ロッソグランド
ろっそぐらんど
「セレクト! クリスタル!」
『ウルトラマンビクトリー!』
「纏うは土! 琥珀の大地!」
『ウルトラマンロッソ! グランド!』
湊カツミがウルトラマンビクトリーの力が宿った土のルーブクリスタルで変身した姿。
頭部・胸部・手足のプロテクターの色は土属性を表す黄金色。
TVシリーズで初めて登場した、体色が黄色系のウルトラ戦士となる。
防御とパワーに優れた形態であり、重力や泥を利用して相手の動きを封じる戦い方を得意とする。ただしスピードは低下する(それでもアクアよりはある)。
イサミは当初この特性を見抜けずクリスタルをカツミへ丸投げしていたが、カツミはこれを難なく使いこなして見せた。
ロッソがどちらかというとパワー系の戦士であることを考えると、カツミが使いこなしていたこともあって、ロッソの最強形態とみることもできる。
変身音とBGMは土繋がりかどこか古代の要素を感じさせるオカリナ風で「ソイッ!」や「ヨウッ!」といった合いの手が入るのが特徴。
- グランドエクスプロージュン
メインとなる必殺技。頭上に発生させた岩を相手に投げつける技。
間違われやすいがエクスプロージョンではない。「ウルトラマンフュージョンファイト!」ではブルウインドの「ストームシューティング」との合体技を披露。
- ストライクスフィア
ロッソの各形態共通の球状の爆裂光弾。
グランドの場合は土の光弾をオーバースローのフォームで放つ技となる。
- グラビティホールド
大地に土のエネルギーを流し込み、重力をコントロールする技。
第9話でオーブダークを拘束した。
- グランドコーティング
土のエネルギーを弾丸状にして、マサカリ投法から投げる技。
相手の全身を泥で包んで拘束する。
- グランドジェット
土石流を作り出し、相手をその奔流に巻き込む技。
- 縄文土器作戦
相手をグランドコーティングで包み込み、ブルフレイムがフレイムバーンで焼き固める。
脚本を担当した小林弘利は、重力も大地の力と解釈してグラビティホールドを追加した。
ストロング・ゴモラント - 重力を操作して相手を押し潰すという似た技を持つ怪獣。こちらも土属性である。
ランドドラゴン - 仮面ライダーシリーズにおける、土属性で重力を操れる形態。