データ
別名 | 友好珍獣 |
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身長 | 1.3m |
体重 | 20kg |
出身地 | ギアナ高地 |
概要
第3話「怪獣魔境へ飛べ!」に登場。
古くからギアナ高地の洞窟で暮らしてきた小さな怪獣で、南米の伝説として知られている。
人間の使う道具に興味を持っており、ギアナ高地を訪れた人間の持ち物を少しずつ住処の洞窟に持ち帰っている事から、現地の人々から「小さな泥棒」と呼ばれている。知能はなんと人間の5歳児から6歳児ほど。(動物でいうとカラスと同等である。)これまでの個体と比べ険しい崖の多いギアナ高地に生息している為か運動性は高い方だが、それでもギアナ高地の怪獣の中では非力で、危機を察知する能力が発達している。
非情に心優しい怪獣で、レッドキングとチャンドラーの戦いに巻き込まれて負傷したテレビの取材クルーを洞窟に匿った。
その後は彼らの取材対象になるところだったが、救援にやって来たW.I.N.R.のスカイハンターにクルーと一緒に乗り込み、ウルトラマンパワードがレッドキングを退けると、脅威の無くなったギアナ高地に降り立ち、帰っていくクルーとW.I.N.R.を見送っていった。
余談
企画段階での名称は「リトル・ピグモン」。作中では陸上に生息していたが、オコゼ、サンゴ、エビなど海洋生物がモチーフとなっている。実際に本編で使用されたスーツには背骨のような物がむき出しになったグロテスクな造形に変化している。
なお、当時販売されたソフビの造形はお世辞にも似ているとは言い難いが(頭が取り外しできる設計のためか。)、一目でピグモンだとはわかるフォルムになっている。
歴代でも珍しい最後まで生き残ったピグモンの先駆けとも言うべきキャラクターである。