウルトラマンパワードとの戦いでは夫に助けを求めつつ、パワードと戦う夫を援護するが、目つぶしで視界を奪われたため崖から落下して絶命する。
余談
『ウルトラマン超闘士激伝新章』ではパワードバルタン星人らと共に闘士ウルトラマンパワードに弟子入りしている正義の怪獣として登場する。
登場予定だったマグラーがカットされたため、雌雄での登場となった。
企画段階では「レッドキング・サイズモ」という名称候補があった。
デザイン画ではかかとの後ろに突起物のようなものが生えているのがあった。
『SSSS.GRIDMAN』では「レッドキングが全然赤くない」と告げた内海将に対して、新条アカネが「赤い奴いたじゃん、パワードに」と上記のオスの個体に関して返答している(将は驚いていたが、後の話の描写から知らなかったのではなくアカネを試した形だった模様)。またそのあとにはEXレッドキングの話題も出している。
ちなみにこれとほぼ同じ流れの会話が『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル2』でも行われている。
ソフビ人形はオスのみ発売されている。
関連項目
ウルトラマンZ:こちらにも夫婦のレッドキングが登場しており、オマージュと思われる。