概要
正式名称はEnterprise of Guard and Investigation Survice(警備及び調査を専門とする会社)。実際の警備業法上の第4種警備業を主な業務としている(業法として届出をしている業務)。
宇宙人絡みの事件を専門に取り扱う警察組織・「外事X課」に所属していた佐々木カナが立ち上げた企業であり、日々様々な依頼が舞い込んでくる。
取り扱う事件も数多く、宇宙人絡みの事件の他にもハッカー対策、ワクチンソフト開発等のサイバーセキュリティ業務もこなしているという。
民間企業と言う事もあり、携行武器は銃ではなくトンファー(但し、スタンガンとしての機能が付属)。専用車のベース車は日産エクストレイル。
シリーズでも非常に珍しい「企業」と言う体裁を取っている防衛チームである(厳密な初出は前作のアイゼンテックだが、主人公の所属先としての登場は今作が初)。
依頼事や困っている人々の為とあらば、中身を問わず対処するのが大きな特徴で、外事X課時代のカナの上司だった佐倉が、X課では対処が難しい案件の解決を依頼する事も少なくない。
その一方、あくまで警備会社としての立ち位置故か、依頼がない、または自分達では到底対処出来ない事件の場合、たとえ怪獣が出現しても事態を静観するにとどまるケースもしばしばで、タッコングやニセウルトラマンベリアルの件などに至っては、終始事態を傍観するのみであった。
このように、怪獣や宇宙人への対処を直接の存在意義としていない団体であり、こうした点においても異色の防衛チームと言える。(メタ的な事を言えば『商業的な事情で戦闘機などのスーパーメカを出せない為』であるが、形式としては過去の防衛チームとそれほど変化はない)
最終回の前話で判明した事だが、組織内で社長以外の正式メンバー全員が、実は自身の出自に何かしらの秘密を抱えている(詳しくは各メンバーの記事を参照)。
最終回のエピローグにて、地球人と宇宙人の共存を示す為の、政府公認のモデルケースに認定、下記の宇宙人達を新社員に迎える事になった。
所属人物
社長
実働部隊
オペレーター
試験採用者
新規採用者(警備士)
新規採用者(会計)
協力者
余談
前作『ウルトラマンR/B』では家族を中心にした物語であった為、積極的に謎の追求に向かわせる事が出来なかった反省から、事件に関わる組織として設定された。但し現行警備業法上、事件・事案に直接関与出来るのは第4種警備業のみである為に、主たる業種はこの業種となっている(第1種では施設警備、第2種では交通並びに雑踏警備の為に事案に直接関与出来ない。第3種では運搬警備となるが特殊な場合を除いて関与出来ない。)。
『タイガ』の公式ツイッターアカウントにE.G.I.S.メンバーの業務報告書や日報が掲載されており、日々の活動内容を窺い知ることができる。
初期案では、E.G.I.S.に経理担当の中年男性が居る等していた……が、最終回にて上記の通り、マーキンド星人が会計士となってボツ設定が復活する事になった。
ちなみに一部所属隊員の苗字には宗谷、旭川と北海道の地名が使われているが、北海道出身の田口清隆監督とは関係ないらしい。
オフィスのセットは、探偵事務所をイメージしたシックな木目調とハイテク機器が混在しており、生活感も表現することで民間組織であることを強調している。ヒロユキとホマレは外回りが多いため、専用のデスクはない。
ロゴは読み方が「まもる」という複数の漢字の中から4つを選び、「E」は身を呈して外敵から「衛る」を意味するイージスの盾、「G」は失わないように見「守る」を意味するアテナの目、「I」は主君に真心を尽くして「忠誠」「葵る」を意味する葵の葉、「S」は傷つかないように「護る」を意味するアテナの翼で構成されている。フレーム部分や羽根にはタイガの角を暗に入れ込んでいる。
関連タグ
DEUS AIB 科学特捜隊(ULTRAMAN) - 宇宙人絡みの事件への対処を目的に活動する警備組織。
SSP - 怪奇現象の調査を目的に活動する民間組織。
SRI(怪奇大作戦) - 形式としてはこちらに近い。