概要
バンプレストから2012年3月1日に発売されたPSP専用のアクションゲーム。6人のヒーローたちを操り、悪の軍団を蹴散らす。
キャラクターには三つ巴の相性が有り、ウルトラマンや怪獣は怪人や仮面ライダーに強く、怪人や仮面ライダーはMSに強く、MSはウルトラマンや怪獣に対して強い。
グレイトバトルにとっては久々となる新作である。かつての最終作VIと同様にオリジナルキャラは登場しない。
あらすじ
「人はなぜ戦うのか」
遥か宇宙の片隅に、その星はあった。愚かな戦争で滅亡した惑星アイリスには、住人たちの深い残留思念が遺されていた。アイリスを構成する紫水晶はその思念をくみ取り、敵対意思そのものを無くしてしまうため、遠方にある三つの惑星をすぐ近くに転移させてしまった。
ウルトラプラネット、ライダープラネット、ガンダムプラネットと呼ばれた三つの星々には、悪の軍団が蔓延っていた。彼らはアイリスに眠る紫水晶が無尽蔵のエネルギーを秘めていることを知ると、それを礎に全宇宙を支配しようと目論んだのである。
三つの惑星を護る正義の使者_それすなわち、ウルトラヒーロー、仮面ライダー、ガンダム_たちは共に手を取り、悪の野望へと立ち向かっていく。
登場人物
ヒーロー
デフォルトメンバー
ウルトラマンを「兄さん」と慕う若きスーパールーキー。
必殺技はメビウスブレイブに強化変身して繰り出す「ブレードオーバーロード」
世界を渡る能力を持つ新世代の仮面ライダー。今作ではクウガ、ファイズ、ブレイド、キバにカメンライし、敵を圧倒する。
必殺技はどこからともなくクウガを召喚してファイナルフォームライドさせ、共に突撃する「ディケイドアサルト」
ガンダムプラネットの平和を守る少年兵。遠距離・中距離戦に強く、接近戦に弱い。
必殺技はハイマットフルバースト
レジェンドヒーロー
ウルトラプラネットの重鎮。怪力の持ち主で、巨大な敵も軽々と放り投げてしまう。
必殺技は勿論スペシウム光線
ライダープラネットの伝説の英雄。巧みなバイク捌きで敵を翻弄する。
必殺技は周囲の敵すべてを蹴り倒す「電光ライダーキック」
フリーダムの先輩。遠距離戦は勿論、ガンダムハンマーやビームサーベルを使った接近戦もお手の物。
必殺技はハイパーバズーカの乱れ撃ち→ビームライフルでの射撃→ビームサーベルでの切り付け(ジーンザク戦のオマージュ)→ラストシューティングのコンボをつなげる「フルウェポンコンビネーション」である…ちなみに、元ネタは本作ではジオン・ザフト連合を早々に離脱している。
アシストキャラ
ウルトラマン
ヒーローたちの暫定的なリーダーを務める頼れる兄貴。戦艦フェニックスネストの艦長。
アシスト効果は「死亡したキャラの蘇生」(ゼットン戦のオマージュ)。
ウルトラマンゼロの実父。
アシスト効果はアイスラッガーによる攻撃。
夕日の似合うウルトラマン。
アシスト効果はウルトラブレスレットを変形させたウルトラランスによる攻撃。
切断技を得意とするウルトラマン。
アシスト効果はフラッシュハンドによる「攻撃力強化」。
ウルトラ6兄弟の末弟。
アシスト効果はウルトラダイナマイトによる攻撃で、使用に制限がある。
ウルトラマンタロウの実母。
アシスト効果はマザー光線による「味方の体力回復」で、本作最強のアシストである。
超古代文明の光の巨人。
アシスト効果はゼペリオン光線による攻撃。
ティガによく似た力を持つ光の巨人。
アシストはソルジェント光線による攻撃。
大地の力を司る光の巨人。V1の姿で登場。
アシスト効果はフォトンエッジによる攻撃。
慈愛の心を持つ光の巨人。ルナモードの姿で登場。
アシスト効果はフルムーンレクトによる敵の鎮静化。
メビウスの戦友である青い身体のウルトラマン。
アシスト効果はナイトビームブレードによる攻撃。
ウルトラセブンの息子。当時の最新ウルトラヒーローだが、本作では主役をメビウスに譲っている。
アシスト効果はゼロツインソードによる攻撃。
仮面ライダー
力の2号と称される、仮面ライダー1号の盟友。
アシスト効果はライダー卍キックによる攻撃。
人か野獣か?!密林から来た凄い奴!
アシスト効果は大切断による攻撃。
かつてコンパチヒーローシリーズを支えた太陽の子。
アシスト効果はリボルクラッシュによる攻撃。
超古代の人類・リントを守り戦った伝説の戦士。
アシスト効果はマイティキックによる攻撃。
ミラーワールドで起こるライダーバトルを止めるために戦う仮面ライダー。
アシスト効果はドラグクローファイヤーによる攻撃。
人の夢を守るために戦う、夢無き仮面ライダー。
アシスト効果はフォンブラスターによる攻撃。
人々を守る事を仕事として、運命に立ち向かう仮面ライダー。
アシスト効果はライトニングスラッシュによる攻撃。
天の道を往き、総てを司る仮面ライダー。
アシスト効果はクロックアップ発動からの高速移動による全体攻撃。
最初からクライマックスな仮面ライダー。ソードフォームの姿で登場。
アシスト効果は俺の必殺技パート2による攻撃。
運命(さだめ)の鎖を解き放つ仮面ライダー。
アシスト効果はダークネスムーンブレイクによる攻撃。
街を泣かせる悪を許さない、2人で1人の仮面ライダー。
アシスト効果はジョーカーエクストリームによる攻撃。
シャドームーンとの戦いでバッジを獲得するのに必須(オールライダー対大ショッカーのオマージュ)。
ちょっとの小銭と明日のパンツがあれば生きていける、無欲な仮面ライダー。タトバコンボの姿で登場。
ウルトラマンゼロと同じく、当時の最新仮面ライダーである。
アシスト効果はオーズバッシュによる全体攻撃。
ガンダム
ガンダムの戦友の1人。
アシスト効果は240mm低反動キャノン砲による攻撃。
ガンキャノンと同じく、ガンダムの戦友の1人。
アシスト効果は40mm4連装ボップ・ミサイル・ランチャーと120mm低反動キャノン砲の一斉掃射による攻撃。
「時代を変える力を持つ」若きガンダム。
アシスト効果はバイオセンサーによって出力が強化されたビームサーベルによる攻撃。
同世代の中では抜群の高火力を誇る若きガンダム。
アシスト効果はハイメガキャノンによる全体攻撃。
本作ではガンダムとは別人扱いになっている。
アシスト効果はフィンファンネルによる「攻撃無効バリア」の展開。
攻撃にも使えるフィンファンネルを防御技として使った珍しい例。
BLACKRXと共に、コンパチヒーローシリーズを支えた新時代のガンダム。
アシスト効果は質量を持った残像による「敵の攪乱」。
理論上は亜光速のスピードを出せる若きガンダム。
アシスト効果は光の翼による攻撃。
キング・オブ・ハートの称号を持つ格闘家のガンダム。
アシスト効果は爆熱ゴッドフィンガーによる攻撃。
常に冷静な面持ちで任務を遂行するガンダム。
アシスト効果はローリングバスターライフルによる全体攻撃。
混迷の時代を生きる、明るくポジティブなガンダム。
アシスト効果はツインサテライトキャノンによる全体攻撃。
フリーダムの親友。ジオン・ザフト連合を離反し、ヒーロー側についた。
アシスト効果は「連結状態のラケルタ・ビームサーベルによる斬撃→ルプス・ビームライフルの連射→フォルティス ビーム砲の砲撃」によるコンボ攻撃。
運命を切り開く強い闘志を持ったガンダム。
前述の通りジオン・ザフト連合を早々に離脱し(上司にあたるジャスティスに説得されたのだろうか?)、ヒーロー側についている。
アシスト効果はアロンダイト ビームソードによる串刺し攻撃。相手を拘束する効果がある。
怪獣軍団
怪獣軍団を束ねる暗黒宇宙大皇帝。戦闘時にはその場を一歩も動かない。
エンペラ星人の側近。エンペラ星人の戦死後に怪獣軍団を操る。
ヤプールがウルトラプラネットを滅ぼすためにメビウスに差し向けた刺客。
ヤプールが育て上げた異次元超人。ウルトラ兄弟(ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ)を捕獲した。
ウルトラマンを打倒するために送り込まれた。
ウルトラプラネットに怪獣を送り込んだ張本人。
大ショッカー
大ショッカーの事実上のNo.2なのだ。シャドームーン亡き後、大ショッカーの全権を掌握する。
上級怪人。仮面ライダー1号と激しいバイクチェイスを行う。
ジオン・ザフト連合
ジオン・ザフト連合総帥。「優れた種族だけが生き延びる」という説を唱え、従わない民を抹殺しようと目論む。性格は赤い人よりもヒトラーの尻尾に似ている。
ジオン・ザフト連合の幹部。フリーダムガンダムに投降を呼びかける。
ジオング撃墜後、ジオン・ザフト連合を支配しヒーローたちに戦いを挑む。
ジオン・ザフト連合の幹部。巨大なビーム砲が武器。
ジオン・ザフト連合の幹部で、フリーダムガンダムに敵愾心を持つ。
中立
世界を股にかける大怪盗。ヒーローたちを時には支援し、時にはその前に立ちふさがるが、最終的に彼の所業により驚くべき結果が訪れる。