概要
ウルティメイトファイナルとなったウルトラマンジードが使用する武器。
別名:必勝激聖棍
沖縄の伝説にある「赤き鋼」の正体で、クシア人のブラン・サデルーナが開発し、グクルシーサーが守っている。
新世代ヒーローズの強化武器としては珍しく、変身アイテムで召喚するタイプではない武器である(武器ではないがストリウムブレスやウルトラフュージョンブレスに近い)。
ギガバトルナイザーとは対になる存在であり、ギガファイナライザーを作る過程でギガバトルナイザーが誕生した。そういう意味ではギガバトルナイザーはギガファイナライザーのプロトタイプといえるかもしれない(それぞれの所有者が親子関係にあるというのも運命的である)。
そんな武器になぜずっと後の時代に開発されたウルトラカプセルを装填できるのかは突っ込んではいけない。
メインカラーは赤で、下部の穂先はエボリューションカプセルを装填しジードライザーでスキャンするスロットになっており、上部の穂先は展開するとジードの目のような意匠が現れる(ちなみに展開前ではさながら青いベリアルの目にも見える形となっている)。
人間大では柄が短くなっているが、変身して武器として使用する際はギガバトルナイザーと同じように長くなる。
持ち主の力を極限まで高めるが、正しい心を持った選ばれし戦士でなければ使用できない。
また「人の想いの強さ」を物理的破壊エネルギーに変換する機能があり、これがギルバリスの特殊な装甲を破る力となる。
また、闇の出自を持つ者に対しては反作用のような反応を示すらしく、当初石に包まれていた状態で握ったジャグラーは呻き声をあげていた(愛琉が正しい心を持った者にしか使えない事を伝えると、ジャグラーは「またこのパターンか……」と毒づいていた)。
『ウルトラマンZ』6話では復活したギルバリス相手に、ウルティメイトファイナルに変身するべくプリミティブの状態で構え、それを妨害するべく放たれたビームを防御するも防ぎきれず変身解除されてしまった。描写からしてファイナライザー自体は破壊はされなかったものの、代わりにジードライザーを損傷してしまった。
『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』でウルトラマンレイガへの合体変身の過程としてロイヤルメガマスターからウルティメイトファイナルにチェンジする際は、僅かな間ながらロイヤルメガマスターの姿でギガファイナライザーを持つという珍しい描写が見られた。
関連タグ
エクスラッガー:同じく想いを力に変える武器。こちらは闇を祓うなど破壊力とは別の方向で力を発揮している。
オーブスラッシャー:前作の劇場版限定武器。
主役ウルトラマンの最強タイプ専用武器