言葉にならない 君の声の数だけ
優しくなれたらよかった
クレジット
作詞:浜口司
作曲:安宅美春
編曲:葉山たけし
歌・演奏:KIX-S
概要
KIX-Sの3枚目のシングル。
1993年11月22日発売。
TVアニメ『機動戦士Vガンダム』の第32話から最終回(第51話)まで、後期エンディングテーマ曲として使用された。
エンディングアニメーションの前半部分は番組の前期エンディングテーマ曲であった『WINNERS_FOREVER~勝利者よ~』と同じ映像の流用であるが、メガビームライフルを構えたVガンダムがフェードアウトして以降の部分は新規に制作された映像である。
後半サビの部分からは「腰サイドアーマーのハードポイントにビーム・カノンを装備したV2ガンダムとV2コア・ファイター」、そして「全裸のカルル」のパートが追加されたものへと変更となっている。
しかし、Spotifyのガンダムシリーズ公式プレイリストにはこの曲が含まれていなかったり(曲の配信はされている)、ガンダムシリーズの主題歌を集めたコンピレーションアルバムに「大人の事情」で含まれなかったりと、『機動戦士Vガンダム』のエンディングテーマだったことがあまりアピールされていない感がある不遇の曲でもある。
『機動戦士Vガンダム』以外にも、1994年の全日本GT選手権のTV中継のOPも実はこの曲の冒頭と末尾をつなぎ合わせたものが使われている(歌は一切入らないよう編集されている)。
なお、ビーイングということでミュージックステーションでもこの曲を披露されたがそのオンエアは1993年12月3日…あろうことか同局で主人公の母親の首が飛んだ話をやった三時間後という狂気のタイミングだった。
Mステの当時のスポンサーがビーイングというだけでなく、『機動戦士Vガンダム』と同じテレビ朝日系列の金曜日放送だったという幾多の偶然が重なり合ってしまった結果である。