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V2ガンダム

ぶいつーがんだむ

V2ガンダムとは、TVアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する、超高性能機。映像化された宇宙世紀作品において、最も後年代に開発されたガンダム・タイプーー『究極のモビルスーツ』である。
目次[非表示]

ガンダムよ……天に昇れぇッ!

カタログスペック

頭頂高15.5m
本体重量11.5t
全備重量15.9t
ジェネレーター出力7,510kw
装甲材質ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
総推力測定不能
サブスラスター総推力66,790kg


概要

軍事同盟リガ・ミリティアが新たなフラッグシップ機とするために開発した、最新鋭機。形式番号はLM314V21
設計にはウッソ・エヴィンの母親であるミューラ・ミゲルが関わっている。
また、製造は、劇中描写よりコア・ファイターを含めた全パーツが月の工場で行われているが、機構面ではサナリィのF9グレードの関連技術が随所に見られるため、設計~完成に至る道筋を作り上げた『真なるジン・ジャハナム』(ウッソの父である、ハンゲルグ・エヴィン)の政治的手腕の高さが伺われる。

次世代の推進システムであるミノフスキー・ドライブを、実戦運用に耐える完成度で搭載した唯一の機種であり、現状の宇宙世紀(映像化された公式作品)における『最新世代MS』あるいは『最終世代MS』にカテゴライズされる。
ミノフスキー・ドライブによる機動性のみならず、発生する加速Gに耐えるためフレームレベルでVガンダム(V1)から完全新規設計された頑強な構造、同世代の量産機と比較して倍近い出力の最新型ジェネレーター、群を抜くアポジモーター数など、基本スペックにおいても全てが最高レベルに達している。
さらにV1から引き継いだコア・ブロック・システムにより、画期的であったダメージコントロール能力はそのまま、拡張性においては莫大な余剰出力と相まって、多数の強力なオプション武装の同時稼動を可能とした。

本来は欠陥となる「光の翼」(後述)についても、パイロットの技量とセンスにより攻防に優れた独自兵装へと昇華しており、攻・守・機動力のみならず、汎用性そして信頼性のあらゆる面で他の追随を許さない本機は、DVD・BRブックレットや公式サイト、プレミアムバンダイなどの各媒体において、『超高性能機』『最高性能機』『究極のモビルスーツ』『史上最強の機動兵器』と表現されている。
ザンスカール帝国との戦争に於いて戦力に劣るリガ・ミリティアの中枢として活躍し、圧倒的な戦力数の差を覆し戦局をリガ・ミリティアへ傾けた(公式サイト解説より)。

戦後は、平和が訪れ必要が無くなった本機が地球のカサレリアに於いて打ち捨てられ、雪をかぶり朽ちていく姿がラストシーンを飾った。

ミノフスキー・ドライブ

次世代の推進システム。ユニット内にミノフスキー粒子を高圧縮し、任意方向に開放する事で、その反発によって推進力を得る事が可能だが、宇宙世紀0153年の技術を持ってしても、未完成品にまでしか至らなかったシステムであるため、偶発的に仕様外の現象である「光の翼」が発生してしまうという、欠陥を有している。

宇宙世紀においてこれまで用いられてきた如何なる推進装置とも異なる力場(フィールド)を用いた原理であり、劇中(およびゲーム作品)では機動時に他MSとは異なる、弦を低く鳴らしたような独特の駆動音が用いられる。

大きなメリットは下記三点。

大推力

スペックノートにおいて測定不能とされるほどの推力を発揮できる。これは機構上ジェネレーター出力に依るが、V2ガンダムは宇宙世紀0153年において15m級MSで最大の出力を誇る最新型ジェネレーターを搭載しているため、なんら問題とはならない。
海底都市アンダーフックの海上において、ルペ・シノが駆るドッゴーラが切り離したテールラッド(約100t)の回転(大慣性)を用いた拘束を、自機の推力のみで急停止させている事から、パワー・ウェイト・レシオは軽く見積もっても10倍を超えている
また、非映像化作品ではあるが『機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト』において、事実上の下位機種であるファントムガンダムが単機による大気圏離脱を敢行した事から、より完成度の高い本機は同様に(あるいは更に短時間での)単独大気圏離脱が可能と思われる。
事実、ザンネックとの初遭遇戦では、SFSによって大気圏を離脱していく敵機を単機で追う挙動を示しており(味方機との連携を優先して、追撃を中断している)、エンジェル・ハイロゥ攻防戦中盤では、大気圏を下降中のエンジェル・ハイロゥから自力で地球の重力を振り切って母艦へと帰還している。

推進剤不要

ヘリウム3を反応させて半永久的に稼動する、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉で発生させた電力を、直接推進力へと転用するため、既存のMSで使用されていた推進剤(熱核ロケットエンジン用燃焼剤)を必要としない。よって、MSの積載バイタル(酸素など)が続く限りは戦闘続行が可能となり、上記の大推力とあわせてMSの航続距離が飛躍的に拡大することを意味する。
無論、バイタル維持機能が最小で済む大気圏中層までであれば、(パイロットの体力が続く限り)無期限で戦闘を継続できる。ウッソ機は最終決戦においてジャンヌ・ダルクから出撃したのは早朝時刻であったが、エンジェル・ハイロゥ飛翔時には翌朝の陽光が差し始めていたため、ほぼ24時間の連続戦闘行動を達成したことになる。
なお、逆に空気抵抗を無視できる大気圏外であれば、無人・ジェネレーターの永久稼動を仮定しての超長期間連続加速を行う事で、理論上は亜光速まで達せられる。
当然ながら、これまで推進剤の搭載に占められていた機体容積を他の機能に割り振る、あるいは軽量化に繋げることが可能なメリットも、非常に大きい。

加えて、スラスターが電力→熱→推進剤燃焼→推進力と段階を踏む事で生じてしまっていたエネルギー、および時間的ロスをゼロ化できるため、ジェネレーターへの負荷が小さく、機体の反応速度向上にも寄与している。

慣性制御機能

詳細な機構は明かされていないが、(V2ガンダムに搭載された完成度の)ミノフスキー・ドライブは、ミノフスキー・エフェクトによりパイロットおよび機体にかかる慣性(G)を緩和させるため、20Gの殺人的な機動ですら許容範囲内の負荷で実行可能である
(なお、本機能については、機構としての完成度が低いためかファントムガンダム(およびその改修機であるゴーストガンダム)では稼動しなかった。)
慣性の法則からある程度解き放たれているため、劇中では高速機動のまま、ほぼ直角に軌道変更する予備動作無しで瞬時に静止するといった、従来の機動兵器では達成し得ない超変則機動を見せている。


以上の(MSに搭載するにはオーバースペックに近い)機能群と、パイロットの高度な技量により、V2ガンダムは敵対した強化人間に度々「Vの字の残像を残して消えた!?」と言わしめる超高速機動をほぼノーリスクで実行・戦術に組み込んでいる。

MS形態

V1から引き続きコア・ブロック・システムを採用しており、三つのパーツ(後述)が合体してMSとなる。機体のシルエットは非常にスマートながら、ミノフスキー・ドライブを搭載した恩恵により推進剤の積載容量を大幅に削減できたため、手足による打撃戦や、アインラッドの激突に耐える事が可能なほど高いフレーム剛性を確保している。

コクピット・レイアウトはV1と完全に同じ仕様となっていたため、パイロットは機体転換をスムーズに完了する事が出来た(ウッソ機の運搬時のセリフから、ウッソ用コア・ファイターにはあらかじめV1ウッソ機の学習データがインプットされていたと思われる)。なお、ウッソ機のコクピットには後に、ハロ専用台座が後部スペースに増設され、戦闘支援AIとして活躍させている。

サイコミュ系のシステムについては、小説版における本機にあたるセカンドV(後述)に搭載されていない事が明記されているが、機体の追従性はウッソが「まるで自分の身体のよう」と評するほどであり、アニメ劇中においても下記の『分身』に相当する超高機動や、死角から発された敵機のビームを自分のライフルで相殺するという離れ業を実現させた事から、その圧倒的な性能は推して知るべしである。

頭部にはF9グレードから引き継いだ、精密射撃用デバイスが装備されており、長距離狙撃・マルチロックオンの際にはメインカメラの『左眼』側に、スコープ型のデバイスが降りて、コクピットのサブモニターに望遠拡大画像が表示される。

本機の凄まじいまでのポテンシャルの高さは、ニュータイプとして“開花”していたウッソをしても、機種転換後暫くの間は性能を充分に引き出せず、本格的にその“力”を発揮出来るようになったのは、モトラッド艦隊戦後になってからであった。

変形・合体機構

V1とほぼ同じ変形システム・構成を採用しているが、トップ・リム、ボトム・リムの変形機構は簡略化されている。これは、ミノフスキー・ドライブ搭載により、本機がMS形態(人型)のまま充分な速度と航続距離を有している事から、ダメージコントロールを主眼に置いているためである。

コア・ファイター

四肢の質量が無く流線型のフォルムを持つ上、慣性制御機能を維持しているため、人類史上最速・最小旋回半径を有する有人航空/航宙機である。

V1同様、重要機器の全てが内蔵されている本機の「心臓部」。特にミノフスキー・ドライブ・システムとその補機、および最新型ジェネレーターは極めて高機能であり、V1が有していた量産性のアドバンテージは完全に消失してしまっている(一説には、V2ファイター一機を生産するために、巡洋艦一隻と同コストがかかるとされる)。これが原因となって、戦中に生産が間に合ったのは、トップ・エースのウッソ機と、最前線実働部隊であるシュラク隊隊長のオリファー機の二機のみであった。更にオリファーはモトラッド艦隊旗艦アドラステア撃沈という戦略的目的のため、V2ファイターの高出力ジェネレーターを簡易核弾頭に見立て、同艦に特攻。ロールアウトから数日で消失していることから、実質的に稼動したのはウッソ機のみである。

V2コア・ファイターは、推進力のみならず浮力もミノフスキー・ドライブでまかなっているため、航空戦闘機でありながら主翼を持たないという、従来の航空力学的観点からすると異様としか言い様が無い外観となっている。

武装については、V1ファイター同様にバルカン砲が使用可能だが、変形機構を改めたためMS頭部が尾翼を有するカバーに覆われており、これを引き出す1アクションが必須となっている。

トップ・リム

通称も引き続きハンガー。
こちらはある程度の予備機がリーンホースJr.に配備されていたが、フレームレベルからの性能向上のによるコストアップのため、やはり総生産数は少ない。
MS形態での戦闘を主眼に置いて変形機構が見直され、肩部が前面になるよう腕部を90度回転・手首部をしまうのみと、簡略化されている。このためV1とは異なり、ビームシールドで前面を防御するためには腕部を180度回転させなければならない。しかしながら、V2ガンダムにとっては、トップ・リムおよびトップ・ファイター形態を取る事態が限られるため、相対的にデメリットは小さくなっている。

ボトム・リム

通称も引き続きブーツ。
トップ・リム同様、少数の予備機が生産された。
ミノフスキー・ドライブの推進力に莫大な余剰があるため、『脚パーツ』としての機能のみを求められ、変形も足首から下をたたんで流線型となるのみである(加速・推進用の増加スラスターはせり出さない)。

なお、トップ・リム、ボトム・リム共にV1から引き続き、ミノフスキー・コントロールによる近距離無線制御が可能となっている。

武装

バルカン、ビームライフル(グレネードランチャー付属)、ビームサーベルビームシールドという、初代ガンダムに倣うかのような基本的な武装のみである。
各武装の機能は高度に洗練されているが、シールドを除きビーム出力面では特記するほどのアドバンテージを有していない。
ゆえにむしろ、基本的であるからこそ高い信頼性、稼働率を有する武装群は、『機動性こそがMSの最大の武器である』という、MS本来の思想を突き詰めた本機に相応しいと言える。

頭部バルカン砲

V1に引き続き、頭部に二門を内蔵する。けん制用だが、ウッソが機種転換した頃にはすでに、敵機がけん制など必要としない程度に弱いか、けん制すら許さないほどに強力であったため、劇中ではMS形態で用いられることはなかった。

月面都市セント・ジョセフにおいて、V2コア・ファイターで一般車両用の小型トンネルを高速飛行で駆け抜けながら、突如現れる対向車両をかわしつつ、配備された警備用マシンを撃破するために用いられた。

マルチプルランチャー装備型ビームライフル

V1と共通のビームピストルに、専用のバレル、センサーユニットをドッキングさせたライフル。バレル部が異なる=増幅・収束率が事なる事、そして防御力の高いタイヤを正面から一撃で破壊したことからビームの威力が増している事が窺える。
また、ウッソ独自の使用方法として、『ビーム相殺』という能動的防御兵装としても用いられた。
しかしながら、Vダッシュのメガ・キャノン系のように、敵機のビームシールドを撃ち破るほどの破壊力までは備えていない。

デザシン上の余談として、1993年当時のムック本(ニュータイプ100%コレクションなど)に掲載の、カトキハジメ氏のハイディテール画には、センサーユニット側面からさらに精密狙撃用センサーがせり出すギミックが描かれており、威力よりも精密狙撃に比重を置いている面が強調されていた。当該ギミックは、2015年に発売されたガンプラMG版において二十年越しに再現されている。

マルチプルランチャー

ライフルのアンダーバレル側にドッキングさせた、様々なタイプの実体弾頭を装填可能なランチャー。装填弾数は1発のみのため、補助武装である。
基本的には、物理衝撃と爆炎による破砕効果範囲が大きいグレネード弾を装填し、対艦攻撃や、ビーム耐性の高いアインラッドへの攻撃に使用していた。
弾速がビームと比較して遅い事を利用し、時間差攻撃としても利用された。

ビームサーベル

V1と同型のものを使用。本機の出力に伴い、サーベルの出力も向上している。
更に、高速かつ複雑な機動を連続的に行う格闘戦こそが、むしろミノフスキー・ドライブの各メリットを最大限に享受出来るレンジであり(本来なら莫大な推進剤を消耗するうえ、猛烈なGを受ける)、事実、パイロットのミノフスキー物理学に対する深い造詣及びセンスと相まって多くの強敵達を全て、サーベルで制している。

ビームシールド

V1から引き続き、発生機の稼動範囲が広いモデルを両肘に搭載している。外見的には大きな変化は見られないが、V1にほぼ倍するジェネレーターに支えられたビーム圧は凄まじく、両肘から最大展開する事で『海を割る』ように大量の海水を巻き上げることで、地形を自部隊有利に変化させる戦術を見せたこともあった。

ビームバズーカ

ガンイージが主に使用する、LMの共通規格武装。ウッソが機種転換した直後に、一時的に使用した。
ウッソは幼年時代に両親から施さた訓練によって、後天的に完全な両利きとなっているため、ビームライフルと共に、両マニピュレーターに同時装備しての運用ながらも高い命中率を見せた。

小型機雷

腰部フロントアーマーに内蔵された、小型の機雷。
劇中で一度のみ使用された。

ハードポイント

サナリィのF9グレードから継承されている、マルチ・ウェポン・コネクター。
肘・膝・腰などに配置されている円形の部分で、ビームライフルやオプション武装の接続・エネルギー供給ができ、基部から回転可能になっているため射角にも一定の自由度を確保している。
後述の各オプションパーツの一部は、このハードポイントに装着する。

光の翼

急な加減速の際に、超高圧縮され縮退状態にまで達したミノフスキー粒子がシステム的に空間に閉じ込める事ができず、背部のウィングバインダーから放出される現象を指す呼称。
開放されたミノフスキー粒子はメガ粒子と同等の効果を発揮し、最大では片翼1kmに及ぶ対艦用大型ビームサーベル、あるいは小隊用大型ビームシールドとして機能し得る。
だが、推進装置であるミノフスキー・ドライブからすれば、推進力として転化できなかった無駄なエネルギー消費であり、機動時に偶発的に長大な発光ビームを生じる事によって自機の位置を敵機に悟らせてしまうという、機動兵器としては致命的ともいえる弱点となる。
好意的に“兵装”と見なした場合でも、取り回しに最悪な背部に固定されていることから、事実上欠陥でしかないがウッソは機体を一回転させて使用するなど、機転を見せている。

しかしながら、ウッソが習熟と共に光の翼をある程度任意に発生させられるようにった事で、彼の類いまれなセンスと相まって、本機の多大な戦果に繋がっている。
このような戦術は、V2ガンダムの設計・運用思想からは逸脱しており、結果的に『機体がカタログスペックを超える戦力を恒常的に発揮する』という、兵器としては稀な事例となった。

また、大気圏上層におけるエンジェル・ハイロゥ攻防戦の最終局面においては、最大稼働させた光の翼を両肘のビームシールド発生器(Iフィールド)で取り込むことで、機体全周を覆う極大出力の防護盾として応用してゴトラタンの発したメガビームキャノンを防ぎきった。
類稀なる技量と、ミノフスキー物理学に精通した知識と、光の翼をビームシールドで取り込み腕と一体化させて防御するという、およそ常人には到底思い付かないレベルの発想力を有するウッソ・エヴィンだからこそ成し得た神業といえるだろう。

以上の他にも、翼の周囲・両翼間のIフィールドを乱すという特徴を有している。
Iフィールドはミノフスキー粒子に静電入力を行う事で立方格子状に「整列」させて形成する力場だが、ミノフスキー・ドライブは推進と共にミノフスキー粒子を「爆発的に乱す」ため、この立方格子力場を破砕するのである。
このため友軍機を含め、ミノフスキー・エフェクトを利用して浮遊している機体の重力下における飛行を阻害してしまう危険性がある。
しかしながら、Iフィールドはあらゆるビーム兵器の収束・制御・防御に用いられているため、応用として意図的に両翼間を通す事で、極大出力を誇るザンネック・キャノンの軌道すら曲げてみせた。

特殊運用兵装

上記の「光の翼」以外にも、パイロットであるウッソ・エヴィンは、自身が有する“素養”と柔軟な思考によって非正規装備、あるいは規格武装を本来想定されていない用法で、時には独自のモーションパターン――戦闘機動中に、サブコンソールを用いてプログラミングする事すらある――と組み合わせ、刻々と変化する戦況を、自軍有利へと傾けている。

地球でのモトラッド艦隊戦において、オデロ・ヘンリークガンブラスターが、敵機から拿捕したサブフライトシステムを受け取り、アドラステアに肉薄。
当該艦には母親が囚われていることを事前に知っていたため、内部へ損害を与えないよう、艦艇の対空砲を“削ぎ落とす”ように、アドラステアの表層部を駆け巡らせた。

  • 海上戦闘挺
北海でのツインラッドとの戦闘において、水上を駆ける事で水柱を利用する敵小隊と、同条件で戦うためにブーツをパージ。V2の上半身を、援護に駆けつけた地球連邦軍海上警備隊の戦闘挺へ載せて“脚”替わりにすることで、ツインラッド隊より更に低位置から、海上を高速移動しながら射撃戦を展開した。

  • ブーツ編隊突撃
ザンネック戦において使用。複数の予備ボトム・リムをミノフスキー・コントロールによって簡易操作し、質量弾兼かく乱幕として利用し、対ビームバリアで防御を固めたザンネックへ、有効打を与えた。なお、本戦法は元々、ベスパのラゲーン基地所属であるマチス・ワーカー中尉がホワイトアーク隊へ用いたものであり、マーベットからは「良いものはすぐに利用する」と評された。

ゲンガオゾ戦において使用。
V1のトップリムをMS形態へ変形させた上で、その左マニピュレーターをV2の右手と繋がせ(MSはマニピュレーターに、主にライフルやサーベルを運用するためのコネクタを内蔵している)、更にV1の右手にビームサーベルを持たせることで、V2のコクピットからV1右手のサーベルを操作した。これによって近接戦における被弾面積を最小にしつつ、物理的にリーチを伸ばしてのサーベル戦を展開、ゲンガオゾに有効打を与えている。
さらにボトム・リム側面ハードポイントに装備されていたミサイルポッド(マスターグレードにおいて立体化を、これもまた間接操作により利用。戦況を逆転させる事に成功している。

  • 投網機雷
シュバッテン追撃戦の途中で、一時的に身を隠していたアマルテア級巡洋艦の残骸から、使用可能な機材を集めて、その場で製作した。
この際V2のマニピュレーターが、網へと機雷を“結びつけている”のが見られるが、元々ウッソはMSサイズの釣竿をV2に作らせるなど、細やかな作業プログラムを即座に手動入力する技術を有している。当該投網機雷は、直後にゾロアット三機を巻き込んで使用され、まとめて撃破した。

オプションパーツ

V2ガンダムはジェネレーター出力、推力ともに大幅な余剰を残すという稀なスペックを有しているため、これらを最大限に生かすオプションパーツ2種が、本体に続いてロールアウトした。
2種ともに、複数の高出力兵装を有しており、かつ追加スラスターを有さないという本機ならではの設計となっている事から、V2ガンダムの拡張性がいかにハイレベルであったかを物語っている。

V2バスターガンダム

V2-BUSTER GUNDAM


型式番号LM314V23
重砲撃支援オプション装備形態。全備重量は19.9tに増加するが、ミノフスキー・ドライブの莫大な推力の恩恵により、スペック上のパワー・ウェイト・レシオは変化しない。
エンジェル・ハイロゥ攻防戦中盤において、月のLM生産拠点からの補給物資として届けられた。

通常の重砲撃支援機は、装備した大型メガ粒子砲の取り回しの悪さ、および大重量(慣性の不利を背負うこと)から、前線構築は高機動機に任せ、自機は戦線後方から(命中率の悪い)長距離援護射撃を行いながら、徐々にラインを上げていくのがセオリーである。
しかしながら劇中では、ウッソはこのセオリーを無視して最前線に斬り込み、敵後方の母艦を狙撃・撃沈するという運用によって、敵前衛艦隊を切り崩した。

メガビームキャノン

機体背部の右側に装備される、ロングバレルのメガ粒子砲。
V2のジェネレーターからもエネルギー供給を受けるが、バレル付け根に位置するコブ状のユニットには別途ジェネレーターが内蔵されているため、『ジェネレーター内蔵・直結併用型』に分類される。
遠距離から戦艦のビームシールドを易々と貫く、威力・射程においてはV2最強の武装と言える。

宇宙世紀0150年代に至っても、長射程のメガキャノンによるミノフスキー粒子下における高機動戦闘では、未だにナンセンスとされていたが、バスターガンダムはV2本体の精密狙撃機構とパイロットのセンスが相まって、超長距離狙撃による艦艇の撃沈を幾度も成功させている
本来であれば、軍組織としては共に負けていたLM・連邦の連合艦隊であったが、バスターガンダムが戦端をひらくと共に、メガビームキャノンで(MS出撃前の)敵母艦を多数撃沈したことにより、無理矢理艦隊戦を「互角」に展開する事ができていた。

しかしながらキャノンの可動域は上下方向を僅かに有するのみのため射角は狭く、中距離以近の戦闘ではむしろ邪魔になり、バスター装備での出撃時は常に最初に破壊されてしまっていた。

スプレービームポッド

機体背部の左側に装備された拡散ビーム砲。敵機に中・近距離まで接近を許した場合における迎撃武装だが、こちら側にもジェネレーターが内蔵されており、メガビームキャノンのエネルギー・キャパシタとしての役割も果たす(設計思想としては、キャパシタ機能がメインとなる)。

V2『左眼』の精密射撃スコープと連動させることでマルチロックオンが可能となるため、最前線に斬り込んだウッソ機は、積極的に広範囲の敵機を薙ぎ払うために使用した。

また、ジェネレーター内蔵型武装である事を利用し、ゴトラタンとの接近戦では小破後すぐに切り離すことで、小規模核爆発をけん制に用いた。

マイクロミサイルポッド

一基あたり18発を内蔵。これを機体各所に計六基装備する。
こちらも弾幕を張る事で、重砲撃形態であるバスターガンダムの中・近距離迎撃、防御を担う。

ゲンガオゾ戦では残弾を残したままパージした後、タイミングを見計らって自機のライフルで狙撃する事で、機雷として応用した。

マルチプルランチャー追加弾倉

マルチプルランチャーの弾数を複数発に増加させる長方形のユニット。通常のマルチプルランチャーユニットと交換する事で装備する。
(バスターオプションの中では唯一)使い勝手に優れていたため、受領後は他オプションおよび通常形態での出撃でも、本装備を使用し続けた。

V2アサルトガンダム

V2アサルトガンダム


型式番号LM314V24
高機動強襲オプション装備形態。全備重量は19.1tに増加するが、ミノフスキー・ドライブの莫大な推力の恩恵により、スペック上のパワー・ウェイト・レシオは変化しない。
リーンホースJrに乗艦している老メカニック陣(ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉の専門家である、オーティス・アーキンスが中心となったと考えられる)によって現場開発が進められ、エンジェル・ハイロゥの地球降下が目前となった攻防戦後半に完成・投入された。

高機動によって敵陣深くに斬り込む戦術目的のため、攻撃力のみならず一定の被弾を想定しての防御能力向上が図られるという、V2ガンダムの機体特性に沿いつつ、パイロットの生存率アップに配慮された設計となっており、ウッソは地球降下後の最終決戦においてもこちらの形態を選択した。
これは、本オプションがV2の本来の開発計画に含まれていたものではなく、ウッソ・エヴィンと長期間戦場を共にしてきた各スタッフが、彼を“生かす”ために製造した装備だからである。

金色の耐ビームリアクティブアーマーやIフィールド・ビームバリアにより、ビーム攻撃に対して驚異的な防御性能を有する。なお、15m級MSサイズにデメリットや使用制限無しで、膨大なエネルギーを必要とするIフィールド・バリアが搭載されているのは本機のみである。

メガビームライフル

厳密にはアサルトオプションの専用装備ではないが、本項に記載する。
エンジェル・ハイロゥ攻防戦開始前、ジャンヌ・ダルク合流時に配備されていた、『本来の専用オプション兵装』の一つ。

Vダッシュが装備していたビームスマートガンの発展型であり、V2のマニピュレーター(エネルギーコネクタ)のみならず、肘部ビームシールド発生機を90度スライド・アップさせてから接続する二重のエネルギー供給によって、通常出力でもビームスマートガンの二倍以上の火力を発揮する。
カテゴリーとしてはバスターのメガビームキャノンと近似している武装だが、こちらは片腕かつ前腕のみで支持する形状のため、射角・取り回しに優れる。

メガビームキャノン同様、V2本体の精密狙撃機構とパイロットの類まれなセンスにより、高い命中率を引き出している。初テストにおいては旗艦ジャンヌ・ダルク(自陣最後方)から、出撃直後の敵機を数体まとめて撃墜し、地球連邦軍ムバラク・スターン提督を驚愕させた。

開放型のロングバレルはMS全高に迫るほどの長大さだが、非使用時はスライドして半分近くに短縮される。更に、センサーユニットとバレルユニットを分離させて、ハードポイントに懸架する事も可能。

メガビームシールド

厳密にはアサルトオプションの専用装備ではないが、本項に記載する。
メガビームライフルと同時に配備された『本来の専用オプション兵装』の一つだが、調整に時間がかかったため戦場への投入はやや遅れた。

三基のバリアビットとの連携により、艦載用にも劣らない大面積ビームシールドを展開可能な、高出力防御兵装。部隊指揮用に、中心部分からV字状のビームを発射する機能も有している(ビーム自体は射程は短いがゾロアット程度なら軽く撃破出来る威力を持つ)。
稼働に要求される出力があまりに大きく、V1ではスラスターまでカットして全エネルギーを回さなければならない程であり、V・ヘキサが戦闘機動を行いながらアクティブにした時には、ジェネレーターがオーバーロードを起こしてしまった。

シールドのビーム圧は、(敵機側の照射設定に依るが)戦艦の主砲を上回る極大出力のザンネック・キャノンを防ぎきる事さえ可能な、高性能兵装である。
だが、劇中でウッソが防御のために大面積ビームシールドを展開したのは僅かであり、彼は高圧・大面積ビームシールドという凄まじく目立つ仕様を利用して、敵機をV2へ引き付けて一掃する戦法や、バリアビットを応用しての疑似オールレンジ攻撃に用いている。このビットの無線操作システムについて触れている資料は存在しないが、機動が単純かつ二次元的なものに限られていたため、ハンガーやブーツ同様、ミノフスキー・コントロールが採用されていた可能性が考えられる。

なお、バリアビットは大気圏内では自重を支えるだけのスラスター推力を有さないため、最終決戦出撃後は実体盾として使用した(判断ミスにより拡散させてしまったゴトラタンのメガビームキャノンから味方部隊を守るために使用していないのは、重力下ではビットを射出できなかった事が理由である)。この際、敵機のビームライフルを容易くはじき、ゴトラタンの頭頂部ビームカッターをも受け止めたが、リグ・コンティオのヴァリアブルメガビームランチャーにより爆砕されてしまった。
しかしながら、上述の通り対ビームにおいては極めて高い防御力を有しているのは確かであり、シールド本体にはかなり厚い対ビームコーティングが施されていると推察される(資料によってはIフィールド・バリア発生機を搭載しているとされる)。

耐ビームリアクティブアーマー

機体各部に増設された金色の装甲。実弾に対しては単純な二次装甲として機能するが、ビームに対しては瞬時に熱融解し、強力なフィールドによって機体を保護する。
媒体によっては肩部アーマーにIフィールド・バリア発生装置が内蔵されているとされる。
過去にサナリィが開発したクロスボーンガンダム(F97)のフルクロス装甲に非常に近い機構であり、機体開発同様サナリィの技術協力の可能性が見られる。

ヴェスバー

Variable Speed Beam Rifle=可変速ビームライフルの略称。ガンダムF91と異なりバレルが開放型になっているが、メガコンデンサを内蔵しているため取り外しての運用も可能。
小型ながらも、堅牢なアインラッドを一撃で貫通する威力を誇る。

余談だが、デザイン段階ではインコムの様にオールレンジ攻撃が出来る、有線式の武装にするという案もあったといわれている。

V2アサルトバスターガンダム

全オプションを装備した、『高機動強襲重砲撃支援形態』。
衛星軌道上における、エンジェル・ハイロゥ攻防戦後半に投入された。
詳細はこちら

派生機・バリエーション

V2ガンダム合体変形機構試作機

漫画『機動戦士Vガンダム プロジェクトエクソダス』(長谷川裕一作)に登場。
セカンドVプランからの設計仕様に伴い、V2ガンダムの合体・変形機構を検証する為に制作された試作機。機体カラーはテストパイロットのパーソナルカラーである青。
ミノフスキー・ドライブは搭載されていない。
その役目を終えた後、木星船団公社に譲渡され、同船団で運用された。

セカンドV

御大の美意識に従って、小説版『Vガンダム』のために新規デザインされたMS。
詳しくはこちら、および余談の項を参照。

外部出演

アサルトバスター形態は「スーパーロボット大戦」や「Gジェネレーション」などでは機動力の低下と引き換えに火力が大幅に上昇する最強クラスの形態とされる。
余談ではあるがガンダムの名称としては16文字とトップクラスの長さをもつ(上はガンダムアシュタロンハーミットクラブの18文字、インフィニットジャスティスガンダムの17文字)。

SDガンダムGX

地球連邦軍所属の機体として登場。本作エゥーゴやリガ・ミリティアといった陣営は登場しないため、主人公サイドのガンダム系の機体は軒並み連邦にバイクaされる。

武装はY:ビームライフル、X:ハイパービームサーベル、B:スマートガン、A:ガトリングガン

通常の機体の様にMS生産基地で生産するという方式を取らず、VガンダムのレベルをACEにして戦艦に収納するとV2ガンダムに変化するという裏ワザ的な方式で入手出来る。性能はVガンダムの武装が一部強化されて元々高い攻撃力を更に高め、弱点であった耐久力の低さが上昇されている為、強みを更に引き出し弱点を克服している仕様となっている。

SDガンダムG-CENTURY

リガ・ミリティア所属の機体として登場。

武装は□:ビームライフル、△:ビームサーベル、×:メガビームライフル、○:バルカン

TECレベル4で生産可能で、製造所要ターン数は4ターン。
基本ステータスはシャイニングガンダムやウイングガンダムとほぼ互角だが、こちらは推進力MAX(255)と変形を併せ持っているのが強み。上位互換機にV2アサルトバスターがいる。

SDガンダムGGENERATIONシリーズ(トムクリエイト版)

初代から参戦している古参機体。
PS初期では何故かνガンダムやガンダムF91よりもステータスが低いが、移動力は高く全枠埋め尽くすアビリティ数やHPSでアサルトやバスターに換装出来る特徴的なMSとして登場していた。
NEO、SEEDでは初期ステータスが全体的にハイレベルであり、加えて形態が機動力(グループの行動順や機体の回避率に影響する)が最初から40(MSユニット最高値)近くある爆速MSとして登場。

スーパーロボット大戦シリーズ

映像化された宇宙世紀系ガンダムで最も後期のガンダムである為、特に運動性はνガンダムF91よりも高く、移動力もモビルスーツではトップクラス。
加速力の表現なのか、特殊能力に分身(気力が一定値以上になると、確率で全ての攻撃を回避する)を所有している。代名詞の光の翼は基本的に武器として扱われ、その性能は作品でまちまちだが、通常兵器版・ MAP兵器版の双方の存在はほぼ固定されている。
オプション装備形態への換装システムも採用されているが、出撃中の装備パージはできず、さらに装備すると例外なく運動性が落ちるが、装備が無ければ光の翼以外は高威力の武器を持たない、打撃力を欠いたモビルスーツなので、特に後半MAPではどうしても装備せざるを得なくなる。

その他、アサルトバスター形態は第2次スーパーロボット大戦Gスーパーロボット大戦Dといった作品では、条件を満たした場合のみ換装可能な、隠し形態に近い扱いとなっている。

なお、

おかしいですよ!!


いや、あれのVはVictoryじゃなくてVoyageのVだから。

ガンダムVSガンダムシリーズ

コスト3000の万能機としてオールスター系VSシリーズ皆勤登場。
通常V2時はゲーム中トップクラスの機動力を誇るが、射撃武装は(最上位コストとしては)特長が無さ過ぎで、アサルトバスター(AB)形態への換装タイミングが重要となる。
AB形態は試合開始時のゼロゲージから、時間経過によって100まで溜まると使用可能な、時間制限付き強化形態となっている。本形態を使用時間中は機動力は低下するが射撃性能が大幅に強化され、終了時には通常時の射撃武装が全回復する。

生形態(V2)とアサルト形態(V2A)を換装で使い分けつつ、時限強化形態のアサルトバスター形態(V2AB)で戦場を荒らす3形態を駆使する機体。
特にV2ABは原作と違い3形態最速のスピードで高性能の射撃武装を打ち込んでくる超高性能機となり、ファミ通の攻略特集において『この機体にダウン取られたらすぐ起きるのは危険』、まともにやりあうと下のコストの機体はもちろん、同じく最上位コストの機体ですら危険なほどとまで解説された。

出撃ムービーで本作オリジナル技・V2ABフルバーストを披露しているが、当該武装はFBにて実装された。V2はオーソドックスで使いやすいが強みになる武装は特に無い射撃寄り万能機。V2Aは防御に使えるメガビームシールド他、自衛用の武装に優れるが機動力が低下する形態。
なお、ゲージを使い切らなくても手動でパージ可能(もちろん弾数が残っていればその分早く再使用できる)。この仕様を利用して、通常時の射撃武装の弾数を即座に回復させる戦術(テクニック)は『換装リロード』と呼ばれた。

大型アップデートにて大きく使用感が変わることになる。
V2ABが若干弱体化したのに対しV2とV2Aが強化、そして新たに待望のバスター形態(V2B)が追加。 V2Bは遠距離で使いやすい武装群である一方、全ての武装で足が止まってしまうため自衛力に難がある新規形態。 また、全形態に光の翼が使用可能となり、V2BとV2ABのスプレービームポッドのエフェクトも拡散状のビームに改善された。

余談

小説版未登場

胸部と頭部にVが2つ並んだデザイン、光の翼などは本機を象徴するビジュアルとして、今なお人気の高い機体でもある。
一方で、機動戦士ガンダムの生みの親である富野監督はそのビジュアルが「玩具っぽい」という理由から嫌っており、セカンドVに差し替えられている。

オプション登場

アサルト、バスター共に番組(1993年放映)企画段階では登場の予定は無かったが、本作の視聴率が揮わなかった事(及び、当時のサンライズが置かれた都合)により、急遽追加でデザインされた。
バンダイ(現バンダイナムコ)がガンプラのHGモデル(価格1,500円帯)として発売するために様々な制約があったが、デザイナーのカトキハジメ氏は初のTVアニメメインメカニックデザイン担当、しかもガンダム作品という憧れの仕事を任されていた事から、時間的な余裕の無い中でも様々なデザインを試行錯誤している。

例として、カトキ氏のアサルト初期案(ラフ画)では、機能性を考慮して耐ビームリアクティブアーマーがコクピット前面に装着されていたが、バンダイ側から「玩具としての特徴である変形に支障をきたす」という理由で却下されている。

バスターパーツの立体化

アニメとガンプラ旧HGおよびHGUCでは、バスターのメガビームキャノンとスプレービームポッドが連結された構成(以下、バスターパーツと記する)となっている。
しかしながら、このバスターパーツは立体物化すると肩の可動域に干渉するため、一旦ミノフスキー・ドライブのウィングバインダーを取り外し、バスターパーツに別途備えられたジョイントに差し込み直すという、モビルスーツの設定から考えると無理のある方法を採っており、この方式によって胸部(コアファイター)のV字とウィングバインダーがずれた配置となっていた。そのままであると劇中終盤の描写であった「バスターパーツの排除」が立体物としてできなくなってしまう

が、2015年にマスターグレードが発売された際、各模型誌のインタビューにおいてバンダイ商品開発部から「アイデアはある」との期待を持たせる発言が載せられ、そして2018年10月、プレミアムバンダイ限定マスターグレードV2アサルトバスターガンダム Ver.Ka』(及び『拡張パーツ』)において、ついに“ウィングバインダーを外さず装着可能なバスターパーツ”が実現した

ウィングバインダーを横に広げずにそのままバスターユニット搭載させ、キャノンとスプレーガンを繋ぐTジョイント部を個別のジョイントで接続するという、若干のアニメ仕様からの変更はあるものの、外観優先でデザインされていた本パーツを立体化したバンダイの技術力は、(V1、V2の変形再現も含め)見事と言う他ないと改めて感じさせるものであった。

ただプレバンが故か、ヴェスパーとメガビームシールドの裏面には目立つ肉抜き穴あるので気になる人は埋めるとより完成度が高まるであろう。

その他

  • 特撮番組『仮面ライダークウガ』に、V2ガンダムの1/100ハイグレードのプラモデルが小道具として登場している。
  • SDガンダム外伝では富野氏が作品に対して抱いたイメージを具現化した様な禍々しい姿となっている(富野監督的にはこちらの方が正しいV2ガンダムのイメージと言えるかもしれないが)。


関連イラスト

たまにはガンダムでも
V2ガンダム


V2ガンダム
V2ガンダム



関連項目

機動戦士Vガンダム 宇宙世紀 光の翼
リガ・ミリティア
ウッソ・エヴィン シャクティ・カリン ハロ
リーンホースJr Vガンダム ガンブラスター(MS)

エンジェル・ハイロゥ

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