データ
- 身長:62m
- 体重:7万t
- 別名:閻魔分身獣
概要
ザイゴーグの背中の棘から生み出された閻魔分身獣の一体。
全身が青みを帯びて目が白目になり、体を丸めて球状になり突撃するという従来種にはない能力を会得している。
ザイゴーグ、ゴーグアントラーと共に首都を進撃し、初代ウルトラマンと戦う。
最終決戦では初代ウルトラマンと激闘を繰り広げ、球状になっての突撃で追い詰めるが、Xioのアスナ隊員がジオバズーカで放ったゴモラ振動砲と、ワタル隊員がランドマスケッティで放ったゼットンレールキャノンによる妨害を受ける。この間に態勢を立て直した初代マンに対し熱線で応戦するも、八つ裂き光輪で防がれ、最後は投げつけられた光輪を砕いた一瞬の隙にスペシウム光線の照射を受けて倒される。なお、死骸はその場でドロドロに溶け去って消失した。
なお、ゴモラとゼットンは、いずれも初代マンを窮地に陥らせた強豪怪獣でもある。
余談
デザイン画は球状形態のみが新規に描かれ、全身の配色案はファイヤーゴルザのスーツの画像を加工している。配色は青鬼をイメージしており、赤鬼をイメージしたゴーグアントラーと対になっている。また、球状形態への変形は脚本を担当した中野貴雄の提案によるもの
玩具は『ウルトラマンティガ』放送当時に一部デパートで限定販売されていたゴルザ(強化)の流用品である。そのため事実上の再販となった。
ゴルザの登場はティガにちなんだものだが、監督の田口清隆はあえて最終的な対戦相手を初代ウルトラマンにしている。