概要
ガンダムシリーズの売りの一つ、ガンプラに焦点を当てた毎年恒例の大型イベント。
2006年に東京の池袋サンシャインシティで開かれたのが最初とされる。
所謂「ガンプラの博覧会」であり、ランナーや3Dを介した新技術の公開、過去シリーズのガンプラの完成例と共に歩むガンダムシリーズの歴史、有名人がデザインしたシグネイチャーモデルのガンプラの展示、そして発売が近日予定されている最新ガンプラが先行公開されたりする。
博覧会と並行して注目されるのが、ここでしか入手できない限定ガンプラの発売である。
毎年物販コーナーはこれ目当てに長蛇の列が出来、整理券が配布されるまでに至っている。特に開催日が休日の場合は整理券入手から買えるのが5〜6時間待ちになる事も。
2011年以降はガンプラEXPO限定ガンプラとイベント限定ガンプラの二種類が販売され、2015年以降はプレミアムバンダイ受注品の先行販売も加わった。
EXPO限定ガンプラが品切れになった場合はプレミアムバンダイの専用ページで入力すると通販で対象商品を受注できるようになるパスワード付きのチラシが配布される。いい時代になったものである…ただしEXPOで売れ残った商品やイベント限定商品は対象外なので注意。
開催場所は2006〜2008年まではサンシャインシティだったが、2009年はガンダム30周年を記念して東京ビッグサイトで、2010年はガンプラ30周年を記念して東京ドームシティで行われた。
2006〜2010年までは開催時期は8月下旬だったが、2011年以降は世界各地で開かれるガンプラ作品コンテストが同時開催に伴い11月に変更。イベント名に「ワールドツアージャパン」と付け加えられた。東京での開催場所も秋葉原UDXとなり、同時に国内の投票会場の一つとなっている。また、2009年から東京以外の日本各地の大都市でもEXPOが開かれるようになり、2011年からそこでも投票を受け付けている。
2015年、ガンダムビルドファイターズトライと機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ両方の商業的成功により過去最高のガンプラの売り上げを記録。
これを受け翌年の2016年には8月に前者をフィーチャーした2016 SUMMER サマーをサンシャインシティで、11月に後者をフィーチャーした2016 SUMMER ウィンターを秋葉原UDXで開催という年内に2度EXPOを開くという初の試みがなされた。
2017年には、同年オープンしたガンダムベース東京が実質ガンプラEXPOの都心会場のような役割を果たすようになったためか、初めて東京都心内で開催される事はなかった(単純に「都内」ならば11月〜12月に調布市で開催されている)。そのため「各地で開かれる博覧会」の色が強かったガンプラEXPOは「ガンダムベースから各地方に出張する博覧会」にニュアンスが大きく変わりつつある。