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V2ガンダム

ぶいつーがんだむ

V2ガンダムとは、『機動戦士Vガンダム』に登場する機動兵器。
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カタログスペック

頭頂高15.5m
本体重量11.5t
全備重量15.9t
ジェネレーター出力7,510kw
装甲材質ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
推力(ミノフスキー・ドライブ含む)測定不能(スラスターのみでは計66,790kg)


概要

軍事同盟リガ・ミリティアが新たなフラッグシップ機とするために開発した、最新鋭機。形式番号はLM314V21。
設計にはウッソ・エヴィンの母親であるミューラ・ミゲルが関わっている。
また、製造は、劇中描写よりコア・ファイターを含めた全パーツが月の工場で行われているが、機構面ではサナリィのF9グレードの関連技術が随所に見られるため、設計~完成に至る道筋を作り上げた『真なるジン・ジャハナム』(ウッソの父である、ハンゲルグ・エヴィン)の政治的手腕の高さが伺われる。

次世代の推進システムであるミノフスキー・ドライブを、実戦運用に耐える完成度で搭載した唯一の機種であり、現状の宇宙世紀(映像化された公式作品)における『最新世代MS』あるいは『最終世代MS』にカテゴライズされる。
ミノフスキー・ドライブによる機動性のみならず、発生する加速Gに耐えるためフレームレベルでVガンダム(V1)から完全新規設計された頑強な構造、同世代の量産機と比較して倍近い出力の最新型ジェネレーター、アポジモーター数など、基本スペックにおいても全てが最高レベルに達している。
さらにV1から引き継いだコア・ブロック・システムにより、画期的であったダメージコントロール能力はそのまま、拡張性においては莫大な余剰出力と相まって、多数の強力なオプション武装の同時稼動を可能とした。

本来は欠陥となる「光の翼」(後述)についても、パイロットの技量とセンスにより攻防に優れた独自兵装へと昇華しており、攻・守・機動力のみならず、汎用性そして信頼性のあらゆる面で他の追随を許さないスペックを有する本機は、媒体によって『超高性能機』『最高性能機』『究極のMS』『史上最強の機動兵器』と評される。
ザンスカール帝国との戦争に於いて戦力に劣るリガ・ミリティアの中枢として活躍し、圧倒的な戦力数の差を覆し戦局をリガ・ミリティアへ傾けた(ブルーレイ公式HP解説より)。

戦後は、平和が訪れ必要が無くなった本機が地球のカサレリアに於いて打ち捨てられ、雪をかぶり朽ちていく姿がラストシーンを飾った。

ミノフスキー・ドライブ

次世代の推進装置。ユニット内にミノフスキー粒子を高圧縮し、任意方向に開放する事で、その反発によって推進力を得る。宇宙世紀においてこれまで用いられてきた如何なる推進装置とも異なる力場(フィールド)を用いる原理であり、劇中(およびゲーム作品)では機動時に他MSとは異なる、弦を低く鳴らしたような独特の駆動音が用いられる。

大きなメリットは下記三点。

  • 大推力
スペックノートにおいて測定不能とされるほどの推力を発揮できる。これは機構上ジェネレーター出力に依るが、V2ガンダムは宇宙世紀0153年において15m級MSで最大の出力を誇る最新型ジェネレーターを搭載しているため、なんら問題とはならない。
劇中、海底都市アンダーフックの海上において、ルペ・シノが駆るドッゴーラが切り離したテールラッド(100tを超えると思われる)の回転(大慣性)を用いた拘束を、自機の推力のみで急停止させている事から、パワー・ウェイト・レシオは軽く見積もっても10倍を超えている
また、非映像化作品ではあるが機動戦士クロスボーン・ガンダムゴーストにおいて、事実上の下位機種であるファントムガンダムが単機による大気圏離脱を敢行した事から、より完成度の高い本機は同様(あるいは更に短時間での)単独大気圏離脱が可能と思われる。
事実、ザンネックとの初遭遇戦では、SFSによって大気圏を離脱していく敵機を単機で追う挙動を示しており(味方機との連携を優先して、追撃を中断している)、エンジェル・ハイロゥ攻防戦中盤では、大気圏を下降中のエンジェル・ハイロゥから自力で地球の重力を振り切って母艦へと帰還している。
  • 推進剤不要
ヘリウム3を燃料として半永久的に稼動する、ミノフスキー・イヨネスコ型核融合炉で発生させた電力を、さらに直接エネルギーフィールドとして変換し、推進力へと転用するため、既存のMSで使用されていた推進剤(熱核スラスター用燃焼剤)を必要としない。よって、MSのバイタル(酸素など)が続く限りは戦闘続行が可能となり、上記の大推力とあわせてMSの航続距離が飛躍的に拡大することを意味する。
無論、バイタル維持機能が最小で済む大気圏中層までであれば、(パイロットの体力が続く限り)無期限で戦闘を継続できる。ウッソ機は最終決戦においてジャンヌ・ダルクから出撃したのは早朝時刻であったが、エンジェル・ハイロゥ飛翔時には翌朝の陽光が差し始めていたため、ほぼ24時間の連続戦闘行動を達成したことになる。
なお、逆に空気抵抗を無視できる大気圏外であれば、無人・ジェネレーターの永久稼動を仮定しての超長期間連続加速を行う事で、理論上は亜光速まで達せられる。
また、これまで推進剤の搭載に占められていた機体容積を、他の機能に割り振る、あるいは軽量化に繋げることが可能なメリットも、非常に大きい。
加えて、スラスターが電力→熱→推進剤燃焼→推進力と段階を踏む事で生じてしまっていたエネルギー(および時間的)ロスをゼロ化できるため、ジェネレーターへの負荷が小さく、機体の反応速度も向上する。
詳細な機構は明かされていないが、(V2ガンダムに搭載された完成度の)ミノフスキー・ドライブは、ミノフスキー・エフェクトによりパイロットおよび機体にかかる慣性(G)を緩和させるため、20Gの殺人的な機動ですら許容範囲内の負荷で実行可能である
(なお、本機能については、機構としての完成度が低いためかファントムガンダム(およびその改修機であるゴーストガンダム)では稼動しなかった。)

以上の(MSに搭載するにはオーバースペックに近い)機能群と、パイロットの高度な技量により、V2ガンダムは敵対した強化人間に度々「Vの字の残像を残して消えた!?」と言わしめる超高速機動をほぼノーリスクで実行・戦術に組み込んでいる。

MS形態

V1から引き続きコア・ブロック・システムを採用しており、3つのパーツ(後述)が合体してMSとなる。機体のシルエットは、ミノフスキー・ドライブを搭載した恩恵により推進剤の積載容量を大幅に削減できたため、手足による打撃戦や、アインラッドの激突に耐える事が可能なほどのフレーム剛性の高さに反して、非常にスマートである。

また、コクピット・レイアウトはV1と完全に同じ仕様となっていたため、パイロットは機体転換をスムーズに完了する事が出来た(ウッソ機の運搬時のセリフから、ウッソ用コア・ファイターにはあらかじめV1ウッソ機の学習データがインプットされていたと思われる)。また、ウッソ機のコクピットには後にハロ専用台座が設置され、戦闘支援AIとして活躍させている。
サイコミュ系のシステムについては、小説版において(セカンドVが)搭載していない事が明示されている(非サイコミュであるバイオ・コンピューターについては不明)が、事実上の専属パイロットであるウッソの感応力が極めて高いレベルにあったため、対サイコ・マシン戦においても後れを取ることは無かった。
機体の追従性は、小説版においてはウッソが「まるで自分の身体のよう」と評するほどであり、劇中においても下記の『分身』に相当する超高機動や、死角から発された敵機ビームを自分のビームで相殺するという離れ業を幾度も実行しており、むしろ未だ信頼性の面では完全で無いサイコミュを用いていない分、完成度は高いと言える。
(なお、如何に機体の追従性が高くとも、亜光速で飛来するビームを撃ち落すような芸当は、『未来予知』に等しい感知能力がなければ不可能であり、むしろウッソの能力・技量こそが驚愕に値する。)

頭部にはF9グレードから引き継いだ、精密射撃用デバイスが装備されており、長距離狙撃・マルチロックオンの際にはメインカメラの『左眼』側に、スコープ型のデバイスが降りて、コクピットのサブモニターに望遠拡大画像が表示される。

変形・合体機構

V1とほぼ同じ変形システム・構成を採用しているが、トップ・リム、ボトム・リムの変形機構は簡略化されている。これは、ミノフスキー・ドライブ搭載により、本機がMS形態(人型)のまま充分な速度と航続距離を有している事から、ダメージコントロールを主眼に置いているためである。

  • コア・ファイター
四肢の質量が無く流線型のフォルムを持つ上、慣性制御機能を維持しているため、人類史上最速・最小旋回半径を有する有人航空/航宙機である。

V1同様、重要機器の全てが内蔵されている本機の「心臓部」。特にミノフスキー・ドライブ・システムとその補機、および最新型ジェネレーターは極めて高機能であり、V1が有していた量産性のアドバンテージは完全に消失してしまっている(一説には、V2ファイター一機を生産するために、巡洋艦一隻と同コストがかかるとされる)。これが原因で、戦中に生産が間に合ったのは、トップ・エースのウッソ機と、最前線実働部隊であるシュラク隊隊長のオリファー機の2機のみであった。更にオリファーはモトラッド艦隊旗艦アドラステア撃沈という戦略的目的のため、V2ファイターの高出力ジェネレーターを簡易核弾頭に見立て、同艦に特攻。ロールアウトから数日で消失していることから、実質的に稼動したのはウッソ機のみである。

V2コア・ファイターは、推進力のみならず浮力もミノフスキー・ドライブでまかなっているため、航空戦闘機でありながら主翼を持たないという、従来の航空力学的観点からすると異様としか言い様が無い外観となっている。
武装については、V1ファイター同様にバルカン砲が使用可能だが、変形機構を改めたためMS頭部が尾翼を有するカバーに覆われており、これを引き出す1アクションが必須となっている。
  • トップ・リム
通称も引き続きハンガー。
こちらはある程度の予備機がリーンホースJr.に配備されていたが、フレームレベルからの性能向上のによるコストアップのため、やはり総生産数は少ない。
MS形態での戦闘を主眼に置いて変形機構が見直され、肩部が前面になるよう腕部を90度回転・手首部をしまうのみと、簡略化されている。このため、V1とは異なりビームシールドで前面を防御するために、腕部を180度回転させなければならない。しかしながら、V2ガンダムにとっては、トップ・リムおよびトップ・ファイター形態を取る事態が限られるため、相対的にデメリットは小さくなっている。
  • ボトム・リム
通称も引き続きブーツ。
トップ・リム同様、少数の予備機が生産された。
ミノフスキー・ドライブの推進力に莫大な余剰があるため、『脚パーツ』としての機能のみを求められ、変形も足首から下をたたんで流線型となるのみである(航空用の増加スラスターはせり出さない)。
なお、トップ・リム、ボトム・リム共にV1から引き続き、ミノフスキー・コントロールによる近距離無線制御が可能となっており、ザンネック戦では複数の予備パーツを質量弾兼かく乱幕として利用した。

武装

バルカン、ビームライフル(グレネードランチャー付属)、ビームサーベルビームシールドという、初代ガンダムに倣うかのような基本的な武装のみである。
各武装の機能は高度に洗練されているが、シールドを除きビーム出力面では特記するほどのアドバンテージを有していない。しかしながら、パイロットであるウッソの技量・発想力とV2の機体性能は、味方機との連携を乱すような特殊兵装の必要性を感じさせなかった。
ゆえにむしろ、基本的であるからこそ高い信頼性、稼働率を有する武装群は、『機動性こそがMSの最大の武器である』という、MS本来の思想を突き詰めた本機に相応しいと言える。

  • バルカン砲
V1に引き続き、頭部に二門を内蔵する。けん制用だが、ウッソが機種転換した頃にはすでに、敵機がけん制など必要としない程度に弱いか、けん制すら許さないほどに強力かであったため、劇中ではMS形態で用いられることはなかった。
月面都市セント・ジョセフにおいて、V2コア・ファイターで一般車両用の小型トンネルを高速飛行で駆け抜けながら、突如現れる対向車両をかわしつつ、配備された警備用マシンを撃破するために用いられており、その操縦技量は同乗していた設計者であるミューラを驚愕させた。
  • マルチプル・ランチャー装備型ビーム・ライフル
V1と共通のビームピストルに、専用のバレル、センサーユニットをドッキングさせたライフル。バレル部が異なる=増幅・収束率が事なる事から、ビームの威力は増していると推察されるが、Vダッシュのメガ・キャノン系のように、敵機のビームシールドを撃ち破るほどではなく、『同世代における一般的なビームライフル』の域を出ない。
が、こちらもやはりウッソの技量により、敵がシールド未展開状態の“隙”を確実に射抜き、あるいは推進剤が不要な自機のアドバンテージを利用してシールドの側面・背面に回る・射撃牽制からの急接近による近接攻撃によって、他の追随を許さない撃墜スコアを上げている。
また、ウッソ独自の使用方法として、「ビーム相殺」という能動的防御兵装としても用いられた。

プラモデルのMG版では、センサーユニットからさらに精密狙撃用センサーがせり出すギミックが追加され、威力よりも精密狙撃に比重を置いている面が強調された。
  • マルチプル・ランチャー
ライフルのアンダーバレルに設置された、様々なタイプの実体弾頭を装填可能なランチャー。装填弾数は1発のみのため、補助武装である。
基本的には、物理衝撃と爆炎による破砕効果範囲が大きいグレネード弾を装填し、対艦攻撃や、ビーム耐性の高いアインラッドへの攻撃に使用していた。
弾速がビームと比較して遅い事を利用し、時間差攻撃としても利用された。
  • ビーム・サーベル
V1と同型のものを使用。ビームを幅広のファンとして展開できる事以外は、特筆するような特徴を持たない。
しかしながらウッソは、操縦技量・生身での格闘センス・ミノフスキー物理学に対する造詣の深さによって、並みの敵機であれば鍔迫り合い自体を許さず瞬時に両断し、リーチやサーベル出力に勝る敵エース機に対しても、相手に合わせた千変万化の戦術を編み出すことで勝利している。
  • ビームシールド
V1から引き続き、発生機の稼動範囲が広いモデルを両肘に搭載している。外見的には大きな変化は見られないが、V1にほぼ倍するジェネレーターに支えられたビーム圧は凄まじく、両肘から最大展開する事で『海を割る』ように大量の海水を巻き上げることで、地形を自部隊有利に変化させる戦術を見せたこともあった。
なお、当然ながら優秀な防御兵装だが、ウッソ自身の技量・精神面の成長のため、V2への乗換え以降は自機の防御のためにシールド使用した回数は数える程度しかない
これは、ウッソとV2の戦闘能力が圧倒的であったこともあるが、加えてウッソが上述の『ビーム相殺』技量を有していたため、ポジション変更・反撃を並行して行える能動的防御を選択する事が多かったためでもある。

ウッソにとっては最早、防御のために脚を停める挙動すら“余分”でしかない

急な加減速の際に、超高圧縮され縮退状態にまで達したミノフスキー粒子がシステム的に空間に閉じ込める事ができず、背部のウィングバインダーから放出される現象を指す呼称。
開放されたミノフスキー粒子はメガ粒子と同等の効果を発揮し、最大では片翼1kmに及ぶ対艦用大型ビームサーベル、あるいは小隊用大型ビームシールドとして機能し得る。
だが、推進装置であるミノフスキー・ドライブからすれば、推進力として転化できなかった無駄なエネルギー消費であり、機動時に偶発的に長大な発光ビームを生じる事によって自機の位置を敵機に悟らせてしまうという、機動兵器としては致命的ともいえる弱点となる。
好意的に“兵装”と見なした場合でも、取り回しに最悪な背部に固定されていることから、事実上完全な欠陥でしかない。

しかしながら、ウッソが高度な操縦技術を有していたため、習熟と共に光の翼をある程度任意に発生させられるようになり、柔軟な発想力と合わせて戦場ごとに有効な戦術を編み出すことで、多大な戦果を挙げた。
このような戦術は、V2ガンダムの設計・運用思想からは完全に逸脱しており、結果的に『機体がカタログスペックを超える戦力を恒常的に発揮する』という、兵器としては極めて稀な事例となった。

特に、大気圏上層におけるエンジェル・ハイロゥ攻防戦の最終局面においては、最大稼働させた光の翼を両肘のビームシールド発生器(Iフィールド)で取り込むことで、機体全周を覆う極大出力の防護盾として応用して見せた。この時、翼のビーム粒子は周囲の構造体を溶解させる事なく、さらにゴトラタンの発したメガ・ビーム・キャノンを拡散させず包み込むように受け止めるという、物理的にはあり得ない現象さえも引き起こしている。

これ以外にも、翼の周囲・両翼間のIフィールドを乱すという特徴を有している。
Iフィールドはミノフスキー粒子に静電電荷を与えて立方格子状に「整列」させて形成する力場だが、ミノフスキー・ドライブは推進と共にミノフスキー粒子を「爆発的に乱す」ため、この立方格子力場を破砕するのである。
このため友軍機を含め、ミノフスキー・エフェクトを利用して浮遊している機体の大気圏内における飛行を阻害してしまう危険性がある(宇宙空間での戦闘では、問題ない)。
しかしながら、Iフィールドはあらゆるビーム兵器の収束・制御・防御に用いられているため、両翼間を通す事で、極大出力を誇るザンネック・キャノンの軌道すら曲げてみせた。また理論上は、ビームに対して絶対的な防御能力を持つIフィールド・ビームバリアを用いても、光の翼を防ぐことはできない。

派生機・バリエーション

V2ガンダム合体変形機構試作機

セカンドVプランからの設計仕様に伴い、V2ガンダムの合体・変形機構を検証する為に制作された試作機。機体カラーはテストパイロットのパーソナルカラーである青。
ミノフスキー・ドライブこそ搭載されておらず、性能的にはVガンダムと同等である。
その役目を終えた後、木星船団に譲渡され、同船団で運用された。

V2アサルトガンダム

V2アサルトガンダム


防御特化型のアサルトパーツを装着した機体。金色の耐ビームリアクティブアーマーやIフィールドビームバリアにより、ビーム攻撃に対して驚異的な防御性能を有する。
特にモビルスーツサイズにデメリットや使用制限無しで、膨大なエネルギーを必要とするIフィールドバリアが搭載されているのは本機のみである。
また追加された兵装によって全体的な火力も向上している他、通常の「フルアーマー」に見られるような、増加した自重を相殺するための追加スラスターを一切持たないのが特徴。
これは、本機がミノフスキー・ドライブによって莫大な余剰推力を有している事による恩恵であり、ミノフスキー・ドライブがいかに革新的な技術であるかを物語っている。

漫画版ではこちらが最終形態となる。

追加武装

  • 耐ビームリアクティブアーマー

機体各部に増設された金色の装甲。実弾に対しては単純な増加装甲として働くが、ビームに対しては瞬時に熱溶解し、強力な電磁層で機体を保護する。
媒体によっては肩部にIフィールドバリア発生装置が内蔵されているとされる。
過去にサナリィが開発したクロスボーンガンダム(F97)のフルクロス装甲に非常に近い機構であり、機体開発同様サナリィの技術協力の可能性が見られる。

  • メガビームシールド
厳密にはアサルトオプションの専用装備ではないが、本項に記載する。
Iフィールドと疑似オールレンジ攻撃を繰り出せる3基のバリアビットを内蔵する実体型シールド。
バリアビットを起点に三角形のフィールドを展開可能な他、V字部分からV・W字型のビームを発射可能。
  • メガビームライフル
厳密にはアサルトオプションの専用装備ではないが、本項に記載する。
Vダッシュが装備していたビームスマートガンの発展型。通常出力でもビームスマートガンの2倍以上の火力を持つ。
ミノフスキー粒子下における戦闘では、長距離狙撃兵器は本来ナンセンスだが、V2本体の精密射撃機構とパイロットの類稀なセンスにより、初テストにおいて旗艦ジャンヌ・ダルク(自陣最後方)から出撃直後の敵機を数体まとめて撃墜するという離れ業さえ見せた。この際、地球連邦軍ムバラク・スターン提督をして「当てた!?」と驚愕させている。
  • ヴェスバー
Variable Speed Beam Rifle=可変速ビームライフルの略称。ガンダムF91と違ってバレルが開放型になっているが、取り外しての運用も可能。

V2バスターガンダム

V2-BUSTER GUNDAM


砲撃特化型のバスターパーツを装着した機体。中・長距離に対する攻撃力が飛躍的に向上するが、同時に運動性が低下するため近距離での戦闘に向かない。
アサルト装備同様、追加スラスターは一切もたない。

追加武装

  • メガ・ビーム・キャノン

機体の右側に装備された長砲身のビームキャノン。遠距離から戦艦のビームシールドを易々と貫く威力を有する。
メガビームライフルを更に超える大出力を誇るが、同じく更なる長射程、反して狭い射角から考えれば、上述の通りミノフスキー粒子下においては本来無用の長物に過ぎないはずだが、戦線後方に位置する戦艦を幾隻も撃沈するという多大な戦果を挙げた。(劇中の「ウッソは思ったより艦を墜としていない」という台詞は、逆説的に本機の超高性能を物語っている。)

  • スプレー・ビーム・ポッド
機体の左側に装備された拡散ビーム砲。主に近・中距離における防御手段として使用される。スコープと連動させるとマルチロックオンが可能となる。
  • マイクロミサイルポッド
1基あたり18発を内蔵。これを機体各所に計6基装備する。
弾幕を張る事で、長距離砲戦仕様であるバスターオプションの中~近距離防御を担う。

V2アサルトバスターガンダム

V2アサルトバスター


アサルトとバスターのパーツを同時に装着した状態。所謂「全部乗せ」状態。
元々、両パーツは互いに干渉しない設計となっており、同時に装着することが可能となっている。
両形態の良い所取りのように見えるが、追加パーツによって自重が増加しているため格闘戦が不得手。
劇中の最終決戦で使用された際にはマイクロミサイルポッドとメガビームライフルが装備されていなかった。加えて野戦換装を行ったため、エネルギーが機体各部に行き渡らず本来の性能を発揮できなかったとされる。
そのような不完全な状態であっても、敵艦隊の厚い防衛網に「単機」で強行突入し、装備の破損と引き換えとはいえ多数のモビルスーツを撃墜、敵艦を撃沈した上でV2本体はほぼ無傷で帰還するという、規格外の戦果を残している。

セカンドV

SECOND-V


小説版にV2の代わりとして登場する機体。
Vガンダムの背部(コア・ファイター)に外付けのミノフスキードライブユニットを追加した改造機。V2ガンダムのプロトタイプに位置する。
月面都市セント・ジョセフ近くの秘密工場・コードネーム「テクネチウム」で試作された。

基本フレームがVガンダムと同じである為、最大推力を出すと機体が空中分解するという欠点が存在する。
三倍にも増大した出力によってテール・ノズルと補助スラスターが強化され、肩と膝の装甲も大型化されているが、結果として自重が増加してしまい、格闘戦が不得手になってしまっている。
追加装備としてメガ・ビーム・キャノンとミノフスキー・シールドを装備しているが、これらの装備はミノフスキー・ドライブ搭載による出力強化によって使用可能となったものであり、他の機体が使用した場合ジェネレーターに過負荷がかかり最悪の場合誘爆する可能性も示唆されている。

ゲーム作品でのV2ガンダム

アサルトバスター形態は「スーパーロボット大戦」や「Gジェネレーション」などでは機動力の低下と引き換えに火力が大幅に上昇する最強クラスの形態とされる。
余談ではあるがガンダムの名称としては16文字とトップクラスの長さをもつ(上はガンダムアシュタロンハーミットクラブの18文字)。

ガンダムVSガンダムシリーズ

コスト3000の万能機として登場。
アサルトバスター(AB)形態が時間経過で弾数ゲージが100まで溜まると使用可能な時間制限付き強化形態となっており、
使用時間中は射撃性能が大幅に強化され、終了時には通常時の射撃武装が全回復する。
なお、別にゲージを使い切らなくても手動でパージ可能。
もちろん弾数が残っていればその分早く再使用できる。
ただ、通常時の射撃武装は (最上位コストとしては)特長が無さ過ぎで、AB形態への換装タイミングが重要となる。

生形態(V2)とアサルト形態(V2A)を換装で使い分けつつ、時限強化形態のアサルトバスター形態(V2AB)で戦場を荒らす3形態を駆使する機体。
出撃ムービーで本作オリジナル技V2AB形態フルバーストを披露しているがそれはFBにて実装された。

V2はオーソドックスで使いやすいで強みになる武装は特に無い射撃寄り万能機。V2Aは防御に使えるメガビームシールド他、自衛用の武装に優れるが機動力が低下する形態。
そしてV2ABは『この機体にダウン取られたらすぐ起きるのは危険』といわれることから分かるように、まともにやりあうと下のコストの機体はもちろん、同じく最上位コストの機体ですら危険なほど
原作と違い3形態最速のスピードで高性能の射撃武装を打ち込んでくる超高性能機
その反面、通常とV2Aが3000コストとしては物足りず、その間はいかに凌ぐかが重要である。

余談ではあるが、前作から「通常時よりも重武装のAB時の方が速いのはおかしい」という意見があり、
その意見を開発が汲んでくれたのか否かまでは分からないが、FB時代のアップデートで通常時の機動力が上位クラスに底上げされていた。
これにより弱点であった通常時の自衛力が改善され、ABでダメを取り通常時に逃げる戦法が非常にやりやすくなり、ワンチャンス特化型機体として戦場を荒らしまくった・・・のだが、全国大会後の大型アップデート以降で通常時の機動力が下位クラスに戻されてしまった。

大型アップデートにて大きく使用感が変わることになる。
V2ABが若干弱体化したのに対しV2とV2Aが強化、そして新たにバスター形態(V2B)が追加。遠距離で使いやすい武装群である一方、全ての武装で足が止まってしまうため自衛力に難がある新規形態。
また、弱体化したとはいえ、ABはまだまだ要警戒レベルの制圧力を持つ。
オーソドックスなノーマル・自衛力のアサルト・砲撃特化のバスター、これらに時限強化のアサルトバスターを巧みに使い分ける高い対応力を持つ機体となる。

スーパーロボット大戦シリーズ

映像化されたU.C.系ガンダムで最も後期ガンダムな為、機体性能は高く、特に運動性はνガンダムやF91よりも高く、移動力もモビルスーツトップクラス。
加速力の表現なのか、V2は特殊能力に分身(気力が一定値以上になると確率で全ての攻撃を回避する)を所有している。代名詞の光の翼は基本的に武器として扱われ、その性能は作品でまちまちだが、通常兵器版・ MAP兵器版の双方の存在はほぼ固定されている。
換装システムもあるが、戦闘中の換装はできず、さらに付けると例外なく運動性が落ちるが、付けないと光の翼以外は大したことのない打撃力を欠いたモビルスーツなので、どうしても付けることになる。
アサルトバスター形態は第2次スーパーロボット大戦Gスーパーロボット大戦Dといった作品では条件を満たさした場合のみ換装可能。

なお、

おかしいですよ!!


いや、あれのVはVictoryじゃなくてVoyageのVだから


余談

胸部と頭部にVが2つ並んだデザイン、光の翼などは本機を象徴するビジュアルとして、今なお人気の高い機体でもある。
一方で、機動戦士Vガンダムの監督富野由悠季はそのビジュアルが「玩具っぽい」という理由から、セカンドVに差し替えられている。
特撮番組『仮面ライダークウガ』に、V2ガンダムの1/100ハイグレードのプラモデルが小道具として登場している。
また、SDガンダム外伝では富野氏が作品に対して抱いたイメージを具現化した様な禍々しい姿となっている(富野監督的にはこちらの方が正しいV2ガンダムのイメージと言えるかもしれないが)。

関連イラスト

V2アサルトバスターガンダム
V2ガンダム


V2ガンダム
V2ガンダム


関連項目

機動戦士Vガンダム
ガンダム Vガンダム ガンイージ リガ・ミリティア ウッソ・エヴィン

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