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データ編集

別名彗星怪獣
身長60m
体重3万t
出身地バルタン星

概要編集

彗星怪獣 パワードドラコパワードドラコ 【ニコニコ動画用イラスト】

第12話「パワード暗殺計画」に登場。

サイコバルタン星人によってに載せられ、地球に派遣された怪獣。


初代ドラコとは異なり、ワインレッドに近い体色をしており、口の部分は昆虫のような印象を受ける。

目は赤く爛々と輝き、巨大な袖の様な腕はいかにも中華風と言った感じの雰囲気と狂気を滲み出させている。

また初代と同様に巨大な翼を持っており、空中や宇宙空間を高速で飛行できる(パワード本編では描写なし)。

体は光線技を弾く生体反射外骨格で構成され非常に堅固であり、ストライクビートルのミサイルはおろか、数多の怪獣を消滅させてきたパワードのメガスペシウム光線すら全く通用しない(流石に一点に集中した攻撃を浴び続ければダメージを受ける事も)。


武器は袋状の両腕から無数に取り出される隠しナイフで、パワードレッドキングの喉笛を一撃で切り裂き、ウルトラマンパワードの体表すら切断する程の威力を誇る。

さらに、このナイフは投擲武器としても使用できる。


本来の目的は、後のパワードゼットンへのパワードのデータ収集であり、音波のような雄叫びと共に受けた攻撃のデータをパワードゼットンの元へ発信する能力が備わっている。

しかし、データ収集用の怪獣ながら攻守ともに隙がまったく無く、パワードを圧倒する戦闘力を誇る。

恐らくバルタン星人は、パワードドラコで勝てればそれで良し、負けてもパワードゼットンで勝つという二段構えの戦法だったと思われる。

設定によるとこれだけ強い怪獣であるにもかかわらず、受けた傷を短時間で回復してしまう再生力があるという(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)。


活躍編集

センシティブな作品パワードドラコ

地球に送り込まれた直後に落下地点の近くに居たパワードレッドキング(オス)と交戦し、一瞬で喉笛を切断して瞬殺してしまう(原作への意趣返しである)。

W.I.N.R.のストライクビートルのミサイル攻撃にも全くダメージを受けず、参戦してきたパワードの攻撃も全く受け付けずに圧倒。

メガスペシウム光線を弾き返すなど圧倒し、一度はパワードを撤退させる。ただこの際ドラコが戦闘中に突如騒音のような音波を発したため、ベックがスカイハンターから録音を行ったものの解読不能であったが、後にW.I.N.R.はこれがパワードの光線のデータを音波を使ってバルタン星人やゼットンに送信したと推察している。


その後は市街地へと進撃し再び登場。W.I.N.R.の作戦で「全く同一の箇所に寸分違わずビートルのミサイルを当て続けて生体反射外骨格を脆くした上で、スカイハンターのスティンガーミサイルで止めを刺す」という作戦が実行された。サンダースの正確な射撃によってミサイルは全弾が胸部の同一箇所に命中しあと一歩の所まで行くものの、その直後にドラコは投擲したナイフで飛行中のストライクビートルを撃墜し、スカイハンターのスティンガーミサイルも動きを見切って防いでしまった。

作戦が半ばで失敗に終わり不時着したビートルにとどめを刺そうと接近するが、ウルトラマンパワードが現れ再戦。ここでもやはり圧倒し、パワードの胸部を鎌で切り裂いて追い詰めるが、ミサイル攻撃で弱った胸部めがけて一点収束したメガスペシウム光線を長時間当てられる事によって、遂に倒された。


余談編集

  • 企画段階での名称は「ドラコVer.02」、オリジナル脚本での名称は「レッドドラコ」。ちなみに後者は初代ドラコの初期の脚本と同じである。
  • 両腕を合わせるようにして佇んだり、振袖の中に武器(暗器)を隠し持ったりと全体的なデザイン及び演出のイメージは中国の殺し屋である。
  • ウルトラマンパワードの怪獣の中では最強との呼び声も高い。これは、ラスボス怪獣のパワードゼットンが背中を攻撃され意外とあっさり処理された事と、初代ドラコとは違ってレッドキングを瞬殺し、ストライクビートルも撃墜した強者感、前座怪獣にもかかわらずパワードを一度撤退、2度目も胸を切り裂き敗北寸前まで追い込んだインパクト、そして大物感あふれるゆったりした動きと昆虫と竜を高次元に融合させたような優れたデザインからと推測される(また、最終決戦でパワードとW.I.N.R.が苦境に立たされたのも、こいつとの戦いで受けたダメージが大きく影響している)。
  • 基礎スペックがウルトラ戦士の中で最強クラス(メガスペシウム光線の温度はウルトラ戦士最強のM87光線より高い)のウルトラマンパワードを一度は敗退、二度目も撃破寸前まで追い詰めているため、ファンの間ではウルトラ怪獣全体で見ても最強クラスなのでは?との考察がなされたこともあった。
  • 現在ではウルトラ怪獣は概念系能力や、コピー能力、不死身、などといった特殊な怪獣や宇宙人が山のようにいるため、ウルトラシリーズ全体では最強クラスとは言い難いが、未だに当時の熱狂的なファンもおり、隠れた人気怪獣といえる。

関連イラスト編集

パワードドラコ


関連項目編集

ウルトラマンパワード パワード怪獣 ウルトラ怪獣


彗星怪獣ドラコ


殺し屋


パワードバルタン星人 サイコバルタン星人 パワードゼットン


アロン:同じく尖兵・捨て石怪獣の走り。


ミコノス:同上。しかもこちらはバルタン星人の手先である。

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