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ストレイジ

すとれいじ

ストレイジとは、特撮ドラマ『ウルトラマンZ』に登場する組織。
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概要

ウルトラマンZ』に登場する防衛チーム
日常的に出現する怪獣に対抗するために結成された、地球防衛軍日本支部(GAFJ)の対怪獣ロボット部隊。創設者は日本支部長官のクリヤマ
正式名称は『対怪獣特殊空挺機甲隊』、英語表記は『STORAGE(Special Tactical Operations Regimental Airborne and Ground Equipment)』。

対怪獣特殊空挺機甲(通称特空機)という巨大ロボットを駆使し、怪獣が巻き起こす災害に立ち向かう。
他国の地球防衛軍支部では航空戦力が充実しているが、地球防衛軍でロボットを保有しているのはこのストレイジのみである。また、部隊にはAI(CV:福原かつみ)も搭載されている。
なお、結成理由は日本と言えばロボットだろという鶴の一声だったとか…。

戦闘服やヘルメットなどのデザインはミリタリー感のあるものになっており、派手なものが多かった防衛チームのものとしては珍しい。
また作戦指令室は、従来のウルトラシリーズと比べると割と普通の職場をそのまま使っているような内装。劇中でも予算不足がクリヤマ長官から指摘されているようで、組織的に資金不足という問題もあるようだ。因みに予算は一種の出来高制だが、主戦力であるセブンガーが戦いの度に周囲に被害(それも下手をすれば暴れていた怪獣以上のもの)を及ぼす等であまり目ぼしい成果を挙げられていないようであり、それが予算不足の一因にもなっている模様。実際、劇中では

  • セブンガーによって活動停止したゴメスが突っ込んだことでビルが中破(1話)
  • 鋼心鉄拳弾で活動停止したギガスが倒れたことで無人観測所を全壊。それによって予算追加のための根回しがパーになった(3話)
といった被害を出してしまっている。
途中まで行われてウインダムの開発も、予算を止められたせいで中断せざるを得ない状況になったこともあり後に予算が降りて開発が進行した際も複数企業が関わったせいか本来の設計とは異なる仕様になってしまう弊害が発生するなど、これまでのウルトラシリーズの防衛隊には見られなかった中小企業的かつロボット物らしい模写が見られる。
また、現場の実働隊員が事実上2人しかいないため、投入出来る人員がかなり限られており、7話では一般人の救出作戦に操縦者が全員が出払い、巨大戦力に対して特空機をすぐに出動出来ない事態に陥ってしまっている。

基地に近未来的な豪勢さを持たせるよりも、任務に使うライドメカの整備を優先しているのかもしれないが、ある意味自分たちの使命を最優先させているとも言えるだろう(メタ的なことを言えばあまり基地のセットを派手にしすぎると予算がかさむという製作上の事情と推測されるが、平成ウルトラセブンにおけるウルトラ警備隊等、過去にも普通の職場のような内装の作戦指令室が使われている防衛チームもある)。

また上記の要因の為か、防衛隊ながら花粉症の隊員を重要任務に配置させる怪獣の体組織保存用の冷凍庫に勝手にプリンを保管するなど良く言えばアットホームかつノリの軽くて自由度が高い、悪くいえば危機管理が乏しい場面も多い(とはいえ、前者は先の出動で失態したハルキの名誉挽回のためである一方で、重要な会議に花粉症の隊員を向かわせるのはそれはそれで失礼にあたると思われる。ましてや、新人な上にどこか抜けているため失礼な事を言い出しかねないハルキより、経験のあるヨウコの方がプレゼンに適任であるため、人事判断としてはむしろ正しいとも言える。また、後者はある問題の解決のヒントになった)。

所属・部隊構成

作戦統括・現場指揮

怪獣に対する作戦立案や現場での指揮を担当する。


作戦班・パイロット

特空機を操縦し怪獣と戦う実戦部隊。ローテーション制で操縦と地上任務に分かれて行動。


整備班

特空機のメンテナンスを担当。リーダーのイナバを始め、多数のメンバーが所属。

演:佐藤玲央(サトシ)、角田颯馬(セイジ)、高岡大地(ヒロシ)
イナバの元で特空機の整備を担当する三人組の整備員。

装備研究開発班

特空機の装備や、対怪獣用のアイテムを開発する部門。


上層部

ストレイジを統括する地球防衛軍日本支部。


広報

活動報告を作成、公開する部門。本編には登場せず、公式Twitterアカウントにて活動。

  • ヨシダ・ソウスケ

地球防衛軍

正式には上部組織だが、便宜上記載する。

  • 事務次長
演:ロバート・アンダーソン
短い金髪に青い目が特徴的な外国人男性。
当然普段は英語だが、片言ながら日本語も話せる。
当初はセブンガーのコスパ面からあまり予算を出すことに乗り気ではなかったが、ゼットを苦しめたゴモラ相手に単機で健闘した姿から、予算を出すことを約束した。
幼少期は日本のロボットアニメを見て育った他、歌舞伎のような動きに興奮する等、それなりに日本文化に愛着がある模様。

保有戦力

対怪獣特殊空挺機甲(特空機)

ストレイジが保有する対怪獣・災害兵器。
詳細は当該項目を参照。

その他

ストレイジが保有する特殊車両。
ベースはトヨタ・LQ。

ストレイジの地上部隊が使用するHK416っぽい見た目の光線銃

余談

名前の由来はコンピューターの外部記憶装置を意味するストレージと推測される。

主人公が所属する戦闘部隊的な防衛チームは『ウルトラマンX』のXio以来である。防衛チームは撮影時の予算がかさむ上、玩具売り上げも伸びなかったことから新世代ヒーローズでは採用が見送られていた。一方で、古参のファンからは防衛チームが登場しない(or登場したとしても影が薄い)昨今のシリーズ展開に対する不満の声も散見されていた(製作者サイドとしても作劇上、防衛チームがないというのは同じ町を舞台にせざるをえず、さらに遠くの場所に行かせる場合は毎回その理由を用意しなければならないため、ストーリー展開に限界があるなど一種の枷となっていた)。

本作では、そうした課題をセブンガーやウインダムといったロボット怪獣の起用により克服しようとしたもの(特に予算がかかり、活躍に乏しい上ギミック不足と玩具的にも昨今厳しいものがあった戦闘機の代替としての起用である)。さらには過去に玩具関係者から「ウルトラの玩具はソフビしか売れない。武器は持っていないし、変身道具もシンプル過ぎる」と言われていたのを逆手に取り、ソフビ人形を防衛隊グッズとして販売することもできるようにしたと思われる。
ほかにもSSSS.GRIDMAN超全集での対談で田口清隆と監督の雨宮哲から「深夜アニメの視聴者はアニメを特撮と同ジャンルとしては見ないため、美少女や巨大ロボといった視聴者受けする要素が必要だった。最初からロボットが出てくるグリッドマンはやりやすかった」「そのロボットも人型でなければならず、メカゴジラになるとお客が離れちゃう」という回答をもらっており、その影響もあると推測される。
また企画発表時にはライドメカが合体して巨大ロボットになるのではないかという予想も存在していた。

対怪獣ロボット部隊 ストレイジ!


対怪獣用のロボット戦力を所持している防衛チームは意外にも今作が初(夢オチだったり実は戦闘用じゃなかったという例はある。また、敵のロボット怪獣をある種の鹵獲兵器として戦力化しようとした例もあるが、いずれもろくな事にならなかった)。
個人ならば『ウルトラマンギンガ』の一条寺友也が所有するジャンナインがいる(ちなみに、ギンガには防衛チームは存在しなかったが続編には存在している)。
もっとも、ロボット以外の怪獣も含めればマケット怪獣サイバー怪獣という前例がある。

ステッグのベース車LQは、トヨタが東京モーターショー2019で公表したコンセプトカー。AI「YUI」が内蔵されている、まさに近未来の自動車。
こうした措置の裏事情については、仮面ライダーバイクの事情にも言えることだが、以前よりも法律による規制が厳しくなったことで公道での車両撮影が難しくなり、また撮影車を過剰に装飾すると改造車とみなされてしまうという問題点があった(最近のライダーがバイクにあまり乗らないのもそうした事情が影響している)。LQは未来的な外見や市販車という点を利用し、その問題を解決したと推測される。

6月5日に行われたオンライン発表会での『Z』ファンから寄せられた「セブンガーやウインダムのほかにもロボットが出る予定はありますか?」という質問に対して、監督の田口清隆は「今はまだお楽しみにとしか言えませんが、今後もいろいろな隠し玉を用意しています!」と力強く返答し、ストーリーが進むにつれて様々なキャラクターが画面を彩ることを期待させた。

関連項目

ウルトラマンZ
防衛チーム
ストレージ:発音が同じだが、意味は全く異なる。

パシフィック・リム PPDC:巨大ロボットで怪獣と戦う事から連想したファンも。

特車二課:巨大ロボットで戦う、周辺への被害補償のため予算不足などから連想したファンも。またアニメ版の主人公・泉野明の担当声優である冨永みーなが、セブンガーが初登場したウルトラマンレオ梅田カオル役としてレギュラー出演していた(但し共演はしていない)、実写版では本作メイン監督の田口清隆監督や辻本貴則監督も登板していたなどの共通事項もある。

E.G.I.S. → ストレイジ → ???

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